東京新聞の日曜版別刷りに「過重労働の教員」の特集が掲載されていた。
部活の指導については、ようやく目が向けられつつあるが、問題はそれだけではない。
東京では、副校長の仕事量が多すぎるとして、あれこれと提言や対策が練られたが、私のいる学校の副校長がその恩恵を授かったとは、とても思えない。よく土日に出勤するは、平日も7時台に出勤し、帰りが8時9時も珍しいことではないからだ。
文科省は、「多忙」とは言わず、「多忙感」という言葉を使用して、なにか忙しいことが「気のせい」のような意味合いで使用。本質的な問題をはぐらかしているし。
この特集に書かれている記事、統計をいくつか紹介してみよう。
おもに小学校の教員に関するものだけになるが、詳細は新聞を読んでほしい。
①週当たりの労働時間 50時間~60時間未満 27.1% 60時間以上 72.9%
※50時間未満が0%である。長時間労働の最右翼の建設業ですら、60時間以上は13.7%。医師ですら40.0%
異常としか言いようがない。ちなみに中学校教師は86.9%。恐ろしい調査結果だ。
②OECDの調査、中学校教員の調査だが、調査国平均が週の労働時間38.3時間なのに対して、日本は53.9時間。
唯一の50時間越えの国である。
③小学校教諭の平均出勤時刻は7時31分、退勤時刻は19時4分。在校時間は11時間33分だ。しかも、持ち帰りの仕事の時間が1時間36分もある。1日のうちで13時間も仕事に追われているのだ。まともな生活ができるわけがない。
平均値であることからして、この数字をはるかに越えて、「過労死」寸前、また「過労死」ラインをはるかに越えた過重労働をしている教員は、とてつもない大きな割合で存在していることだろう。
給与の4%分が「特別措置法」により支給されているが、だからといって、この現状を良しとは言えるものではないだろう。
とても4%で納得できるような「働き」の量ではないのだ。
教員の「真面目さ」、そして昨今により鮮明になってきている「従順さ」を利用しての過重労働に早く手を打たないと、それこそ教員、学校、子ども、そして日本の未来は破滅する。
確実に。
部活の指導については、ようやく目が向けられつつあるが、問題はそれだけではない。
東京では、副校長の仕事量が多すぎるとして、あれこれと提言や対策が練られたが、私のいる学校の副校長がその恩恵を授かったとは、とても思えない。よく土日に出勤するは、平日も7時台に出勤し、帰りが8時9時も珍しいことではないからだ。
文科省は、「多忙」とは言わず、「多忙感」という言葉を使用して、なにか忙しいことが「気のせい」のような意味合いで使用。本質的な問題をはぐらかしているし。
この特集に書かれている記事、統計をいくつか紹介してみよう。
おもに小学校の教員に関するものだけになるが、詳細は新聞を読んでほしい。
①週当たりの労働時間 50時間~60時間未満 27.1% 60時間以上 72.9%
※50時間未満が0%である。長時間労働の最右翼の建設業ですら、60時間以上は13.7%。医師ですら40.0%
異常としか言いようがない。ちなみに中学校教師は86.9%。恐ろしい調査結果だ。
②OECDの調査、中学校教員の調査だが、調査国平均が週の労働時間38.3時間なのに対して、日本は53.9時間。
唯一の50時間越えの国である。
③小学校教諭の平均出勤時刻は7時31分、退勤時刻は19時4分。在校時間は11時間33分だ。しかも、持ち帰りの仕事の時間が1時間36分もある。1日のうちで13時間も仕事に追われているのだ。まともな生活ができるわけがない。
平均値であることからして、この数字をはるかに越えて、「過労死」寸前、また「過労死」ラインをはるかに越えた過重労働をしている教員は、とてつもない大きな割合で存在していることだろう。
給与の4%分が「特別措置法」により支給されているが、だからといって、この現状を良しとは言えるものではないだろう。
とても4%で納得できるような「働き」の量ではないのだ。
教員の「真面目さ」、そして昨今により鮮明になってきている「従順さ」を利用しての過重労働に早く手を打たないと、それこそ教員、学校、子ども、そして日本の未来は破滅する。
確実に。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます