としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

ブルー

2004年10月10日 | Weblog
台風は午後3時頃に名古屋に最接近してたらしいんですが、今回は台風の西側だったせいか、風がほとんど吹いてなくて、ただシトシトと雨が降ってるっていう感じでした。拍子抜けというか何というか、少し寂しい気分になったりしながら、土曜だっつうのに会社で仕事する僕って…。

そんなブルーな気持ちを抱えてた1日だったんですが、夜になり、久しぶりにパズーとご対面。あいかわらず気持ちをストレートに体で表現する彼を見ていると、なんか、仕事のこととかでウジウジしてる自分が阿呆らしくなっちゃいました。まぁ、パズーみたいに常に何事にも正直にしてばっかじゃ、人間社会では生きてけないってことは分かってるんですけどね。分かっちゃいるんだけど、いっつも嘘っていう仮面をつけて生きてる自分って、いったい何なんだろう? な~んて深いことを考えて、どんどんネガティブになってく僕なのでした。

が、僕のそんな思いを知ってか知らずか、パズーくん、しばらく自由奔放に遊びまくった末に、疲れたのかマッタリモードに突入。自分の家の上に乗って、昨日の写真と同じようにクラブのママモード突入っすw

しかし、あらためて見比べてみると、まったく違う生き物みたい。成長してないようで、ちゃんと成長してるんすね。僕は成長出来てんのかなぁ?

…なんか最近、ブルーモードっす(涙

ママ?

2004年10月09日 | Weblog
嵐の前の静けさか、しとしと雨が降るくらいで、気持ち悪いくらい風もなく、台風が迫ってきてるとは思えない嫌~な感じの名古屋。最接近するのは土曜のお昼頃らしいから、本番はまさにこれからみたいっす。

な~んてことを思いつつ、時計は午前5時ちょっと前。明日からせっかくの3連休だっていうのに、狙ったかのように来る台風くん、君はいったい僕を苦しめて何が楽しいというんだい? しかしマジな話、台風はもう飽きました。地震もあったし、いい加減にしてくれってな感じっすね。

で、本当ならば今頃は、パズーと一緒に寝てるはずだったんですが、仕事がバタついたせいでお預け状態。仕方なく、しとしとと雨が降る明け方に、昔のパズーの写真を眺めつつ孤独を紛らわす僕がいたりするのです。

っつう訳で、今日の写真は、「あら嫌だ、どうして来てくれないのよ、待ってたのよ、んもぅ、寂しいじゃない」ってクラブのママみたいにしなだれてる昔のパズーっす。って言うか、クラブなんて行ったことないから、似てるかどうかも分からんのですけどね、本当は。なんとなくの雰囲気って奴ですw

んな阿呆なことを書いてるうちに、気持ち風が強くなってきました。でも、今から寝ると目が覚めるのは昼過ぎだろうから、台風くんは通り過ぎた後なんだろうなぁ。昔は台風が来るって聞くだけで血が燃えて、港とかに遊びに行ったりしたんすけどね。今となっちゃ、少しでも寝てたいっていう気持ちでいっぱいっす。あぁ、年は取りたくないなぁ(涙

ぴぐみーくん

2004年10月08日 | Weblog
映画を3夜連続で見たせいか、どっと疲れが出てきはじめやがりました。扁桃腺って言うんでしょうか、舌のつけねが痛くなってきて、めっちゃダル~くなってたりします。う~ん、また風邪なのか? でも、こないだ治ったばっかだし、免疫出来てるだろうから大丈夫なはずなんだけどなぁ…。

とりあえず、薬飲んで早く寝よう、って思ってたんですが、仕事から帰ってきて、はっと気付けば現在午前4時前っすよ、もうたまらんっすよ。あまりにも疲れすぎてるのか、ちょっと楽しくなってきちゃってるしw

っつう訳で、明日も朝から会議だったりするんですが、こないだ行ったペットショップのピグミーくんの写真でも眺めながらとっとと寝ようと思うです。

でも、なんか目が冴えてきたしなぁ。僕の体、いったいどうなってんだ?

安心されよ

2004年10月07日 | Weblog
昨日の雨が嘘のようなどピーカンな空の下、自転車で配給会社を回ったりしてヘロヘロに。ホント良い天気だったから最高のサイクリング日和だったんですが、汗だくになったりして体力的に少々キツかったっす。

でも、夜になって温度は急激にダウン。Tシャツの上に1枚シャツを羽織り、昨日ちらっと書きましたが「ハウルの動く城」の試写会に行ってきましたです。

内容は…内緒にしといた方がいいかなぁ。たぶん、これはみんな見ると思うので、あんまり書かないことにしときます。いろんなことグダグダ書いちゃうと、これから見る楽しみが半減しちゃうと思うし。

ただ、一言だけ言うとすると、「安心されよ、やっぱりジブリはジブリ」って感じかなぁ。…って、それだけじゃ何のことかさっぱり分かんないっすね(汗w

ほとんど前情報っていうか、ストーリーとか全然分からなかったから、いくらジブリ作品って言っても、本当に大丈夫なのかなぁ、主役がおばあちゃん? 主役の声をキムタクって、ちゃんと出来んのか? とか、僕の中で不安要素だらけだったんです。が、いざ蓋を開けてみると、そこはまさにジブリワールドが広がっていて、最初の数分で不安は全部吹き飛びました。中でも、キムタクの声が予想以上にハマっててびっくり。宮崎作品にはお約束の飛行シーンもばっちりあるし、まさに夢見心地の2時間ちょうど、って感じだったんです。

まぁ、ものすごくあっけなく終わるストーリー展開や、18歳の少女と90歳のおばあちゃんの声を演じる倍賞美津子の少女の頃の声が違和感ありすぎなところなどなど、文句つけたいところももちろんあったりもするんですが、このくらいならOKでしょって感じだと思いますです。

ただ、良くも悪くも、宮崎作品の集大成って感じがして、ひょっとしてこれが最後の作品になっちゃったら嫌だなぁって、一ファンとしてちょっと思いました。「風の谷のナウシカ」+「天空の城ラピュタ」+「もののけ姫」+「千と千尋の神隠し」÷「魔女の宅急便」っていう感じなんすよね…。

って、書かないとか言っときながらめっちゃ書いちゃいましたが、これくらいならネタばれになってないので大丈夫だと思います、安心して見に行っちゃって下さいw

…でも、やっぱり僕の中では僕的生涯映画ベスト3に入ってる「天空の城ラピュタ」を超えなかったのは事実なんだよなぁ。(愛犬パズーの名前も、もちろんそこから来てたりします)まぁ、それは僕の超個人的意見なので、参考にも何にもならないと思いますがw

「ハウルの動く城」
http://www.howl-movie.com/
11月20日(土)より、全国ロードショー
C 2004 二馬力 TGNDDDT

骨太

2004年10月06日 | Weblog
今日は1日ずっと雨だったんですが、本格的に涼しく、っていうか、どっちかっていうと寒くなってきました。でもそれは、昨日の反省もふまえてTシャツ1枚で出勤したからかも。まぁ、予想通り会社の中ではウチワパタパタ続行中なので、問題なしだったりもするんですが(汗

そんな中、今日の夜も試写会へ行ってまいりました。実は明日も夜の試写会があり、名付けて秋の夜長の試写会3連発! って、今思いついて書いただけだったりするんですがw、今日はその中日って訳なのです。で、今日見たのは11月公開予定の「血と骨」っつう作品で、ビートたけし主演の壮絶な人間ドラマでした。

どこまで本当かは分からないんですが、梁石日っていう作家さんが、父親をモデルにした原作小説の映画化作品。1920年代に済州島から日本へ渡ってきた朝鮮人が、暴力で家族を酷い目にあわせながら力強く生き抜く様を描いた物語です。ビートたけし演じる主人公の壮絶で無茶苦茶な生き様が、これでもかってなくらいの暴力の中で描かれていきます。

監督が崔洋一っていう骨太な作品を撮ってきた方なので、今回はまさに真骨頂とでも言うんでしょうか。前作は『クイール』っていう盲導犬をテーマにした優しい作品だったのでアレ?ってな感じだった崔監督ファンな方なら、大満足出来る1本だと思います。

僕はそんなに崔監督ファンでもないんですが、戦中、戦後を図太く生き抜いた男の姿に、哀しみと感動を感じることが出来ました。でも、やっぱり不満点は多々あったりもするんですけど…。

まず、主役のビートたけしさんの演技が、少しひっかかっちゃったんです。原作はもちろん、映画の設定も主役の金俊平っていう男はもの凄い暴力で周りの人間をひれ伏させて自分勝手に生きていく、っていう人間なんですけど、正直、言うほど怖くなかったんです。

もちろん、お笑いはまったくナシで真剣演技です。暴力も自分の嫁や子供をバシバシ蹴るわ殴るわで酷いもんなんですが、たけしさん、興奮すると声が高くなるから怒鳴っても怖くないんすよね。もう少し低ければスゴ味もあるんだろうけど、キンキン声でまくし立てられたってねぇ、って思ってしまった訳なのです。筋トレして体を作って撮影に入ったってことなんですけど、でもやっぱ失礼だけどおっちゃんだし、見た目もそんなに強そうに見えないんすよね。

それなのに、周りの人間は必要以上に怖がってて、反撃しやぁいいじゃん!って思わずスクリーンに突っ込む僕。あぁ、映画の見方がひねくれてるなぁ…(汗

そして何より、僕が見る前に、事前に見た配給会社の方から「この作品は凄いっすよ~、ビビリますよ~、覚悟して見てくださいね~、傑作っすよ~」って散々吹き込まれたこと。たぶん、これが一番いかんかったのかもしれないっすね。映画はやっぱ、何の情報も入れずに見た方が新鮮さもあるし、感動の度合いも全然違うだろうし。何も聞かないまま見てたら、また感想は違ってたかもしれないっすからね。なので、映画好きな人は僕のブログ見ない方がいいかもしれないっす。

っつう訳で、あんま期待しないで見にいけば、きっと楽しめると思いますですw まぁ、話が話なので、見終わった後は爽快感なんて微塵も感じないだろうし、めっちゃブルーになっちゃうと思いますけど、秀作ではあると思うので興味がある方は見てみてはいかがでしょうか? …んん、なんか僕偉そうだな、すんません(汗

で、明日の最終日はジブリファン必見!な「ハウルの動く城」でございますです。巨匠、宮崎駿監督作品なだけに期待は高まっちゃってるんですが、今日の反省をふまえて、あんまり期待しないで見に行こうと思いま~すw

「血と骨」
11月6日(土)より公開
http://www.chitohone.jp/
C 2004「血と骨」製作委員会

ぱたぱた

2004年10月05日 | Weblog
名古屋は一気に涼しくなってきて、久しぶりにシャツを羽織って出社。さぁ、仕事を始めようと思った途端、何故か汗が出てきました。ん? なんでこんなに暑いんだろう、と思って空調を見てみると、なんと28度の暖房になってる! そう、うちの会社は女性の方が多いせいか、寒がりばっかりなんです。そのおかげで、シャツを脱ぎ、Tシャツ1枚になってウチワをパタパタする僕っていったい…。

っつう訳で、仕事はあんまりはかどらなかったんですが、夜になり、「ターミナル」っていう映画の試写会に行くために外に出ると、めっちゃ涼しくて良い感じ。はぁ、やっと生き返ったよってなもんでした。「ターミナル」も予想してたより面白く、見終わった後、涼しさも手伝ってか晴れやかな気分になれたし、終わりよければ全て良しって感じでしょうか。

「ターミナル」は、スティーブン・スピルバーグ監督がトム・ハンクスを主演に迎えて撮ったドラマなんですが、祖国がクーデターで無くなってしまった男が空港に足止めされ、仕方なく空港の中だけで生活する、っていう物語。んなアホな、っていう設定なので、正直こりゃダメだろう、って思ってたんですよ。実際、先行して公開されたアメリカでは、いまいちヒットしなかったみたいだし。

が、そこはやっぱり腐ってもスピルバーグ作品。同じくトム・ハンクス出演作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」で見せてくれたような小気味良い演出が心地良い、なかなか面白い人間ドラマになってました。ある約束を守るためだけに、いくら苦しくても空港で時を待つ主人公。最初は彼を疎ましく思っていたものの、彼の魅力に魅せられていく空港で働く人々。そして主人公が思いを寄せるスッチーなどなど、出てくるキャラクターがみんな魅力的だったんです。

まぁ、主人公をトム・ハンクス、ヒロインのスッチーをキャサリン=ゼタ・ジョーンズっていう名優さんたちが演じているので、役の魅力に彼らの演技力も合わさってただけなのかもしれないんですが、映画はキャラだ、って思ってる僕から見ると、大傑作とはお世辞にも言えませんが、なかなか良い作品だなぁ、と思ってしまった訳です。

もちろん(あんまり書くとネタバレになるので自粛しますが)中盤で明かされる主人公が空港で待つ理由などにちょっとジーンとしちゃったし、ストーリー的にもイケてると思いますよ。見終わった後、空港で暮らしてみるのも悪くないかも、なんて思っちゃったし、名優さんたちの演技、魅力的な空港のセット、そして監督の演出という3つの要素が上手く絡まってるなぁ、と思いましたです。

と、なかなか良い気分で試写会場を出て会社へ戻った訳なんですが、やっぱり社内はボッカボカ状態。当然、僕は汗だくになってパタパタする訳です。もっともっと涼しくならないと、僕が快適にお仕事出来る環境にはなんないんだろうなぁ。トム・ハンクスは約束を守るために空港で待ってたけど、僕はいつまで待てばウチワを手放せるんだろうか…(泣

「ターミナル」
12月より、全国ロードショー
http://www.terminal-movie.jp/

おつかれ

2004年10月04日 | Weblog
この週末、いつもの如くパズーと一緒に過ごしたんですが、仰向けで大の字になって寝るパズーを見ながらニヤニヤしたりするなど、我ながら、情けないと言うか何と言うか…。まぁ、一週間に1回のことだからいいか、と自分で自分を慰める僕なのでした。

そんな中、パズーのオヤツがなくなったので近所のペットショップに行ったんですが、そこのお店は犬や猫だけでなく、いろんな動物がいる店だったんです。熱帯魚がいたり、でっかいオウムがいたり。カメレオンとか蛇などの爬虫類系はもちろん、陸ガメやらミニブタなどなど、なんでもござれのラインナップでめっちゃ楽しんじゃってる僕がいました。

なかでも、ピグミーマーモセットっていう小さなお猿さんもいて、かなり心惹かれるもんがあったんですが値札を見てびっくり仰天。なんと480,000円! 檻の向こうからジーっとこっちを見てる彼らと目があった時にビビっときたんですが、さすがにそのお値段だと手が出せる訳もなく、トボトボと家路につく僕だったのでした。

その他、季節はずれのカブトムシとかタガメとかの昆虫系もたくさんいて楽しませてもらったんですが、一番面白かったのはプレーリードッグくん。あまりに見られ過ぎて疲れたのか、写真のように檻にもたれかかって居眠りしちゃってました。しかも、最終電車にいる酔っぱらいのおじさんの如く、徐々に首が横に倒れていって、カクってなって目が覚める。だけど眠気に耐えられず、また徐々に首が倒れていって…っていう繰り返しで、一緒に行った飼い主様とふたりで大笑いしちゃってました。

その後、少しパズーと戯れて泣く泣く一人の部屋に帰ってきた訳なんですが、やはり襲ってくる寂しさに押し潰されそうな僕。ここは一つ、ローンでも組んでピグミーくん買っちゃおうかなぁ…。

ひねくれもの

2004年10月02日 | Weblog
やったぁぁぁ!
中日ドラゴンズ、悲願の優勝っす!!

…と、社内はめっちゃ盛り上がってたらしいんですが、その頃僕は、携帯も圏外になっちゃう薄暗~い地下4階の試写室で「珈琲時光」の試写会をやってました。まぁ、別にドラゴンズが勝とうが負けようが、僕的には全然関係ないからどうでもいいんすけどね。

もともと、野球に限らずスポーツ全般、いわゆる“観戦”ってのがどうも楽しめないんすよ。人がやってるとこ見てるより、自分でやった方が楽しいじゃん、って思っちゃう人なんです。そりゃ中日の選手とか監督とかは嬉しいだろうけど、それを見てるだけのあなたたちは、いったい何がそんなに楽しいねん、って思わずにはいられなかったりする僕って変なんでしょうか? 自分でプレイして、気持ち良い汗流した方が何倍も楽しめるんじゃねぇの?って感じなんすけど。

だから、こないだまで盛り上がってたっぽいオリンピックってのも、何が面白いの?状態だったんすよね。テレビとかでは盛んに「感動をありがとう!」って言ってたけど、選手たちは自分がやりたいから、とか、自分の名誉のためとかでやってる訳で、別にあんたを感動させるためにやってんじゃねぇよ、って感じじゃないのかなぁ? な~んて、捻くれもんの僕は冷ややかに眺めてたりしました。

とは言うものの、感動して嬉しさのあまりに泣いてる人たちを見てると、凄く羨ましくなったりもするんですよね。特にプロ野球のファンの人たちなんて、ペナントレースやってる半年間くらいは、今年はいろいろあったけど、それこそ毎日楽しめる訳だし。熱く純粋に感動出来る人たちを見ていると、憧れにも似た気持ちを抱いたりもするんすよね。

そんなことを考えながら、とぼとぼと部屋に帰ってきた訳なんですが、街中では、そっこら中で酔っぱらいさんたちが「うぉーーー! 優勝ーーー!」って訳分からない雄叫びを発しておられました。そして、その横にはゲーゲー言ってる人たちがいっぱいで…。

やっぱ、ゲーゲー吐くより、自分でスポーツして気持ち良い汗流す方がいいやw