としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

ちきん

2005年08月11日 | Weblog
もうすぐ盆休み。ただそれだけを自分に言い聞かせ、今日も炎天下の下、自転車を走らせて取材会場まで行ってまいりました。

今日は、こないだここでも書いた「容疑者 室井慎次」のキャンペーン。監督の君塚良一さんと、亀山プロデューサー。そして主演の柳葉敏郎さん、田中麗奈さんの4名という大所帯。外も暑かったんですが、それ以上に熱いみなさんの、熱いお話が聞けました。

まず、監督さんとプロデューサーのお二人にお話を聞き、その後、4名集合しての会見に参加、という感じだったんですが、まずは監督&プロデューサーの熱さにびびり、その後、柳葉さんの熱さにもっとびびるっていう感じ。みなさん、やっぱりここまでヒットしたシリーズをやってこられたっていう自負があるせいか、かなり思い入れが強いんだなぁ、という印象でした。

監督&プロデューサーにお話を聞く時なんて、こちらが1つ質問をすると、何倍にもなって帰ってくるっていうんでしょうか。お二人とも、そこまで聞いてないよってなことまで次から次へと帰ってくるもんだから、まぁ、聞いてるこちらは楽で良かったんですけどね。

で、柳葉さんはと言えば、室井っていう役が可愛くて仕方ないっていう感じ。役のイメージとは違い、満面の笑みを見せながら「演じているつもりはないんですよ。室井が僕の体に降りてくるっていうんでしょうか」なんてことを言い出し、「信頼出来る、いい友達という感じです」とまで言い切ってくれてました。愛しくて仕方ないんだろうなぁっていうオーラを出しまくりながら喋っているので、聞いているこっちまで、なんかポワ~ンとしてきちゃいました。

そんな中、少々寂しそうだったのが田中麗奈さん。撮影現場では、室井が降りてきている柳葉さんはずっとしかめっ面で、休憩中とかも、全然喋ってくれなかったそうで、寂しい思いをしたんだそうです。でも、最後に「次回作は?」っていう質問に亀山プロデューサーが「久美子(田中麗奈)と室井のラブストーリーなんていいかもしれないですね」って冗談交じりに言うと、「よしっ!」と小さくガッツポーズとってる田中さん。その姿が、なんか妙にキュートでした。

んなことより、どうしても聞きたかったことがあるんですが、チキンな僕はやっぱり聞けませんでした。それは、噂話として囁かれてる、青島を演じる織田さんと柳葉さんの不仲説。ホントのところはどうなのよ?って聞こうと思ってたんですけど、やっぱり、本人を目の前にすると、どうしても聞けなかったっす。

たぶん、織田さんも役に入りこむタイプのような気がするし、柳葉さんがこんなんだったら、衝突とまではいかなくても、撮影中はピリピリムードになっちゃうんだろうなぁ、と自分の中では解釈したんですが、真相は闇の中。ああ、チキンな自分が情けない…

まぁ、なにはともあれ、僕的にはそんなに嫌いではない作品なので、ヒットしてくれるといいなぁ、と思ったりしております。まぁ、前にここでも書いたように、これまでのシリーズと違うテイスト、君塚さんの脚本の突っ込みどころ満載なストーリーなどなど、不安要素は多々あるんですが、そこはやっぱり「踊る」シリーズ。僕なんかが心配しなくても、ヒットしちゃうんでしょうけどね