昨日はラジオを聞きながら育苗ハウスの妻面の修理をしました。パイプやビニペットを切ったりつなげたりしてボチボチ作業を進めました。
ラジオからは在京放送局が連動して防災情報が流れてきました。そして午後2時46分にはラジオも東日本大震災の犠牲者の皆様に黙祷を捧げていました。その合図に合わせて畑で黙祷をさせて頂きました。
当時の犠牲者の皆様は当然ですが今も原発事故の影響で故郷に帰れない皆様にはお慰めの言葉もありません。
地震の時いちごハウスの中で仕事をしていて地震を感じ立とうとしてふらついた事を覚えています。南北のハウスの角パイプの柱が東西にかなり揺れたのを初めて見て身の危険を感じました。
そして津波の映像には自然の恐ろしさをまざまざと見せつけられた事を覚えています。
そんな被災者の皆様から思えば大した事ではありませんがあの日以後いちご狩りの団体様は全てキャンセル、個人のお客様も自粛ムードでほとんどいらっしゃらずいちごの収穫が間に合わなくなってしまいました。次の年もなかなかいちご狩りは回復しませんでした。
そして放射能の影響も農産物に懸念されまじめてハウスの中のいちごも放射能検査をしました。幸いいちごからは検出されず安全が確認されましたがこの辺の山菜、筍、椎茸、猪肉から検出され出荷がしばらくできませんでした。
当時たまたまいちご部会の役員だったので色々な方面にいちごのPRに行きました。
この時原発が壊れたらとんでも無い事になるのを知りました。
いろいろYouTubeを見ていたら2006年3月1日に予算委員会で吉井英勝元衆議院議員が
福島原発の冷却水の質問をしてました。
