昨日の朝はとても寒く氷も張りました。午前2時、寝ている部屋から微かにハウスの暖房機の送風音が聞こえるので暖房機の異変に気がつき様子を見に行くと不着火で送風だけ稼働していました。非常時に使うスイッチを入れても火がつかず1時間ぐらいいろいろしたのですがダメで帰ってきて夜が明けるまでいろいろ考えてました。外気温が−3℃ぐらいまでは耐えられるかとかとにかく胃がキリキリするほどでした。



こんな小さなコンプレッサーでも役に立ちました。
明るくなって確認すると重油タンク配管よりの油漏れが確認できたので応急処置で融着テープを巻いたのですが水道用だったので溶けてしまい失敗、アルミテープを巻いて様子を見ましたがポタポタと微妙に止まりませんでした。

7時半になって業者さんに連絡するとなるべく早く見に行きますと返事をもらい少し安心しました。
たまたま母の定期受診のため8時に病院にむかい帰って来たのが11時過ぎ、業者さんが来て見てくれましたがそもそも配管が30年位経っているので下手にネジ類をかまうと取り返しのつかない事になりかねないとの判断で同じ業者さんの暖房機関係ならメーカーより詳しい信頼のできる方に連絡したくれ助っ人に来てくれました。
その助っ人の業者さんが慎重に慎重に劣化している部分をはずしてくれました。

そこからそのねじやまに合う部品をホームセンターに探さに行ったんですがなかなか時間がかかりやっと見つかり帰って来たのが4時過ぎもう薄暗くなってきました。ヘッドライトを点けての交換作業終了、これで安心してタンクのバルブを開けて油がくるのを暖房機側で待っていても油のくる気配無し、業者さんがこれは配管がどこかでつまっているとそこでこれはもうダメだと諦めました。3人でいろいろ対策を考え新しいタンクを用意してやった方が良いとの案があったのですが自分がコンプレッサーで配管を吹いてみたらどうですかね?と言ったらそれ良いかもやってみようという事になってやってみました。それがもう午後6時ごろ、コンプレッサーで吹き続けて少し経った頃暖房機側の業者さんの大きな声、出た!その後配管の中に残っている重油が全部出して風だけが出てくるまでコンプレッサーを使い開通しました。その30分後には暖房機無事着火しました。
真冬の暖房機の故障、一晩で今ついている花や果実が全滅になる事も充分考えられます。
今回は普段から信頼している業者さんとそのまたつながりの業者さんの連携プレーで救われました。
コンプレッサーが頭に浮かんだのは油の配管は消防署が検査するのですがその時繋ぎ目に石鹸水を塗りコンプレッサーで圧をかけてやっていたのを思い出したからです。

こんな小さなコンプレッサーでも役に立ちました。
昨日はヒリヒリした一日でした。