なんかイラクで拘束されてたイタリア人女性ジャーナリストが無事解放された時に、検問にあたっていた米軍と「なんかよく分からないいさかい」があって、「誤射」されてしまいシークレットサービスの人が一人死亡するという事件がありました。この報道に関してブッシュ大統領がベルルスコーニ首相に「遺憾の意」を電話で伝えた、というニュースなんだけどこの「遺憾」って言葉なんか違和感無い?日本のメディアはすぐにこの言葉を使うんだけど、どんな内容でもこの言葉で済ましてしまってる気がする。人が死んだ時も汚職が発覚した時も事件が起きた時も地震被害にあった時もなんでも「遺憾」。辞書を引くと「残念に思うこと」と書いてあって用法に間違いは無いとは思うんだけど、なんでもかんでも使われすぎてて「重要度」が分かりづらい気がする。
それにしても、今回の事件では実際に亡くなった人はシークレットサービスの人なんだけど、くだんの女性ジャーナリストが「無事解放された」事に焦点が行きすぎではないかい?「無事解放された→でも米軍に襲撃された→女性は怪我したけど無事だった」という論点なんだけど、前半の内容と後半の内容は全然違うもので、本来は「無事に解放されてイタリアに戻ってきた」と「途中で米軍に襲撃されて女性は軽症ですんだもののシークレットサービスが一人死亡した」の2種類のニュースだと思う。「人が一人殺されているんだぞ!」と強く言いたいっ。どうも報道がアメリカに遠慮気味な気がするけど気のせいか?なんかハッピーなニュースに加工されてるけど、ちょっと論旨がおかしいよね!
それもこれも「遺憾」という言葉で「残念」の意味を重要度にかかわらず使用することの弊害のような気がする。基本的にいくら緊張状態にある場所とは言え、自国の軍隊が他国の一般人を「殺してしまった」事に対しては「遺憾」とかではなく「陳謝」じゃないかと思う。ブッシュが英語でどう表現したか知らないし、一国の首相として「平謝り」はできないのかも知れないけど、「遺憾」なんて表現は適切じゃないと思うな。
それにしても、今回の事件では実際に亡くなった人はシークレットサービスの人なんだけど、くだんの女性ジャーナリストが「無事解放された」事に焦点が行きすぎではないかい?「無事解放された→でも米軍に襲撃された→女性は怪我したけど無事だった」という論点なんだけど、前半の内容と後半の内容は全然違うもので、本来は「無事に解放されてイタリアに戻ってきた」と「途中で米軍に襲撃されて女性は軽症ですんだもののシークレットサービスが一人死亡した」の2種類のニュースだと思う。「人が一人殺されているんだぞ!」と強く言いたいっ。どうも報道がアメリカに遠慮気味な気がするけど気のせいか?なんかハッピーなニュースに加工されてるけど、ちょっと論旨がおかしいよね!
それもこれも「遺憾」という言葉で「残念」の意味を重要度にかかわらず使用することの弊害のような気がする。基本的にいくら緊張状態にある場所とは言え、自国の軍隊が他国の一般人を「殺してしまった」事に対しては「遺憾」とかではなく「陳謝」じゃないかと思う。ブッシュが英語でどう表現したか知らないし、一国の首相として「平謝り」はできないのかも知れないけど、「遺憾」なんて表現は適切じゃないと思うな。