箱根駅伝２０１２その5・全日本大学駅伝2011予想

全日本大学駅伝が近づいてきました。１１月6日（日）、８：００からテレビ朝日系列で中継です。
恒例の（大げさな？）ｔｅｒａ日記予想をいたします。

早稲田・駒澤・東洋の3強に、 明治・東海が迫る戦いとなりそう。

各校の戦力を分析してみます。

上位が予想される３校のエントリーメンバーと公表されているタイムを昨年と比較してみました。

5000メートル13分50秒・10㎞28分50秒以上の記録を持つ選手は赤字、
5000メートル14分10秒・10㎞29分10秒以上の記録を持つ選手は青字で、レベル分けしてみました。

早稲田　今年のエントリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 赤4・青4　　　　　　　　　　　　　　　　　

4年  矢澤 28.45・三田 28.58・大串29.03・安永14.22・亀山14.27
3年　平賀28.41・佐々木28.58・前田 28.54・市川 29.22
2年  大迫 28.35・志方 14.07
1年　山本28.38・田口14.28

　　　参考　昨年のエントリー　　　　　　　　                  　（赤4・青5・結果1位）

　　　4年　猪俣 14.05 ・高野 14.17・北爪 14.17 ・中島 29.25
　　　3年  矢澤 13.43・八木 13.57・三田 14.02
　　　2年　平賀 28.41・佐々木 28.58・前田 14.05・西城 14.23
　　　1年  大迫 28.35・志方 28.38

                                          　　　　                       
駒澤　今年のエントリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 赤6・青4
4年　井上 13.58・高瀬 14.12 
3年  上野 13.46・撹上 28.03・久我 28.32・千葉 29.30・後藤田14.04・西澤28.51
2年　由布 13.42・ 窪田 13.49・郡司 14.11　
1年　村山13.47・中村13.55

　　　参考　昨年のエントリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（赤2・青7・結果2位）

　　　4年　飯田 14.14・藤原 14.26
　　　3年　井上 14.06・高瀬 14.29 
　　　2年  上野 13.47・撹上 13.50・久我 13.51・千葉 13.51・後藤田 14.04
　　　1年　由布 13.45・ 窪田 13.55・岸本 14.08・郡司 14.13


東洋　今年のエントリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　赤1・青8
4年　柏原  13.55・川上13.57・田中 14.02・佐藤14.14・山本14.12・宇野14.08・八木沢14.09
3年　市川  14.02 
2年　設楽悠 14.07・設楽啓 13.44・日下14.10・定方14.13・大津14.15
1年　なし

　　　参考　昨年のエントリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（赤3・青2　・結果3位）　　   

　　　4年　大津 28.45・本田29.19・ 高見 29.30・・千葉29.42
　　3年　柏原  28.35・川上13.46・田中 14.01・佐藤29.23・山本29.37
　　2年　市川  28.54・渡辺  29.26 
　　　1年　　設楽悠 14.16・設楽啓 29.16

3強のエントリーは、早稲田・・・赤レベル4、青レベル5  計9名
　　　　　　　　　　　　　駒沢大・・・赤レベル6、青レベル4　計10名
　　　　　　　　　　　　　東洋大・・・赤レベル1、青レベル8　計9名
その他の大学　　　  明治大・・・赤レベル2、青レベル8　計10名
                             東海大・・・赤レベル2、青レベル0　計2名
　　　　　　　　　　　　　日本大・・・赤レベル2、青レベル1　計3名
　　　　　　　　　　　　　中央大・・・赤レベル0、青レベル4　計4名
　　　　　　　　　　　　　日体大・・・赤レベル0、青レベル2　計2名
　　　　　　　　　　　　　青学大・・・赤レベル0、青レベル2　計2名

このように見てくると、早稲田・大迫、東洋・設楽啓太に匹敵する実力者6名をそろえた駒大の戦力レベルが抜き出ています。そして、早稲田・東洋は、昨年よりは上級生の調子が上がっていません。ただし、どの選手も実戦経験豊富で層の厚さがあります。

 ３校の他、明治は、鎧坂・菊地だけでなく、青レベル8人という強さは駒大に匹敵する戦力です。また、東海は、青レベルには層の薄さがありますが、村澤・早川の2トップは脅威です。
箱根駅伝に出られない日大の奮起も期待したいところです。

さて、優勝候補は、駒大ですが、序盤の上位安定がカギでしょう。4・5区でトップに立てれば逃げ切れると思います。その次は、早稲田・東洋のしのぎ合い、4年の戦力充実の東洋が一歩リードか。さらには、1～2分差で8区の鎧坂にタスキが渡ったときは、明治の逆転劇が見られそうです。

その他、各区間で、他大学の留学生の活躍も見られそうで、見所満載です。

 ==駒大ファンの皆様へ==

出雲は残念な結果でしたが、今回はかなり確実性は高いと思います。１区～３区がカギですね。特にここのところ失敗が多い１区。
８人の選考については、実力が拮抗していて、嬉しい悩みかも知れません。他校ならば間違いなく補欠の選手もエース級だと思います。

順当ならば、出雲のメンバーに井上を入れた7名は不動かと思いますが、残りの1枠には、千葉・後藤田の常連組を使うか、4年生の高瀬か、これからの活躍が期待される西澤・郡司。そして、将来が楽しみな1年の中村。悩むところですね。箱根のことを考えると初駅伝組を使っておきたいですね。

あるいは、7人の中から、村山など・・・出雲で不調だった選手がもう一人入れ替わるかも知れませんね。8人目の候補は、ここのところ好調な西澤か、1年中村か。。。

 私の予想オーダーです。

１区攪上・２区上野・３区村山・４区井上・５区由布・６区久我・７区中村・８区窪田　　（補欠：千葉・西澤）

出雲同様、早稲田・東洋との争いになると思われます。１区から、5位以内を目指して推移してほしい。明治との差に注目しているのも面白いかも知れません。

ここで負けるとハコネは厳しい！