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箱根駅伝2015 その2 全日本大学駅伝展望

いよいよ明日、全日本大学駅伝が開催されます。

出雲駅伝が中止となり、ずっと待ち焦がれていた駅伝シーズンの開幕です。最近の大学駅伝は、戦力が拮抗しているため、先手必勝型が多くなりました。出遅れると取り戻せないため、主力を前半に投入するのです。

今大会もその傾向が強く、以前多かったアンカー逆転勝負のパターンを狙うのは、オムワンバのいる山梨学院くらいで、他校は、1区にエース級をつぎこんでいます。全26チームのうち、半分の13校が、1万m・28分台、5千m・13分台の選手を1区に起用しています。

例年にない熾烈なスタートダッシュの争いが展開しそうです。注目は、、学生長距離界に新星のごとく現れた京都大学の平井選手です。もう一つの注目点は、今年から区間オーダーの変更が認められ、昨日の発表から一部が変更になり、他校の出方を見た結果、さらにこの傾向が強まりました。先ずは、優勝候補の駒沢が、エースの村山を1区に配置してきました。そして、先の予選会でも堂々の日本人1位を獲得した弟の城西大の村山鉱太との兄弟対決は見ものです。平井選手との争いも見ごたえがありそうです。その他、東洋の服部兄弟も1区・2区へと変更になり並べてきました。明治の文元、青山の一色、第一工大のカリウキなど、強豪がズラリ。例年にないエース対決の1区です。

展開としては、どちらにしても1区では大差がつきにくいので、問題は後続が少しのリードをつないでステップアップが出来る層の厚さが求められます。その意味では、やはり駒大が有力です。

村山ー中谷ー西澤ー中村ー工藤ー西山ー黒川ー馬場 の布陣です。好調ならば、2区でトップに立てる可能性があります。問題は4区の中村。調子を落としていただけに不安を感じますが、ここで本来の走りが見られれば逃げ切りも可能でしょう。また、5区の工藤は1年生で未知数です。このあたりが活躍すればハコネに向けて磐石ですね。いずれにしても、飛び出し逃げ切り型の戦術と言えます。最近の駅伝はこの傾向が強まりました。

対抗の一番手は、明治と予想します。8区までムラなく推移しそうです。そして、青山、東洋が最後のアンカーまで実力者が揃っているため、もつれた場合は面白いかも知れません。優勝には届かないまでも、健闘が期待されるところが予選会で好調だった神奈川と東海の神奈川県勢です。これらと争うのが山梨と早稲田あたりと予想します。

予想順位  駒大ー明治ー青山ー東洋ー山梨ー東海ー早稲田ー神奈川ー中央学院ー城西ー第一工業ー大東文化ー関西大・・・・・


赤・優勝争い  青・シード権(6位まで)争い  関東勢と他地域との戦い   

 

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