箱根駅伝２０１２その9・あと5日

いよいよ迫ってきました。

冬はやはり駅伝シーズン。全日本女子実業団駅伝が終わり、京都の高校駅伝が終わり、いよいよ元旦のニューイヤー男子実業団駅伝、そして箱根駅伝がやって参ります。

箱根駅伝は、例年以上にエキサイトなレースが展開されそうです。
その理由は、戦国駅伝とは言え、ある程度見所がはっきりしていることです。

1.実力差でおおまか3グループに分かれる。上位校、中間校、シード圏外校。

2.上位3校が抜け出していること。東洋・駒沢と早稲田。

3.中間校の10数校は、大差無く、上位に食い込むかシード落ちかは紙一重。中でもシード確実なのは、明治、東海、拓殖、中央、青学か。シード権争いの渦中にいるのは、上武、学連、日体、国学、城西あたり。 山梨学院、東農大、帝京なども虎視眈々とシードを狙う。順当ならば上武、学連と、もしかしたら青学などと日体、国学、城西あたりが入れ替わるかも知れない。13位くらいまでは紙一重と思われる。

4.シード圏外校に位置しそうなのは国士館、神奈川、中央学院、順天堂あたりと思われるが、それぞれに実力のある選手がいる。過酷な予選会を勝ち抜いてきただけに、簡単には引き下がらないだろう。特に往路は、主力を投入すると思われるので遜色はないはず。久々の登場の名門順天堂は、最近のレースでも良い結果が出ているようで期待したい。

5.そんな事情からシード校クラスの上位校に、エース級の選手がそれぞれ入っていて、区間によってはゴボウ抜きが見られそうなこと。順位変動も多そう。

6.そして、何といっても注目は東洋の5区柏原。区間新の1時間16分台が出るのか。小田原中継所でトップとどれだけの差でくるのか見ものだ。トップならば間違いなく東洋の優勝は決まる。駒大で2分・早稲田が3分離して渡していればわからない。ここがポイント。つまり4区までのアドバンテージの取り合いが今季の最大の見所だ。

7.今年の2区はいつになくエースの激突となりそう。早稲田・東海・明治・青学・拓殖らの区間賞争いも見もの。そして強豪校は2区3区をセットで臨む。3区終了時で駒大・東洋・早稲田はどの位置にいるのか。

8.この2区につなぐための1区は、誰かが飛び出して速いのか、駆け引きをし合って遅いのか。とにかくスタートは重要。どの展開にも対応できる技量が求められる。

9.こう考えると、今年の明暗は最短距離の4区にどれだけのスピードランナーを使えるかにかかってきているようにも思える。

　　　　→自分なりの予想です。単なる趣味ですが、職業は僧侶です(笑)。


駒大ファンの皆様へ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

調子は順調のようです。東洋・早稲田の様子もよさそうなので、気合が入っていることだと思われます。区間予想です。

1区…攪上か村山か。強気な監督は、ここぞという場面で勝負に出てほしい思いで村山なのでは？

2区…エース格で最も安定感があり、負けん気の強い窪田が有力。あるいは、ここのところ本番に強い上野もあるか。9区との兼ね合いもあるのか。

3区…1区で外れた攪上もしくは村山、攪上が9区に回れば上野もあるのか。2区3区セット区間賞狙いのはず。

4区…ここに油布を持ってこれるのが駒大の強み。ただし、5区に井上ならば1年の中村もあるのか。すると油布は3区もあるのか。

5区…中村のような気がする。井上は昨年調子は良くても1分ほど悪かった。今年は故障明けでもある。1年の未知数に挑む監督の心意気が見えそうです。

6区…千葉に期待するしかないですね。

7区8区…久我・高瀬と昨年のメンバーが有力。

9区…上野・窪田・攪上らで、他区との兼ね合いで。

10区…井上、または後藤田。

ｔｅｒａ日記予想　　　　村山・窪田・攪上・油布・中村・千葉・久我・高瀬・上野・井上