巨人が違う

巨人の快進撃が続いています。今年の巨人は面白い、そんな予感がします。

私はどちらかというと、アンチ巨人ファン。生え抜きの若手が日の目を見ないで、他チームの四番買い集めチームのようなところがあり、その割にはよく負けてくれて、しかも、全試合にテレビ中継がある。巨人戦には他チームも主力の投手が投げてくる。強い（と思われてきた）巨人を倒す、必死な他チームの姿が小気味いい。「野球はアンチ巨人に限る」。。。。これは、私の人生訓であり、野球哲学であった。（笑）

もしかしたら、その哲学を見直すかも知れない。今日の相手の広島は、少ない財源ながら、将来性のある選手をコツコツ集め、生え抜きを作り、個性ある大選手を育成してきた。鉄人衣笠、先日新記録の金本も広島育ちである。そんな広島が好きであったが、今年の巨人は、かつての広島のようだ。
新しい若手が、思い切ってプレーする。連打、連打とまるで高校野球のように熱い集中力。工藤、桑田と、勝てなかったベテランが活躍。原監督の采配も、ねらったように手を打ってくれて、納得。起用された選手は意気に感じたように応える。

と、書いているうちに、桑田が６００日ぶりの勝ち星をあげました。おめでとう。
やはり、打って、走って、全力で守る。ケースバイケースで何でも有りの全員野球。先日のＷＢＣの日本チームのようなところが野球人気を復活させてくれるかも知れません。今年のプロ野球に期待です。