goo

長谷寺参拝

昨日、奈良県櫻井市の長谷寺に参詣いたしました。真言宗豊山派総本山です。写真は入り口にそびえる仁王門です。

今年の3月15日~7月31日までが、札所の記念行事として特別拝観が出来るのだそうです。

        

仁王門をくぐると、有名な「登廊・のぼりろう」です。399段の屋根付きの石回廊です。
 

 
はじめは、なだらかで段差も低い階段ですが、だんだんと勾配も急になり段差も高くなります。手すりをよく見るとデコボコしています。疲れて手すりに頼り、長い年月で変形しているのがわかります。

長谷寺は、一年中花が絶えない「花の御寺」としても有名です。最も見事で人気の高いのは、5月に咲く牡丹です。回廊の両脇には牡丹が植えられていて、花の季節には賑わうようです。蕾はもうすでにかなりふくらんでいました。今は福寿草が咲いていました。
     
             

最上部に上り詰めた所に位置する本堂は、清水の舞台を思わせる施工になっていて、1538年造営された総高さ10メートル余の日本最大の木造十一面観世音菩薩像が安置されています。足下に直接触れてお参りできるのもこの観音様のご慈悲です。本堂正面の額「大悲閣」の名の通りですね。
  
 
寺の歴史は古く、686年の創建ということで、現在の本堂は1650年に建立されたもので国宝に指定されています。

眼下には、大和の山並みが広がっています。直下は長谷寺境内の伽藍群と門前の街並みです。

 
本坊事務所からは、本堂を背景に絶景のビューポイントです。桜の季節はさぞ見事なことでしょう。
           
とにかく、こんな山奥にすごいお寺があるものです。現在ですら、名古屋や京都から入って、高速道路を使ってもバスで3時間以上はかかります。昔は大変なことだったと思います。深山幽谷の霊場に相応しい寺です。西国三十三観音8番札所です。

花の様子は、長谷寺のページでご覧ください。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« お寺の現在 長谷寺参拝その2 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。