施食会終了間近

２０日間にもわたる連日の施食会が、いよいよ明日一日を残すのみとなりました。ここ数日は特に猛暑に見舞われ、大変な暑さでした。昨日、立秋を迎え、風は何となく秋の気配を感じさせますが、残暑は相当続きそうです。 　私達のこの二ヶ月にわたるスケジュールは、大きく分けると三期。一期は七月の盆行事。そして二期は各寺の施餓鬼（施食会）の巡回。三期は八月の盆です。　現在、二期の終了を迎えているところです。施食会は、毎日、午後２時～３時頃から一時間にわたる盂蘭盆施餓鬼がどこかの組合寺院で行われ、みんなで読経するのです。私達のチームは毎日２０人ほどが参加していますので、賑やかな法要だと思います。
　　
             涼しげなメンバーのコスチューム

　はじめに、本尊様に読経参拝。そして、施食棚の方に向きを変えて、様々な有縁無縁の諸霊への供養。最後に、各家のご先祖の仏様の供養という三部制で行われます。　この行事の尊いところは、真ん中の諸霊（三界萬霊）への供養にあると思っています。最も暑い最中に、あまり風も無い本堂にぎっしりと参集し、檀信徒の皆様、初盆を迎えた各家の親族の方々。
　

多くの人が集まって、諸霊・・・、中には災害で命を落とした人、事件事故に巻き込まれた人、戦火の犠牲の人々・・・、多くの方々への追善の供養を営む訳です。そんな供養に付け加えて、「うちのご先祖もよろしく」という趣旨の最後のお焼香がまた謙虚な構成になっています。　今年も何とかやり遂げた達成感があります。　が、身体はかなりダメージが来ているようで、第三ステージの棚経まわりが、心配されます。年々、疲れを感じてしまうのは・・・トシなのでしょうか（笑）。
　　　　　　　　　
　堂内に入れない（外がいいのか？笑）外テントの参詣者　　


　　　　　　　写真は当寺の施食会（８月２日）

　　　　　　　　　　撮影　kamenoさん