壁画完成！！

近所の地下通路の壁画が完成しました。

この壁画は、小・中学生の通学路ともなっている地下道に、落書きされることが多いため、明るいイメージにしたいとの地域の声から実現したものです。

近隣の中学校の美術部が、快く引き受けてくれて、夏休みの暑い中、一週間にわたっての力作です。
引き受けるに当たって、顧問の先生は、忙しい子達の様子を知っているので、ためらったそうですが、部員の生徒さんたちが、「やろう」と決意し、ほぼ全員が参加したのだそうです。
　　　　　　　　　　
　
　何でも、三年生の部長さんが徹夜で描いた下絵をもとに、修正を重ねてできたそうで、五つのチームに分かれて、自然、鳥などをモチーフにした絵が明るく描かれています。
　とにかく、暑い中、塾・遊びなどで忙しいはずの現代中学生の作業は、想像以上に大変なことだったと思います。
通りがかりの近所の人に声をかけて励ましてもらったり、スイカやアイスの差し入れもあったようです。

　　　　
　そして、あまりにも見事に仕上がっていくのを見て、急遽、除幕開通式を行うこととなりました。
　代表して美術部の部長さんに、区長さんから感謝状が贈られました。　
　　　　　　　　　　　
　この式典の中で、連合町内会長さんは、「あなたたちは、とてもすばらしい足跡を残されました。女子のみなさんは、１０年２０年後には、このふるさとを後にされる人もいるでしょう。でも、ときどきここを訪ねて、お子さんに、これはお母さんが描いたんだよと誇ってあげてください」と、挨拶されました。

今時の中学生、なかなかたいしたものですよ。

出来上がった作品です。いつまでも落書きされずに綺麗に残ってほしいものです。