goo

箱根駅伝エントリー

いよいよ箱根のメンバーが、昨日エントリーされました。
この時点で16名。区間配置は未定です。年末の29日に、区間エントリーが行われ、暫定区間が発表されます。補欠6名の内、4名までが二日間の当日朝に変更可能になっています。

  さて、駒沢大学の布陣を見ますとかなり優勝の確率は高いと思えます。それと、次年度を見据えた展望が見え隠れします。そんなマニアックなtera日記評を披露します。(笑)

16人のメンバーを3グループに分けてみます。

第1シード・・・豊後宇賀地池田高林深津藤井平野安西の10名。
第2シード・・・太田鈴木末松の3名
第3シード・・・我妻高橋岩本の3名

 第1シードは、実績、駅伝本番での経験ともに優れ、日頃の練習からも高い信頼があると思われる選手。調整が万全ならば、当日に走るメンバーはこの10人でしょう。現時点で心配なのは、不調が続いていた安西キャプテンくらいでしょう。

 さて、第2シードは、第1シード組とほぼ遜色ない力をつけてはいるものの、今年の出雲も全日本も補欠止まりで実践経験が乏しく、10人の壁を破れなかった選手たち。
太田は、前回の箱根で、8区を走って駒大としてはめずらしい大ブレーキ。実力はあるので、是非リベンジを果たしてもらいたいところ。
鈴木は、苦労の4年生。他の4年生が活躍する中、故障などで箱根と焦点が合わない不運が続くが、今年は好調。出番が回れば、是非最後の駅伝で駆けてもらいたい。
末松は、清水とともに期待されて入学した大型1年生。今年の前半は井谷、後半は渡辺なども延びてきた1年生ではあるが、いま一つ抜け出てこない。こんな1年生から唯一エントリーされた末松。時代の核となるべく、できれば1年の時から走っておいてほしい。

・・・ということで、この第2シードは、即戦力になれる選手で、ここまでの13名は、誰が出ても計算できる選手なのです。
 前回は、第1・第2シードに入る選手の数が少ない上に、第1シードのトップクラスが複数、ノロウィルスやインフルエンザにかかってしまい、万全とはいえないオーダーとなったのが7位に沈んだ理由だと思います。ですので、補欠も重要なのです。

 今回は、層が厚いのですが、問題は第3シード。昨日までに、13名までは、選手たち関係者はもとより、私たちマニアは想定済み。ハラハラドキドキなのは、この第3シードの3ワクだったのです。レギュラー組(13人)に比べて、少し差がある次のグループはどんぐりで、駒大内の戦国駅伝なのです。誰が選ばれるのか、選ぶ方も選ばれる方も、夜も眠れない苦しみのはずです。その中で、次世代に向けてチョイスされた我妻高橋岩本が評価された事実は大きいのです。
 なぜならば、今回の16人の内、4年生は6名。3年生4名、2年生5名、1年生1名です。4年生を除くと10名です。つまり、再来年平成21年のメンバー10人が現時点で発表されたとも受け取ることができるからです。

因みに、今回の箱根の第1シードの選手の並び順は、私の区間予想順です。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« 成道会 新年おめでと... »
 
コメント
 
 
 
失礼いたします。 (tenjin95)
2007-12-11 10:08:56
> 管理人様

ぜんさんのところでも、発表になっていましたので、こちらでも「そろそろか?」と期待していましたが、マニアックな文責も含めての記事、大変にありがとうございます

御指摘のように、いつの間にこんなに厚い布陣が敷けるようになった?と、母校のことながら驚いている拙僧ですが、なんとか、今度は優勝返り咲きを期待したいところです
 
 
 
→tenjin95さん (tera)
2007-12-11 16:00:54
早速のコメント有り難うございます。
ほんとうに今年は期待が持てそうですね。
指導法がいいのでしょうか、先輩から引き継がれる伝統の取り組み方がいいのでしょうか、飛び抜けた選手はいないものの、全体的に高いレベルを揃えられるのが駒大のチームカラーですね。
楽しみですし、つい次年度のことも考えてしまいます。
 
 
 
順調にきていますね (ぜん)
2007-12-12 22:45:23
シード分析結果に同感です。
区間配置もほとんど異論はありません。
私の予想で迷っているのは、平野選手に9区を走ってほしいのですが、7区で揖斐選手のような活躍を期待するというのもいいかと思います。
体調を万全にして整えて本番を迎えてほしいともいます。
 
 
 
→ぜんさん (tera)
2007-12-16 12:00:21
コメント有り難うございます。
周囲の予想も評価が高いようですし、すべてが順調に仕上がっているようですね。平野選手、安西選手の前回欠場組が出られそうなので良かったです。ふたりのどちらかに、9区を任せたいところですが、ブランクがあった分、ラストの2キロあたりが大変かなとも思っています。今回は、私の個人的な分析では4区と7区が勝負どころかなと思っていますので、高林と平野に期待したいのです。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。