続 『とろ』のトロント奮闘記

カナダ人の旦那(相棒)&生粋日本人のワタクシ(とろ)プラス猫(Bobo)のトロント生活

Selkirk Provincial Park

2011年07月24日 | Camp

今週末、今シーズン初キャンプに行ってきました。

エリー湖に面しているSelkirk Provincial Parkで1泊。トロントから2時間ほどのところです。

砂浜のビーチは犬もOKで、人と一緒に泳いでいました

水温は冷たくなくてちょうどいい感じ。
藻がいっぱい浮いてましたが。。。

今回のキャンプの目的は、新しく調達したキャンピンググッズのお試し。

相棒と付き合う前から彼が使っていたイスをずーっと使用していましたが、ついに新しいのを購入

そして、新しいテント

これは、相棒姉さん家族からのクリスマスプレゼント
8人用なのでとってもスペーシャス。それに、テントの中で立ち上がれるのも最高。

 

とても暑かったけど、Trailを歩いて来ました。
平坦で短くて気軽に歩けるコース。
 

カナダではよく見かける、Queen anne's lace。またの名をWild carrot。

 
夕飯はもちろんBBQ

サーモン、チキンと野菜

夜はもちろんキャンプファイヤー

天気予報を確認して今週末は雨に遭いそうもなかったのでキャンプに来たのに。。。
キャンプファイヤーをしているとゴロゴロ

実は、夕方くらいから頭痛がひどくなってきたとろ、、、暑さのせいだと思っていたんだけど、どうやら低気圧を感じていたみたい。交通事故に遭って以来、低気圧が近づいてくると頭痛がしたり体調が悪くなのだ

そして、全部片づけをしてテントに入った途端、雨嵐になってしまった

多分2~3時間は続いたかな、、、雨の音がうるさくて眠れなかった。
今までのキャンプで一番ひどい雨だったわ。
でも、新しいテントだったのでテントの中は濡れなくてホッとしました。

寝不足のまま起きると、いい天気

ここ最近、暑くドライな日が続いていたけど、大雨のお陰で木々の緑が眩しくなりました

すっきりした朝の天気もすぐに曇りになってきて、また雨が降りそうだったのですぐに引き上げることにしました。

帰りにはHamiltonに立ち寄り、ランチをとることにしました。
The Lazy Flamingoというレストランに

この通りにはレストランがたくさん並んでいて、週末の夜には賑やかになるそうです

これ、ひとりで食べ切りました

うまかった。

夜の嵐は大変でしたが、その他はまずまずのキャンプ

来月のキャンプのいい予行演習になりました。

 


アルゴンキンパーク キャンプ

2010年07月16日 | Camp
相棒家族とキャンプに行ってきました。
以前も使用したアルゴンキンパークのLake of two reversというキャンプサイト。

夜の9時前に到着してまだ明るいうちにテントを立てました。
準備が終わった頃から土砂降りの雨。。。
一晩中雷&雨で最悪のスタート。

翌朝も午前中いっぱいは雨、雨、雨。

野生のブルーベリーがあちこちになっています。

今年は多いらしい。
そのせいで、Black bearがキャンプサイトにもやってくるそうな。
とろ達が到着した時もキャンプサイトのすぐ側に体重200kgほどの熊が3~4頭も出現!!!

取立てのブルーベリーをたくさん食べて来ました。


湖沿いのビーチの芝生。

グースによる天然芝刈り。

毎日、夜の8時から野外シアターでプレゼンテーションが開かれています。

この日はブラックベアーについてのスライド紹介とカナダ人画家Group of sevenの一人であるTom Thomsonについて。
今回のキャンプでこれが一番興味深かったよ。
ブラックベアーについて知らなかったことをたくさん学べたのよ。
ここのベンチ、いっぱいになるくらい人が集まっていて、最後の質問コーナーではみんなものすごく活発に質問していてビックリした。さすが、カナダ人!
Tom Thomsonはここ、アルゴンキンパークを舞台にしてたくさんの絵画を残しました。彼の絵はサイズが忠実に描かれているの。研究者達は、どの絵がどこで描かれたのか調べているようです。


ハイキングもして来ました。
後半はお天気に恵まれ、いや、蒸し暑くなって、かなりバテたわ。。。
以前来た時は、閉鎖されていたコースに行って来ました。
Peck Lake。


今回は、ムースに出会わなかったけど、蛇を見た。
その後は、木の根っこを見ても、何を見ても蛇に見えて、どきどきしながら歩いたのだ。

とっても静かで自然の香りがいっぱい。


しかし、酸性雨や公害のせいで、この湖も少しずつ死んでいるらしい。


今回のキャンプ、家族キャンプだったんだけど、相棒両親は近くのホテルに泊まり、お姉さん家族はでかいキャンピングカーに泊まりました。

このキャンピングカー、普通よりもかなり大きいサイズで、このキャンプサイトに入るのにも一苦労。
そして、キャンプしている人たちも興味津々でキャンプサイトに入るまで後をつけて来た。
キャンピングカーの中は日本で住んでいた時のアパートくらいの広さ。

一緒にキャンプにやってきた犬達。

はしゃいだ後、全員お昼寝

毎日湖で水浴びも楽しんだ。


本当はとろの合格祝いもする予定だった今回のキャンプ(どこまで自信があったのか?って感じでしょ。。。相当あったんです。)、結局誰もそのことには触れず。。。
とろは毎日泣き通しのキャンプになってしまったけど、ほんのひとときでもみんなといると試験のことを忘れられる瞬間があったことに救われた。

キャンプ中、すっごくネガティブになっているとろを必死で励まし続けてくれる相棒に感謝。
本当に申し訳ない。
稼いだお金、いっぱいとろの勉強と試験の費用に費やし、家事を手伝って、一緒に過ごす時間も削って、すべてを犠牲にして協力してくれているのに。
まだこの生活を続けていく力がうちらに残っているのか???

次は、楽しめるキャンプにしたい。



キャンプ第二弾!

2009年08月17日 | Camp

相棒ママの状態がよくないというのに、週末2泊3日でキャンプに行って来ました。
以前から予定していたのでキャンセルはしなくてもいいと言われ、定期的に電話で連絡を取り様子を確認しながらのキャンプになりました。

今回向かったのは、Arrowhead Provincial Park(矢印の先端の形をした湖がある)。
Huntsvilleという町のすぐ北に位置しているキャンプ場。トロントから比較的近い(2時間半くらい)のでパーティー目的の若者が多く、1日目の夜はかなり遅くまで騒ぎ声が聞こえてちょっと雰囲気が壊れたって感じでした。
でも、キャンプサイトはいい感じでしょ!?

イスが3つ写っていますが、今回はとろのお友達でキャンプ人生初体験のTちゃんも参加。

キャンプ中料理は相棒の担当。とろ達は片づけ担当。
こちらは、朝食。


とても穏やかな湖だったので、カヌーに挑戦しました。
途中、鳥たちとのんびり水に浮いているとホントに気持ちよかったー。

水の色が茶色い。でも、透き通っています!これは、鉄が含まれているから。
この辺の土地では鉄が取れるので、昔から鉄の採掘場があったのだ。

カヌーを止めて滝を見に行ったよ。


水のしぶきが気持ちよか~。


滝の下では、みんな温泉に浸かっているみたいに水の中で座っていた。


Big Bend Lookoutから見えた景色。




Big East Riverという川がU字に曲がっている地点です。
12000年前から現在まで随分と地形が変わっているそう。

夕飯のステーキ。

炭で焼き上げると香ばしさが違いますね~。

食後にカヌーで湖をほぼ一周。

とろは優雅に風景を楽しんでいたけど、Tちゃんは頑張ってカヌーを漕いでくれました
ビバーがスイスイ泳いでいるのが見れたよ。

はたっと気付くと、湖の波が無くなっていた。


水面に映る木々の緑…きれいでした。

すごくいいお天気に恵まれて、暑い毎日でした。
夜も寒い思いをしなくてよかったのは幸せ。でも、またしても蚊に刺されてぶっとい足になりました。痒い思いをしてもキャンプはやめられませぬ。


夏のイベント、これにておしまい!


Lake Superior~Hiking Trails編~

2009年08月04日 | Camp

今日は、キャンプサイト周辺にあるとろ達が歩いたハイキングコースを紹介します。
合計4つのコースに行きました。

1つ目!
Agawa Rock Pictographs Trail
かなり岩でガタガタした道を進みます。


途中にあった注意の看板  

死者やけが人がでたことがあるから注意するように!とのこと。。。

自然ってすごい

岩の裂け目。。。

湖が穏やかな時だけに崖沿いを歩いて行って見られるロックペインティング。

昔々、Ojibweと言われる人達がこの地に辿り着き、夢や魂を記録として絵に残したそう。

かなり危険な所を歩いて見に行ったんです。そりゃ死人もけが人もでるわって感じでした。とろは腰が引けてしまって、相棒が行った所までは進めなかった。。。


かなり危険な所だったので、ランチを詰めていたリュックを置いて見に行っていたの。そしたら、リスが臭いを嗅ぎつけてリュックの側をウロウロ


絶壁あり、岩ゴロゴロあり、相当神経使ったコースでした。


帰りは、岩壁を通って戻りました。



2つ目!
Pinguisibi Trail。
こちらは、Sand River沿いのコース。

途中小さな滝がたくさんあります。
午前中の早い時間帯だったので、かなり濃い霧がかかっていました。
誰も歩いていないし、熊が木を引っ掻いた後もあるし、大自然の中で不安に襲われました。相棒と「鈴か何か音の出る物を持ってくるんだったね。」と話しながら歩きました。そんな時はやっぱり歌を歌うしかない!
しかし、とろが思いつくのは『森の熊さん』だけで。。。相棒に「縁起が悪いから歌うの止めろ!」と言われてしまいました

川の上流へ行くと穏やかな流れに!

途中休憩できるような岩場があちこちにあります。
釣り人には人気スポットのようです。

しかし、ここで蚊に刺されてしまったとろ。。。
それもジーンズの上から!
そして、太股が倍ほどに腫れ上がって(大げさじゃないよ!)、競輪選手のような立派な太股に
しかし、カナダに来てから異常なくらいに蚊に反応するとろ、今回はドクターに頼んであらかじめ処方箋薬を持参していました。なので、1週間もかからずに腫れも赤みも痒みも治まったの


3つ目!
Awausee Trail。
いや~このコースはキツかった。
最初はこんななだらかなスタートだったのに。。。

途中は写真を撮る余裕もないくらいの急坂。
岩、木の根っこに足場を確保しながらよじ登った
そして、蚊の多いこと!20匹くらいの蚊に囲まれながら歩きました
でも、しっかり虫除けスプレーをかけ、全く刺されずに済みました

本当に深い森。。。


でも、1個目のLookoutから広がったのがこの景色

右側にはLake Superiorが広がり、ひたすら鬱蒼とした木々が広がっています。
あまりのツライコースで、頂上を目指すのは断念。でも、この景色でも十分

4つ目!
Crescent Lake Trail。
正直、このコースは歩いていない
でも、出発点のCrescent Lake Campgroundには行ったの。
ここのキャンプサイトは水洗トイレやシャワーがないのだ。すごく静かで、数人しかいなかった。ここの湖はカヌーをするのにいい。本当はカヌーをする予定だったけど、天気の移り変わりが激しく、波も荒かったので水恐怖症のとろが却下。

でも、野生の動物にたくさん出会いました。
こちらは、雷鳥。
富山県の県鳥なんだけど、立山に行った時にも見たことがなかった。
人生初雷鳥です。


何よりも嬉しかったのは、Hareという野ウサギを見れたこと。

車の前を何回も行ったり来たり。。。
何かを探していたのか?混乱していたのか?お陰でじっくり見ることができました。

そして、今回の旅行でまたムース(ヘラジカ)を見ることができました
1匹目は、交通事故にあって死んでいる雌。パトロールの人がトラックに回収している所でした。
2匹目は、帰りのHighwayで!すごい近くで見ましたよ。ブラッシングを終えたばかりの馬のようなすごくきれいな雌でした。なんだかキラキラ輝いてオーラがでているようで見とれてしまいました。しかし、大きなトラックがすごいスピードで通り過ぎると驚いて逃げていってしまいました だから写真がないんです。。。

ハイキング、大自然の景色と野生の動物との出会いに感動

次回は、キャンプグラウンドを後にして向かった先について載せますね。引き続きお楽しみに


Lake Superior 2009Camping

2009年08月03日 | Camp

お待たせしました~。今年のキャンプの報告です!

土曜日に英語の試験を終えてから、夕方にトロントを出発して、5大湖の1つであるLake Superiorに向かいました。もちろん途中でモーテルに宿泊して目的地のAgawa Bayに到着したのは日曜日午後。
今回の全走行距離、なっなんと、3200km
10時間以上かけてキャンプ場へ行くなんて変でしょうか???

結構なアップダウンがある道路でしたが、自転車族が多かった

重装備で多分1日に100~200kmは走行していらっしゃる様子。。。

心配された天気ですが、晴れ女のワタクシ、雨嵐の天気予報も変えていいお天気に恵まれました
こちら、キャンプ場内の通路。


かなりの広いスペース、そして木々に囲まれてプライバシーもあっていい感じでしたよ


この辺では、2~3日毎に雨が降るそう。そして、いつも霧に包まれているんです。
でも、キャンプ場のビーチの霧が晴れてきてきれいな青空が広がりました。


水の透明度はバツグン

地球上のFresh waterの10%はこのLake Superiorが占めています。そして、もちろんFresh waterの湖では地球上で一番大きい

野生の草花があちこちで咲いていてとってもきれいでした


4泊5日のキャンプ中、半日だけ強い雨が降りました。
湖は日本海の荒波のような大荒れ状態。。。


レインジャケットを着て雨のキャンプ場を散歩

苔が青々してとてもきれい。雨も何のそのって感じで歩き回ったよ。

お決まりのキャンプファイヤー

朝も夜も寒いので、毎日火を焚いていた。
せっかくの夏をなぜに更に北に来て寒い思いをしなければならないのか
それでも、大自然の中で野生の動物をたくさん見て、湿気のお陰でお肌スベスベ、軟水のお陰で髪の毛ツルツルになりました
それに、今回持参した湯たんぽが大活躍してくれました

どんなに曇っていても雨が降っていても、夕方にはきれいな夕日を毎晩見ることができました。トロントより日が長いので日の入りは9時20分くらい。


昨年行ったAlgonquin parkでのキャンプ(Algonquin park~キャンプ編テクテク歩きまくる編ムース!Moose!編)はラグジュアリーな感じでしたが、今回はかなり自然の中に身を置いた感じがしたわ。あっそれでもとろは、トイレとシャワーがある所じゃないと無理なんですが…。

何人もキャンプサイト以外の土地へ向かう人達を見かけました。
レジスターするところで、テント、スリーピングバッグ、リュックの色を尋ねられてました。もし、予定日までに戻ってこなかった場合、熊に襲われたか何かの事故にあったか捜索する時に必要だから…う~~~ん、とろにはそんな所へ向かう勇気はありませぬ

やっぱ、自然がいっぱいの所が一番

明日にもまだまだ続きます。お楽しみに