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ミツバチのストレス?

2007-11-30 | ライブ情報

 インターネットに奇妙な記事が最近載っていました。アメリカ全土24州あまりで養蜂家の巣からミツバチが突然いなくなるという極めて特異な現象が発生しているとのこと。前日までは巣穴にミツバチで賑わっていた巣が翌日になると女王蜂と数匹のミツバチを除いて他のミツバチが全ていなくなってしまったらしい。何らかの病気にかかって死んだのなら巣の内外に死がいがあるはずだが,それはない。女王蜂なしでは他の働きバチは集団での生態系は維持できないことから姿を消した原因が病気ではなかったとしても,そのままでは生きていけないものと見られている。ミツバチの数は,アメリカよりも中国のほうが多いにもかかわらず蜂蜜の生産量はアメリカのほうが多い。これは,巣から蜂蜜を採取する際,中国や日本は巣を全部取らず,一部を残しておくやり方に対し,アメリカは巣箱ごと根こそぎ採取しているらしく,中国やアルゼンチン産の安価な蜂蜜に対抗するために少ないミツバチに過酷な労働を強いる。その結果、働きすぎのミツバチがストレスで免疫能力が著しく減少して逃げ出したとの話もある。確かに集めた蜂蜜を根こそぎで過酷な労働(受粉)が続くんじゃミツバチでなくても逃げ出したくなるかもね。当初、この現象はあまり深刻には見られていなかったが、専門家はこのまま、ミツバチの行方不明が続いた場合は、農作物の受粉に支障を来すことによって、最終的にはスーパーに並ぶ野菜の減少という形で一般市民の生活に影響を及ぼすことになるだろう、と述べている。大学の研究者による発表によるとアメリカの養蜂家が育てているミツバチの受粉に依存している農作物の規模は年間140億ドル(日本円で約1兆6800億円)にも達していると見積もっているというから驚きである。

コメント (1)
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