[2019年11月30日 更新]
おすすめ度 ★★★★☆ 4
よい
大学進学実績が年々よくなっている。
それにあわせて受験生の人気も上がる。
そしてより学力の高い生徒が集まる。といういいサイクルに入っている。
ではそのサイクルのきっかけは何だったのか。
2012年入学生が抜群にデキのいい生徒たちだったのである。これはたまたまである。
彼らが2015年に大学受験をし、いい結果を出したことが後輩にも「俺たちイケるんじゃね!?」と思わせたのだろう。
偶然がきっかけで、都立No.1の応募倍率を樹立するまでになった北園。
「2015のキセキ」と言われているとかいないとか。
2014→2018年の現役合格数を見てみる。
国公立大は
16→33→37→37→44 と大幅に伸びている。
東京一工は毎年1名いるかどうか。
2018年は東工大が1名。東大現役合格はずっと出ていない。高校側もそこまでは求めてはいまい。
早慶上理は
15→46→27→24→41
これも2015のキセキが光る。
が、厳しい私立大受験の昨今で立派な成績である。
気になるのは慶應の合格者がゼロという点。
文系は例年1名いるかどうか。小論文対策まで手は回らないようだ。
GMARCHも
110→142→187→172→149 と好調。
残念ながら、2017年からの私大合格数厳格化による余波が見える。来年も下がれば、北園バブルはじけるかも。
都立高校では珍しい、学食が地下にひっそりとある。
その名も「ぞのや」。
目立つ欠点は少ない、が大きい
欠点の一つは「授業満足度の低さ」
2014年から2016年は67％→63％→67％と圧倒的な低さのまま。
2018年にはやや持ち直している(70％)ものの、他校と比べ低すぎる。
同レベルの城東は84.4％。板橋高校でも過去3年間75％以上をキープしている。それに劣っているのだ。
保護者からの評判も良くなく、1/3の保護者は満足していない。
もう一つの欠点はガラの悪い生徒もいるということ。
2015年の北園高校合格発表日、在校生が中学生に向かって「お前は落ちている」と叫んだ事件（通称：北園暴言事件）は記憶に新しい。
私は直接、北園生から聞いた。下の張り紙を見れば全容は理解できよう。
自由をはき違えている馬鹿者もいる。どの高校でも一定数はいるのだろうがね。
キミは染まるな。
[進路実績]
4年大学74％ 短大1％ 専門1％ 就職1％ 他23％
生徒満足度70％ 保護者満足度67％
＜入試情報＞
【一般入試】
テスト：内申＝7：3
男子合格基準 内申50/偏差値59
女子合格基準 内申55/偏差値59
男子実倍率
27年1.71
28年1.83
29年2.20
30年2.05
女子実倍率
27年2.20
28年1.64
29年1.82
30年2.24
[推薦入試]
調査書（内申）50％
面接25％
作文25％
男子合格基準 素内申39
女子合格基準 素内申42
[交通]
東武東上線 下板橋駅 徒歩7分
JR埼京線 板橋駅 徒歩8分
都営三田線 新板橋駅 徒歩6分
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