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内申点(調査書点)の決まり方

調査書点は「中3 2学期の通知表の点数」のみで決まる

「部活をやめると内申に響く」と思っている方がいるかもしれないが、ご心配なく。

部活をやっていようといまいと、途中で辞めようと都立高校一般入試にはまったく関係なし。
通知表の点以外は、点数化されない。
また評価(A~C)も点数化されない。Bがあっても構わない。

また、中1や中2の通知表の点数も見ない。
他の道府県では中1から中3まで見るところもあるが、東京都立高校は見ない。

ただし「中3 1学期の成績をふまえて2学期の成績をつける先生もいる」ため、通知表はいい点を取っておくに越したことはない。


通知表の点数は実技教科(美術・保体・技家・音楽)が2倍。他はそのままの点数。これを換算内申という。
それを約4.6倍したものが、キミの300点満点中の調査書点となる。

具定例を見てみよう。
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”換算内申”という欄を見てほしい。
通知表の点数は34点で同じだが、実技教科の点が高いほうが圧倒的に有利なのが分かる。

つまり「都立高校に受かるためには、実技教科の点を上げる」のが、受験前にできる合格対策なのだ。

実技科目は期末テストの点だけだなく、提出物・実技テスト・授業態度で決まる。
シンプルに言えば「先生に気に入られたら勝ち」と言える。
先生も人間だ。生意気でいつも不満げな顔をしている奴より、なついてくる生徒にいい点をやりたくなる。
2学期の成績が出るまでは、こびを売ってでも先生に気に入られろ。3学期になったら手のひらを返しても構わない。

◆中1からいい成績を取るべき
都立高校入試には影響しないが、中1からいい成績をとっておくべきだ。
最初の成績が5なら、4になった瞬間「まずい!下がった! 次回は5に戻さねば」と考えられる。
最初の成績が3ならそれが基準だと思い、5など他の世界の話などとうそぶくことになる。

中1の1学期は5が最も狙いやすい。
十分な対策の上で、きっちり5を取ろう。

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