都立に入る!

日比谷高校 ~開成・筑駒に受かっても行きたい~

おすすめ度 ★★★★★ 5

都立最上位。
最寄駅は多く、赤坂見附、永田町、溜池山王、国会議事堂前と東京メトロならどうやっても行けてしまうところにある。ちなみに赤坂見附からだと「遅刻坂」と呼ばれる急な坂を毎日登らなければならない。
場所柄、治安の良さも都内屈指。


中高一貫校と違い、スタートラインが同じ。
入学時にお互いのことを何も知らない状態で高校生活が始められる。
よって私立や国立の中高一貫校に入り、「高入生が少数派」という居心地の悪い想いをしなくて済む。
残念ながら都内上位の私立中高一貫校は高入生の方が、中入生よりも割合は低い。
(逆に言えば高入生の方が多い学校は、中学から入るメリットを伝えていない)

特に女子は、高校から入れる私立校が少なすぎる。
慶應女子か豊島岡女子くらいしかない。淑徳や錦城など「見た目の偏差値だけが高い自称進学校」はあるが、わが子を行かせたいとは思わない。「併願優遇」のある高校は、そうしないと生徒が集まりませんから、と宣伝しているようなもの。早稲田も青山学院も成蹊も併願優遇は無い。そんなことしなくても受験生が集まるから。

進学実績ばかりに目が行くが、学校行事も生徒からは人気が高い。
日比谷に行って「後悔した」という生徒を聞いたことがない。成績が学年最下位レベルの子であっても。

年度にもよるが、半数弱の生徒が浪人する。
彼らは東大・京大・東工大・一橋大など難関国公立を狙うためであり、早慶に受かってても浪人を選ぶ。
一方で海外の大学に行く子は少ない。多い年でも片手で数えられるほど。

「何が何でも現役合格したい」と思っているなら、そういう学校を受ければ済むこと。
皆が浪人覚悟なワケではない。


何気にホームページも見やすい。
都立高校でいちばんなんじゃないだろうか。
「見てくれている相手」を思っている姿勢が、ホームページからも伝わる。

平成26年に校舎建て替えが終わり、設備も最新になった。
非の打ちどころがない高校。




<制服あり>
[進路実績]
4年大学64% 他36%
生徒満足度91% 保護者満足度98%

[交通]
東京メトロ 丸ノ内線、銀座線 赤坂見附駅 徒歩5分
東京メトロ 銀座線、丸ノ内線、千代田線、南北線 溜池山王駅(国会議事堂前駅) 徒歩7分
東京メトロ 有楽町線、半蔵門線、南北線 永田町駅 徒歩8分

<入試情報>
★自校作成問題
【一般入試】
テスト:内申=7:3
男子合格基準 内申59/偏差値69
女子合格基準 内申61/偏差値67

男子実倍率
27年2.18
28年1.62
29年1.75
30年2.37

女子実倍率
27年1.79
28年1.69
29年1.62
30年1.99

[推薦入試]
調査書(内申)50%
面接22%
小論文28%

男子合格基準 素内申43
女子合格基準 素内申44

都立に入る! ツイッター 毎日の更新情報を受け取れます

現役塾講師が教える 都立高校に受かるためだけのサイト。
都立入試・受験情報を無料で教えます。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旧1学区(千代田,港,品川,大田)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事