[2025年3月29日更新]
今回が最終回。
2026年春に都立高校を受験する方は、過去記事も含めて全5回を読んでいただきたい。
<過去記事:2026都立高校受験のキホン(3) 受験スケジュールは>
<過去記事:2026都立高校受験のキホン(2) 調査書点って何?>
<過去記事:2026都立高校受験のキホン(1) 受験のチャンスは2回>
◆都立入試と中学校の定期テストは違う
過去問3~4年分を見れば、都立入試のおおまかな出題形式や問題数、配点が分かる。
例えば都立入試の国語は
・漢字読み5問、書き5問。2点×10
・四択問題 5点×14
・200字作文 10点
と出題形式、配点が2016年度から10年間ずっと同じ。
また出題内容も過去問を7年分も見れば気づけることが多い。
・漢字の書き問題は漢字1字か2字、小学校範囲しか出ない(例外:1961年度は四字熟語が出た)
・大問3~4の現代文では文法問題は出ない
・文学史は出ない
・200字作文は「具体的な体験や見聞も含めて」書くよう指示される
もちろん他の教科も、過去問から出題パターンが分かる。
◆出題の規則性にも注目せよ
数学は大問3で関数の問題が出る。
「1次関数メイン」か「2次関数メイン」のどちらかから出るが、2年連続で「1次関数メイン」は出ないことは過去問を見ていると気付ける。
ここ10年はこの規則性が守られているので、2026年度は「2次関数メイン」が濃厚だ。
ただこういった点は、7年分くらいでは発見しにくい。
この都立に入る!blogで公開していくので、欠かさず読んでいただきたい。
◆買うべきは「声の教育社」一択
都立入試の過去問は、複数の出版社から出る。
理由は過去記事にある通り、すべての問題が載っているから。
逆に言えばすべての問題が載っていない過去問が販売されているということ。そんなもの選ぶ理由ないでしょ?
<過去記事:2025年度受験 都立高校 過去問題集 これを買おう>
都教育委員会のサイトにも過去問と解答は載っているが、ちゃんと本で買った方がいい。すぐ見られるという利点もあるが、解説が載っている点が大きい。
都教育委員会のサイトには解説は一切ないから。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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