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仏壇の自動化?

2019年12月17日 | デジタル・電気系
仏壇の中の灯具を仏間の扉の開閉に連動させるスイッチ

 私の信心の程は普段のこのブログで想像がつくと思いますが、そんな我が家にも親から引き継いだ仏壇があります。 この仏壇は、幅半間の仏間に収まっており、入口には観音開きの扉がついています。 今回、この扉を開けると仏壇内部の天井から下がった吊り灯篭と、膳引に乗った蝋燭型のLEDが点灯する連動スイッチを作ってみました。 

扉の開閉が上右のアクリル棒を押し、アルミアングルを通して中央のマイクロスイッチを押す
部品は全て自宅の部品箱とジャンク箱にあったもの

 といっても基本はマイクロスイッチのオンオフだけの単純なものですが、扉の開閉位置に都度多少の誤差がある一方で、マイクロスイッチの切り替えストロークは割と小さいので、扉の開閉の大きな動作をスイッチの小さな動作に繋げるために、ヒンジ状金具とアルミチャンネルを組み合わせて簡単な梃子のような構造を作っています。 また吊り灯篭は100V電源なので、配線むき出しという訳にはいかず、外観的な見てくれを含めてきちんとしたアルミケースに組み込みました。

 
100均にあった仏壇用LEDローソク
単4電池2本用だが3.5VのACアダプター直結に改造

 吊り灯篭は最初から装備されていたもので、元は100Vナツメ球が組み込まれていましたが、今は専ら発熱防止を考えてLEDナツメ球に交換してあります。 
 蝋燭型のLEDは近所の100円均一で見つけたもので、今回は電池用の接点やスイッチを取り除いてACアダプターによる点灯に改造し、吊り灯篭と同じく100Vのオンオフで点滅できるようにしています。 実物の蝋燭と違って火事の心配も無く安心です。

 また、扉の開閉の繰り返しでスイッチ本体が動いてはまずいので、これも100円均一で見つけた衝撃吸収パッドというネチっとした青色のグミのようなもので固定してあります。 糊でくっついているのではないそうですが、相当強力に貼り付く一方で、取り外しも簡単な、なかなかの優れものです。

 今までスイッチを入れ忘れたり、オンオフがし難かったのが一気に解消してなかなか便利。 ご先祖様もびっくり・・・といったところでしょうか。

   
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