撮り鉄ブログ

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融神社(とおるじんじゃ)に行ってきました

2024年06月16日 | 雑記帳
融神社の入り口 県道47号線横にある
車を止められそうな場所は、この入り口付近と参道脇道の社殿左側に数台分ある

ひとつ前の記事で書いたBIWA-TEKUのスタンプラリー「紫式部ゆかりの地を巡るコース」のラリーポイントである、伊香立(大津市伊香立、いかだちと読む)の融(とおる)神社に行ってきました。
とおる・・・というと、私には漫才の酒井くにお・とおるの「とおるちゃん!」というのが先ず浮かんでしまうのですが、ここには嵯峨天皇(786-842)の第12皇子でこの伊香立に荘園のあった源融(みなもとの とおる)が祀られており、光源氏のモデルの一人ということでNHK「光る君へ」の番組最後で紫式部ゆかりの地としても紹介されていました。

BIWA-TEKUなので歩いていくのが本来ということは重々承知しているのですが、このラリーポイントは自宅からだと往復14km、他の一番近いラリーポイントの浮御堂からでも往復13kmと貧脚?の私には遠すぎ、多少の後ろめたさを感じながらも車で訪問。せめてもの誠意?ということで、社殿すぐ横では無く県道47号線(伊香立浜大津線)脇の空き地に車を止め、300m程の参道を徒歩で往復してきました。


鬱蒼とした木々に囲まれた参道 石の鳥居の奥には木製の鳥居が見える

向かって右側に源融、左側に大原全子(ぜんし・またこ:融の母)が祀られているようだ

TVで紹介されたので他にも訪問者が居て駐車スペースがあるか多少心配したのですが、それは全くの杞憂、我々だけの静かな参拝となりました。

兄弟漫才、酒井くにお・とおるの兄、くにおさんは2022年にお亡くなりになり、今はもう「とおるちゃん!」を聞くことはできません。

BIWA-TEKUで健康習慣?

2024年06月06日 | 雑記帳
バーチャルラリー画面 一日の歩数によって双六よろしくラリーポイントが進む

最近、家人と一緒にスマホのBIWA-TEKUというアプリを楽しんでいます。
アプリの説明を見ると「ポイント獲得型健康推進アプリ」と書かれていて、要するにポイントで釣って歩くことのモチベーションを上げる、行政にとってみれば間接的に医療費を抑えよう・・・というのが狙いのようです。(提供は東近江市となっています)

ポイントアップにはいくつか方法がありますが、主なものの1つは上画面のバーチャルラリーと称するもので、歩数に応じて双六の様にラリーポイントが進むというものです。上の例だと今は長浜城であと7,894歩くと佐和山城に進む訳です。尤も実際には長浜城から佐和山城までは11km程あって、とても7,894歩では行けず、この辺りは難易度(このコースは★★★☆☆)でモチベーションが維持できる程度に胡麻化されている?ということだと思います。



スタンプラリー画面 実際にその場所に行くと位置情報を使ってチェックインできる

もう一つの方法はスタンプラリーと称するもので、地図上のアイコンで訪問必要地点が示され、その場所に行くとチェックインが可能になりポイントが獲得できるというものです。また、訪問必要地点はいずれも特定のコースに属しており、そのコースの全ての訪問地点でチェックインするとコースクリアとなってボーナスポイントがもらえるという仕掛けもあります。ただ、訪問必要地点の中には「こんな所、とても歩いてなんか行けまへんで。。。」という場所も結構あって、コースクリアのために車で行く・・・といった本末転倒な行動にでてしまいそうです。

まあ、暑さもきびしくなってきたのでいつまで継続できるかわかりませんが、とりあえず今のところは頑張ってます。



浜大津付近の中央線変移区間の固定化

2024年01月20日 | 雑記帳
現中央線変移区間北端の柳が崎交叉点南向き
左側の看板は3月のびわ湖マラソンのもので中央線固定化については何の案内も無い
(写真はいずれもドライブレコーダーの画像をキャプチャ)

柳が崎交叉点~大津港口交叉点が現在の中央線変移区間

都市計画で言うところの大津市の都心エリアの道路事情はかなり貧相と言わざるを得ず、浜大津から湖西方面の主要道路である県道558号線(旧国道161号線)は全部で3車線しかありません。このため、1979年から3車線のうち1車線の南行/北行を時間によって使い分ける「中央線変移」になっていましたが、バイパスの開通など諸事情により混雑が多少緩和され、来週1月23日から固定運用に戻されることになりました。
苦肉の策ともいえる車線変移ですが、時間帯によって向きが変わるというのは「勘違い」を考えると結構危険で、事実正面衝突などもあって事故率が高かったようです。

ところで、先日車で走った時に気になったのは、中央線変移の取り止めの告知看板などがあまり目立たない事です。


現中央線変移区間南端の大津港口交叉点付近(北向き)
左に中央線固定化の案内看板(黄矢印)があるが小振りで目立たない

中央線固定化後、南行と北行の車線数が切り替わる尾花川交叉点(北向き)
ここでも目立つのはびわ湖マラソンの横断幕のみ

まだまだ間がある3月のびわ湖マラソンの看板や垂れ幕がやたら目立つのに比較して、来週から実施される「大事な」中央線変移の中止告知看板は殆ど無いのが現状で、勘違いによる正面衝突などに巻き込まれては大変なので、しばらくは中央線は走らない様にした方が良さそうです。

終わった大津の「都心エリア」

2024年01月05日 | 雑記帳
大津市都市計画マスタープラン2017-2031の全体構想に示された都心エリア(赤〇内
策定に前後して大型商業施設が撤退し「都心」という言葉が空しく響く

今年は元日夕方に能登で大きな地震が発生し、また2日には羽田空港でその地震の救援に向かう海保機と日航機の衝撃的な事故など、厳しい年初となりました。
被災者の方の労苦を思えば比較にもならない話ですが、身近な寂しい話として1月10日に大津京駅近くのイオンスタイル大津京が閉店になるので、今日ちょっと覗きに行ってきました。閉店まであと6営業日なので商品の補充も最低限で、食料品売り場なども3割近くの棚が空いているような状況でした。

西武大津百貨店と大津パルコのあった頃の膳所付近(国土地理院2008年航空写真)


大津駅前にアルプラザのあった頃(国土地理院2008年航空写真)

大津市内では2016年6月20日に大津駅前にあった平和堂の大型店であるアル・プラザ大津が閉店、膳所にあった西武百貨店大津店が2020年8月31日に閉店、そして今回のイオンスタイル大津京店が2023年1月10日で閉店と、大型店舗の閉店が相次いでいます。この他にも冒頭の大津市都市計画マスタープランの「都心エリア」内では浜大津OPA(明日都浜大津)が2004年3月、西友大津店(長等)が2015年4月30日、大津パルコ(膳所)が2017年8月31日に閉店しています。レストランや映画館が入っていた浜大津アーカスもすっかり業態が変わってしまいました。
もちろんこれらの撤退後、近隣に新しい商業施設が全く出来ていない訳ではないのですが、パルコの建物を引き継いだOh!ME大津テラスを除いては、いずれもワンフロアの食品スーパーを中心とした施設ばかりで、求心力の低下や規模の縮小は明らかです。

行政に何ができるのか、議論のあるところだとは思いますが、いつまでも「都心」を語っていても空しいばかり。
一方で大津市は滋賀県最大の人口(34万人)を抱える中核都市で県庁所在地かつここ数年の人口も微増乃至は横ばいなのですから、いささか手遅れ感もありますが何かしら効果的な対策を打って「ちょっとした買い物は草津のイオンモールまで行かないと・・・」などという情けない話を脱却して欲しいものです。


雑踏の嵐山から北野白梅町までウォーキング

2023年11月23日 | 雑記帳
紅葉の嵐山渡月橋 橋の上はそれ程でもなさそうに見えるが
橋を渡って北側、嵐電嵐山・天龍寺方面は歩道から人が溢れていた

快晴の22日はご近所の方と嵐山からなんと北野白梅町まで、嵐電に乗るのでは無くウォーキングをするという、日々の私の生活からは想像もできないようなチャレンジをしてきました。距離にして約11km、歩数2万歩は多分私のスマホ歩数計の最高記録です。

嵯峨嵐山まではJR嵯峨野線で向かいましたが、もうここから周囲からは外国語が。嵐山周辺も人だらけで狭い歩道から人が溢れるような状況で、改めてインバウンドの京都人気を実感しました。まあそれでも平日だったので多分マシな方で、休日はさらに多くの人で賑わうんでしょうね。

尤も人が多いのは概ね桂川とJR嵯峨野線に挟まれたエリアで、広沢池から宇多野に向かう道は人通りも車通りも少なく、のんびりした風景を眺めながら概ね快適なウォーキングでした。
まあ最後まで嵐電やバスに乗らずに歩いたとはいうものの、「串八」の串カツとビールでカロリー的にはすっかりチャラになってしまったような。。。

広沢池から見た愛宕山
このあたりは歴史的風土特別保存地区になっていて日本の原風景が残る

部分月食

2023年10月29日 | 雑記帳
5:07頃、寒いので2階の窓から首だけ出して撮影

10月29日(日)早朝に部分月食を見ることが出来ました。天候さえ良ければほぼ日本中で観測できたそうです。

自宅の西側には比叡山があるのですが、4:35頃の欠け始め時点でも月はかなり西に傾いており、一番欠けが大きくなる5:15頃まで山に隠れずに見えるかどうか、また、結構雲が流れていたので雲に隠れてしまわないかどうか少し気を揉みました。幸い山に隠れる少し前に流れていた雲の合間から撮影出来たのが上の写真です。鉄道写真用の中望遠レンズしか持っていないのでかなりの拡大写真ですが、まあ「欠けている」ことは分かりますよね。
この後月は再び雲に隠れてしまい、そうこうするうちに山向こうに沈んでしまいました。

久しぶりの早起き、家の中も寒かったです。。。

猛暑を数字で確認する・・・

2023年08月04日 | 雑記帳
1978年から今年までの7月の月平均気温と月間最高気温
ちっとも嬉しくないが、いずれも右肩上がりだ

毎日の様に暑さ指数(WGBT値)が「危険」となる猛暑日が続き、熱中症で倒れても困るのでカメラを持って出掛けるのも自粛せざるを得ないのですが、世の中どの程度暑くなってきているのか、調べてみました。

気象庁のHPの「過去の気象データ検索」ページでは日本全国の過去の気象データを様々な視点で検索、ダウンロードできます。地元大津市に関しては1978年以降のデータがあり、7月の平均/最高気温45年分をダウンロードしてプロットしたのが上のグラフです。今年の7月の最高気温は38.4℃で、記録の残っている範囲での最高値となりました。

点線は直線での近似式(切片の値は無視して下さい)で、最高気温は年毎に0.055℃、平均気温は0.0343℃上昇しており、特に最高気温の勾配が大きいので平均気温の上昇以上に最高気温は上昇していく・・・という結果になりました。

体感は客観的事実に裏付けされているということですね。



今日も強風だった柳ヶ崎イングリッシュガーデン

2023年04月08日 | 雑記帳
寒気の影響で晴れ間とにわか雨が交互にあらわれた今日のびわ湖

ガーデンコンサートがあるというので柳ヶ崎のイングリッシュガーデンにに行って来ました。ここはバラの季節も美しいのですが、春の桜やチューリップも綺麗で、2020年の4月6日にも行っており、こんな記事を書いています。 このコンサート、前回も結構風が強かったのですが、今日はもっと強風でとても屋外で演奏する様な雰囲気ではなく、隣接するチャペルの中での演奏となりました。 
チャペルは結婚式用に用意されているのだと思いますが、中に入るのは初めてで、小編成の演奏会もなかなか良い雰囲気で、窓から庭の花を眺めながら楽しませて頂きました。

それにしても2020年の時は桜もチューリップも満開だったのですが、今年は桜の方はソメイヨシノはもう殆ど散ってしまい、チューリップも既にピークを過ぎた感じでした。
折角の華の季節、春はもう少しゆっくり来て欲しいですね。

キーボード、木琴/鉄筋、フルートでの、ポピュラーなクラシック曲演奏でした

久し振りの雪景色

2023年01月26日 | 雑記帳
ベランダに置いてあるテーブルもキノコ状に雪化粧
20cm以上は積もったようだ

流石大寒というか、近畿地方にも1月24日、25日と10年に一度と言われる大寒波が襲来し、久しぶりに大津市でも積雪がありました。 
26日は朝から快晴だったので、寒さと転倒のリスクを顧みず?、カメラを持って出かけてきました。朝一番(といっても9時半過ぎ)に松ノ馬場でこの写真を撮った後、ウオーキングがてら明良踏切で駅から出発する電車を撮影して鉄分を補給してきました。

 
いつものウォーキングコース、坂本比叡山口に近い明良踏切から

折角意を決して出掛けたので、日吉大社の方にも少し廻って撮影。雪の八王子山もなかなか良かったです。

日吉馬場から八王子山を望む(正面右手)
山頂付近にあるのは牛尾宮(右)と三宮宮(左)

三年目に入ったコロナ感染症

2023年01月21日 | 雑記帳
琵琶湖岸の公園で見つけた梅
「もうすぐ」とは言えないが、春は確実に近づいているようだ

まだまだ寒い時期が続きますが、コロナ感染症の感染症区分の見直しなどという話も出ているので、私なりに情報を整理してみることにします。 

先ず、いわゆる第8波の感染状況ですが、厚生労働省のオープンデータから陽性者数と死亡者数をグラフ化してみました。


報道でも良く言われていますが、上記の期間で見ると陽性者数(青棒、下目盛)での60歳以上の割合は17%程度ですが、死亡者数(橙棒、上目盛)では97%程度と、死亡者が高齢者に極端に偏っていることが判ります。私も高齢者なので残念ですが「誰もが感染するが、亡くなるのは殆ど高齢者」と言えます。さらに上記105日間の死亡者総数は14,381人、第8波の死亡者数はかつてないハイペース(このリンクのDaily Deathsのグラフも参照ください)です。

さて、この数字は週ごとの陽性者数と死亡者数を見たもので、一人一人の感染者に着目すると2つの数字には時間的な時間的なずれがあり、この数字で死亡率を見るのは正しくありませんが、上記ページには死亡率の様な数字が無かったので、傾向を知るという目的で死亡者数を陽性者数で割ったグラフを作ってみました。



ご覧の様に年齢による数字の差は指数関数的で、もちろん高齢者の主たる死因である癌や心疾患には及ばないものの、高齢者にとっては依然としてリスクの高い病気であることが判ります。

2021年4月に書いた「一年ぶりに世界のコロナ惨禍の拡大を見てみる」という記事に年齢別の死亡率を書いていたので、今回の数字と比較してみました。2021年4月の数字は第1波~第3波の累計ということになりますが、今回の概ね第8波の数字と比較する限りでは感染した場合の死亡リスクは下がったと言えそうです。


最後に、気になるワクチンの効果についてのデータを探してみました。厚生労働省は膨大な感染者情報を持っているので、そのような分析があっても良さそうに思いますが、残念ながら国レベルでそういった分析をしたデータを見つける事は出来ませんでした。
一つ見つけたのは大阪府が行っている大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の第81回(9月24日、概ね第7波までのデータ)の資料で、「現在の感染状況について」のP12に年代別にワクチンによる死亡率や重症化率の違いが纏められています。接種からの経過期間と回数の2つの要素が効果に影響しているとは思いますが、私を含めてリスク低減の為にワクチン接種をしておこう・・・という方には背中を押してくれるデータにはなっています。



新しいナントカ株で状況が一変すれば別ですが、「高齢者にとっては相変わらずインフルエンザより怖い病気」というのが数字からの事実で、一方で特に高齢者には残された時間にも限りがある訳ですから、せいぜいマスクとワクチン接種ぐらいしか有効な対策は無いというものの、そういった対策を施しながら、少しずつ以前の生活に戻していくしかなさそうです。