ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

無期懲役の判決になった耳かき店員殺害事件で思ったこと

2010年11月01日 19時00分53秒 | 日記
 これは残念だった。遺族のことを考えたら、「極刑に値するほど悪質だったわけではない」なんてことは理解できるわけが無い。被告がどんなに反省していようと、なくなった人たちは戻ってこれないんですよ!それに家族が殺されることなんて、たった一度でも避けたいのが普通ですよね。それが「極刑に値するほど悪質ではない」なんてことはありえないんですよ。

 おそらく裁判官も裁判員も家族を殺された人はいないでしょうから、遺族の気持ちなんて理解できるはずはありませんよ。だいたい、死刑執行のボタンだって誰が押したかわからないような配慮されているんでしょ?裁判官側にだって、例え同法であっても人殺しには関与したくないんですよ。それが良くわかった事件でしたね。

 ぼくだって、僕を轢いた犯人が執行猶予3年になったことには納得していないですよ。と言っても、死刑になれば納得できるかといえば、そうじゃないんです。だって死刑って、あんなに楽に死ねることで「責任を取った」みたいに思われても癪に障るだけですよね。

 だって、僕は事故前に体には戻れないんですよ!!がんばってリハビリして復職目指していますけど、事故前のレベルには戻れないんですよ!!僕は、安全装備をちゃんとしてたし、こんなに安全運転してたのに、犯人は、割り込んできたクルマを煽りながら追いかけて、高速道路並みのスピード出して、赤信号無視してぶつかってきたんですよ!!そんな奴を楽に死なせてたまるもんですか!!あんな悪質な人間は大型車を運転しちゃいけないんですよ!だから免許取り消しになるほど、刑務所に入って反省して、出所後は苦労しながら余生を過ごせばいいんですよ。

 僕を弾いた犯人に対しては、それほどの気持ちを持っていますが、僕があいつを恨んだって、僕が事故前の体を取り戻せるわけじゃないし、高次脳機能障害に回復の妨げになるだけで、何にもいいことは無いんです。だからもう考えるのはやめようと思ってたのは・・・、あれ?昨日じゃないの?また、考えちゃったよ、しゅん・・・。

 でも、話を戻すけど、あの事件の判決の理由は被害者遺族へのいたわりは感じられないよね。結局、裁判官ていうのはさ、高学歴で、エリートだろうから、裁判員制度を導入したところで、一般市民の気持ちを理解させるような文章って書けないんだろうね。極刑を望んでいた遺族には気の毒だと思うけど、控訴して死刑判決が出たとしても、死んだ人は戻ってこないんです。そんなに憎いのであれば、おそらく無期懲役は終身刑ではないからいずれ出てくるでしょうから、そのときに、遺族として、死刑執行してやればいいんじゃないのかな?例えそれが実行できたとしても、やっぱり気が晴れることは無いと思います。

 それほど、被害者になってみたときに、日本の法律って被害者を守るようにはできていないんだな、って思いましたし、何でそこまで残虐なことをした奴を人間として扱うのか、犯人を守るのか、って痛感しますよね。「早く忘れることが自分にとって一番メリットがあるんだ!」と思いながらリハビリを続ける今日この頃です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿