僕が、症状固定する以前、県リハに通院してた頃、高次脳機能障害の脱抑制がたびたび起きてました。
いつも話しかけてくれた臨床心理士さんが、僕に教えてくれました。
悪い奴を見つけるとすぐに注意しに行ってしまうことを、「イノシシ攻撃」と表現してくれたんです。
「復職するからには、イノシシ攻撃はやっちゃダメだよ」って言ってくれました。
「イノシシ攻撃」とは、僕が悪い奴を見つけると、見て見ぬ振りができなくて注意してしまうことです。
その頃の僕は、聴覚障害のための補聴器は、まだ装着してなかったから、声が大きかったんです。
僕は休職中でも、公務員だったから言葉は丁寧だったんです。
丁寧な言葉だけど大声で、杖ついて坊主でサングラスかけたおっさんが注意するわけです。
相手がチン○ラだろうと何だろうと、僕の正義感は気にしませんからね。
一度だけだったかなぁ、逆ギレされて腕を掴みあげられた時があります、チン○ラのおっさんに。
高次脳機能障害の脱抑制は、僕の正義感を、健常者の頃より強化しました。
その代わり、見て見ぬ振りできなくなってました。
相手が誰でも関係なく、杖ついて坊主でサングラスかけたおっさんが、大声で丁寧な言葉で注意してるんだから
相手もびっくりする人もいるし、謝る人もいれば、逆ギレする人もいるんですね。
復職するからにはイノシシ攻撃はダメ!って言われてたから、人事部局に対してイノシシ攻撃しちゃダメなんですね。
僕が攻撃するのは、僕をこんな目に遭わせた信号無視野郎とその一味だけです。
最強弁護士さんが味方に付いてくれてるから、もう勝ったようなものですね!
というわけで、明日からイノシシ攻撃を起こさないように頑張るぞ!!!
「イノシシ攻撃」とは、臨床心理士さんが、高次脳機能障害の僕にわかりやすく説明してくれたんです。
猪突猛進する様をイノシシの攻撃と説明してくれたから、医学用語ではないと思いますよ。