松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

交響曲第2番ハ短調「復活」

2007-10-21 22:35:07 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
グスタフ・マーラー、指揮・三石精一、演奏・東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団、ソプラノ・佐藤しのぶ、アルト・伊原直子、合唱・東京ユニバーサルフィルハーモニー混声合唱団。
正直 マーラーの存在こそ知ってはいたものの、この曲を聴いたのも初めて 夫は眠くなるだろうなと心配していたが、結果眠っている暇はなかった。会場に入るなり、「休憩時間はありませんのでご承知おきください。」と。覚悟し、お手洗いも済ませた それぞれの茶色系の弦楽器等がズラッと並んで何でも演奏しているのを見るだけでも何だかいい感じの私。でもただそれだけ こんな程度の知識?なのだけれど、第5楽章になるのかな?大掛かりな楽器編成と、独唱、合唱が壮大な音を奏でだした時、自然に涙がでてきたのには静かに驚いた!マーラーは才能には勿論恵まれていて、音楽家として「それ以上、何を望むか」と誰しもが羨む、華麗な人生の軌跡の持ち主であった。それなのに、最晩年のマーラーの一言が「今までの僕の人生はただの紙切れに過ぎん」という悲痛な告白であった。・・・まさに私達の胸に「幸福とは何か」という重い問いかけとなって響かずにはおかない。・・・
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