筑波大学 ”勇者の鼓動”

筑波大学リサーチグループ「スポーツ産業人育成プロジェクト」による

産学連携型教育・研究成果の社会還元活動として実施されている講座。


スポーツ（文化）を産業にしていく力とは？

起業的精神とは？


スポーツを通じた起業・価値創造において国内外の第一線で活躍する勇者を招き

その勇者達の熱き鼓動から

新たな知識（スポーツ・ビジネスナレッジ）

知恵（マネジメント）

人脈（起業的精神）

そして受講生に勇気と元気を獲得してもらうことが目的。


今回の勇者は、株式会社星野リゾート代表取締役社長・星野佳路氏。

数年前、荒川静香さんが勇者として招かれた際も聴講生？として筑波大学まで行ったように

リュックを背負って小気味よく活動する星野氏（ドキュメンタリー番組で観た）に興味あり

今回も行ってきた。



講座は１８時半からだけど、早めに筑波（つくばエクスプレス）にいき、西武デパートでぶらぶら夕食ならぬティータイム

１７時には日も暮れ、つくばセンター周囲はイルミネーションが綺麗



右！雪の結晶がライトアップされているのは、Right-on.のビル



商売をしているのでもなく、起業を目指しているわけでもない私の頭の中に何が残ったか？
きわめて断片的だけど以下


REIT（リート）・・・Real Estate Investment Trustの略
　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　まず投資信託法人が組まれ、投資家から投資を募り資金調達をする。
　　　　　　　　　　投資法人は、集まった資金で不動産を購入したり、管理・運営を請け負う。
　　　　　　　　　　あるいは事前に不動産を所有しており、その不動産を証券化（不動産の価値）することもある。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　その不動産から生まれる収益（賃貸料や管理料）などの利益から投資法人のコストを引き
　　　　　　　　　　残った利益を投資家に配当金として還元する。


星野リゾートはこのリート市場運営　　あれえ？？？
ともかくこの方式で星野リゾートは、本業であるリゾート運営に特化、専念できる。
また広く資金調達が可能となるため、新規事業計画を進め易くなる。



”ダツコモ山へ登れ　”
　　　　脱コモディティ化　ということらしい
　　　　
　　　　コモディティ化とは、似ている商品やサービスが大量化されている状態。
　　　　競合は一つ一つの活動を真似しにくくすること。



トレードオフを伴う活動
　　　一方を選び、もう一方は捨てる。
　　　何をやるかではなく、何をやらないか！
　　　何をやることをやめたか！

　　　星野リゾートのトレードオフは、所有か？運営か？で運営を！！



経営最大のビジョンは、夢を与えられるか？

フラットな組織～役職に関係なく、自由に話すことができるか？社員のモチベーションを上げる。

社員の共感を生み、高めるためのコンセプトを決める。

将来像は、遠い将来ではなく、近い将来にすること。



直接関係ない世界で生きている自分にも結構　響くものがあった。
ただ！　星野リゾートは魅力的だが、少々お高くてまだ利用できていない


錆びた脳が刺激されたのは確か
帰りのエクスプレス車中での晴れ晴れとした気持ちは久しぶりのものだったような・・・。