松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

2024/04/14  美術館のはしご

2024-04-14 14:11:12 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
皇居三の丸尚蔵館
"皇室のみやび"
3月12日〜5月12日

源氏物語図屏風
伝 狩野永徳
六曲一双
桃山時代(16〜17世紀)
紙本金地着色
各隻  167.5×361.7

もとは八条宮家創立当初の
邸宅の襖絵。


左隻全体に「若紫」


右隻には
「蜻蛉」「常夏」
などが描かれている。


永徳一門の絵師による
"源氏の間"
とでも言うべき華麗な一室
を想定。


🖼
美術館の春まつり
東京国立近代美術館
3月15日〜4月7日

鏡獅子 試作頭
平櫛田中



"小雨ふる吉野"
菊池芳文
京都四条派の画家

花びら下辺に
胡粉(白い絵の具)
の溜まりが、できるように
描いているので
まるで花びら一枚一枚が
雨の滴をのせているかの
ようです✨








"自画像"
藤田嗣治
1920年代からパリで
売れっ子画家として活躍。

黒髪のおかっぱ頭に
丸眼鏡。
猫ちゃんを抱っこ。
右手に筆を持った人物
こちらを見つめています😊

画面に描き込まれた
日本画用の筆や硯からは
西洋の伝統的な主題を
参照しつつ
日本人画家としての
アイデンティティを
戦略的にアピールする
藤田の自負を
読み取ることができる
との解説。










コメント
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