実は今週、義理のオカンが入院・手術の予定が入っています。
その検査や準備にずっと付き合ってきたのですが、まだまだ先だろうと思っていた手術が近づくにつれて、「親の健康・老後の介護」などを考える事がありました。
オカンから連絡をもらったのは9月の終わり。
何事かと思ったら、「のどに腫瘍が出来ているから精密検査を受ける事になった」と半べそ状態で連絡がきたのだ。
さっぱり分からないけれども、「腫瘍」という響きに不安を感じノックダウンしたオカンを一人で病院に行かせる訳にもいかず、病院につきあう事になった。
と、簡単にここでは書くが、実はこれがかなり大変。
というのも、大学病院は朝早く診察の受付をしないと待ち時間が非常に長くなってしまう事もあり、オカンはとにかく早く行きたがった。
でも、希望通り朝7時半に出る為にはぶーちゃんの送りを誰かに頼まなくてはいけないのだ。
パパは24時間体制で仕事をしているので、朝必ずいるとは限らないのでなかなか頼みずらい。
そしてヘルパーさんにも朝と言う時間帯に外で1時間時間をつぶしてもらうのに気が引けてしまい、やっぱり頼みずらい。
とはいえ、ただでさえ不安一杯で揺れているオカンに「いけません」だの余計な事は言いたくない。
結局パパがいる時にはパパにお願いして、どうしても都合がつかなかった時だけ近所に住むママさん友達にお願いしてバスの送迎を頼む羽目になった。
(ぶーちゃんはそのお友達の家にもすっかり慣れているので、あまり問題が無かったようでホッとしましたよ・・・)
正直この調整だけでどっとつかれたよ・・・
で、検査の結果ですが・・・町医者の推察通り「耳下腺腫瘍」といわれるものだった。
まぁ字を読んでの如く、唾液を作る耳下腺と呼ばれる部分に腫瘍が出来ているという病気なのですが、オカンの場合自覚症状はほとんど無かった。
ただ、去年の秋ごろから耳やのどが痛くなることがあって、病院に継続で通っていたらしいんです。それでも全然よくならず、かかりつけの先生が気になってCTを撮ったところ腫瘍が見つかったという話だったのです。
で、今回MRIを撮ってさらに診断をしたところ、やはり5センチ大の腫瘍が耳下腺に出来ている事が判明。しかも、通常の耳下腺腫瘍は腫瘍が大きくなってこぶのように顔面が腫れてくるので病気が発覚するのだが、おかんの場合は耳下腺の奥側から頬骨へ内側に向かって腫瘍が大きくなった為、見た目では全然病気が分からなかったらしいんです。
(でも、写真を撮るとほほ骨のあたりにどーんと大きく腫瘍があるのが分かり、腫瘍の大きさを実感しちゃいました)
結論としては、腫瘍の画像からはおそらく良性だと思うけれど、希に悪性の部位が混ざっている事もあるので、手術で取り除く方がいいだろうという事でした。
しかも耳下腺の裏側に出来た腫瘍の上、5センチ大でかなり大きくなっているため、耳下腺腫瘍としては難しい部類に入る手術であるという事。
そしてもしかしたら通常の手術では取りきる事が出来ないという場合もあり、その場合には8時間近くかかる大掛かりな手術に変更するという具体的な話までその場で聞かされました。
オカンはその場で手術の日程を決めてしまいましたが、ここからがもう大変(汗)
実はオカンは非常に行動的でおおらかな方なのですが、事病気に関しては非常にナーバスな方なんですよね。
その証拠に、検査から手術の日程などに至るこの診察の際に先生と交わした会話を後で聞くとほとんど覚えていないんですよ。
病院の性質と言えばそれまでですが、先生方は常にいい事と悪い事を説明してくれるんですよね。
でも、ピリピリモードのオカンにしてみると「悪い事」ばかり印象に残ってしまい、肝心の話を全然聞いていない事があるんですよ。
正直危なっかしくて一人で行かせられません。
ぶっちゃけ手術が決まってからもナーバスな状態は続いていて、電話をしてきては泣いたり、突然実家に帰省してみたりと見ていてハラハラする所があります。
オカンはこれまでにも別の病気で手術や入院をしているのですが、今回は病気が病気なだけに余計に神経がピリピリしているみたいです。
正直私もそんなおかんに振り回される事があるのですが、自分に置き換えてみたら今は仕方がないのかなぁ・・・って思うんです。
付き合える部分は付き合ってあげないと可哀そうですしね。
まずは手術が無事成功するように、そして予定通り退院して余計な障害が残らずに早く良くなってくれるのを願うばかりです。
で、話はタイトルに戻ってですが・・・今は私の母も、相方の両親も、そして義理のオカンも元気で過ごしていますが、還暦をはるかに超えた年齢になっている事を考えたら、いくらでもこんな風に入院したり病気になったりって事も考えられるんですよね。
今回こうやって病院につきあう中で、今の自分は自分の生活を維持するので手一杯ですが、いずれそれと並行して親の介護もやっていかなくてはいけないのかもしれないと気付かされたんです。
うちの親の介護はおそらく兄家族がやるでしょう。
田舎にいる相方の両親は同じ街に暮らす義弟家族がやるでしょう。
そして恐らく、義理のオカンの面倒は私たちが見る事になるんだと思います。
実はここで書いている「義理のオカン」はパパがまだ学生の頃に離婚してしまい、今は別の人と結婚して近くの町で暮らしています。
つまり戸籍上ではもう私たちとは全然無関係な人なんですよね。
それでもやっぱり血を分けた親なので、パパも義弟もとてもオカンの事を大切にしているんですよね。
まぁ、少々おおざっぱで強引な所はあるにせよ(笑)私たちの事もとても気にかけてくれているし、私としてはたとえ戸籍が繋がっていなくても大切にしてあげないと可哀そうだなぁって思います。まぁ、色々思う事はあるけれどね。
ただ、うちの場合にはもう一人手のかかるぶーちゃんがいる。
変な話、完全に介護が必要になったとしたら何処まで手助けができるのだろうかと思う事もある。
だって今回ぶーちゃんの朝の見送りを調整するだけでも色々大変だったんだもの~(汗)
でも、病気や体の不調に対してナーバスになりやすいおかんの事を心配しながらぶーちゃんの事を考えていかなくてはいけないのかと思うと少々不安になったりするんですよ。
気が早すぎかもしれないけれど、それでも親がこの先弱っていくのは確かなんでね。
もちろんそんな日が少しでも遠い事を願ってはいるけれども、様々な状況を考えて心構えだけはしておかないといけないのかなぁって思うとんとんなのでした。
その検査や準備にずっと付き合ってきたのですが、まだまだ先だろうと思っていた手術が近づくにつれて、「親の健康・老後の介護」などを考える事がありました。
オカンから連絡をもらったのは9月の終わり。
何事かと思ったら、「のどに腫瘍が出来ているから精密検査を受ける事になった」と半べそ状態で連絡がきたのだ。
さっぱり分からないけれども、「腫瘍」という響きに不安を感じノックダウンしたオカンを一人で病院に行かせる訳にもいかず、病院につきあう事になった。
と、簡単にここでは書くが、実はこれがかなり大変。
というのも、大学病院は朝早く診察の受付をしないと待ち時間が非常に長くなってしまう事もあり、オカンはとにかく早く行きたがった。
でも、希望通り朝7時半に出る為にはぶーちゃんの送りを誰かに頼まなくてはいけないのだ。
パパは24時間体制で仕事をしているので、朝必ずいるとは限らないのでなかなか頼みずらい。
そしてヘルパーさんにも朝と言う時間帯に外で1時間時間をつぶしてもらうのに気が引けてしまい、やっぱり頼みずらい。
とはいえ、ただでさえ不安一杯で揺れているオカンに「いけません」だの余計な事は言いたくない。
結局パパがいる時にはパパにお願いして、どうしても都合がつかなかった時だけ近所に住むママさん友達にお願いしてバスの送迎を頼む羽目になった。
(ぶーちゃんはそのお友達の家にもすっかり慣れているので、あまり問題が無かったようでホッとしましたよ・・・)
正直この調整だけでどっとつかれたよ・・・
で、検査の結果ですが・・・町医者の推察通り「耳下腺腫瘍」といわれるものだった。
まぁ字を読んでの如く、唾液を作る耳下腺と呼ばれる部分に腫瘍が出来ているという病気なのですが、オカンの場合自覚症状はほとんど無かった。
ただ、去年の秋ごろから耳やのどが痛くなることがあって、病院に継続で通っていたらしいんです。それでも全然よくならず、かかりつけの先生が気になってCTを撮ったところ腫瘍が見つかったという話だったのです。
で、今回MRIを撮ってさらに診断をしたところ、やはり5センチ大の腫瘍が耳下腺に出来ている事が判明。しかも、通常の耳下腺腫瘍は腫瘍が大きくなってこぶのように顔面が腫れてくるので病気が発覚するのだが、おかんの場合は耳下腺の奥側から頬骨へ内側に向かって腫瘍が大きくなった為、見た目では全然病気が分からなかったらしいんです。
(でも、写真を撮るとほほ骨のあたりにどーんと大きく腫瘍があるのが分かり、腫瘍の大きさを実感しちゃいました)
結論としては、腫瘍の画像からはおそらく良性だと思うけれど、希に悪性の部位が混ざっている事もあるので、手術で取り除く方がいいだろうという事でした。
しかも耳下腺の裏側に出来た腫瘍の上、5センチ大でかなり大きくなっているため、耳下腺腫瘍としては難しい部類に入る手術であるという事。
そしてもしかしたら通常の手術では取りきる事が出来ないという場合もあり、その場合には8時間近くかかる大掛かりな手術に変更するという具体的な話までその場で聞かされました。
オカンはその場で手術の日程を決めてしまいましたが、ここからがもう大変(汗)
実はオカンは非常に行動的でおおらかな方なのですが、事病気に関しては非常にナーバスな方なんですよね。
その証拠に、検査から手術の日程などに至るこの診察の際に先生と交わした会話を後で聞くとほとんど覚えていないんですよ。
病院の性質と言えばそれまでですが、先生方は常にいい事と悪い事を説明してくれるんですよね。
でも、ピリピリモードのオカンにしてみると「悪い事」ばかり印象に残ってしまい、肝心の話を全然聞いていない事があるんですよ。
正直危なっかしくて一人で行かせられません。
ぶっちゃけ手術が決まってからもナーバスな状態は続いていて、電話をしてきては泣いたり、突然実家に帰省してみたりと見ていてハラハラする所があります。
オカンはこれまでにも別の病気で手術や入院をしているのですが、今回は病気が病気なだけに余計に神経がピリピリしているみたいです。
正直私もそんなおかんに振り回される事があるのですが、自分に置き換えてみたら今は仕方がないのかなぁ・・・って思うんです。
付き合える部分は付き合ってあげないと可哀そうですしね。
まずは手術が無事成功するように、そして予定通り退院して余計な障害が残らずに早く良くなってくれるのを願うばかりです。
で、話はタイトルに戻ってですが・・・今は私の母も、相方の両親も、そして義理のオカンも元気で過ごしていますが、還暦をはるかに超えた年齢になっている事を考えたら、いくらでもこんな風に入院したり病気になったりって事も考えられるんですよね。
今回こうやって病院につきあう中で、今の自分は自分の生活を維持するので手一杯ですが、いずれそれと並行して親の介護もやっていかなくてはいけないのかもしれないと気付かされたんです。
うちの親の介護はおそらく兄家族がやるでしょう。
田舎にいる相方の両親は同じ街に暮らす義弟家族がやるでしょう。
そして恐らく、義理のオカンの面倒は私たちが見る事になるんだと思います。
実はここで書いている「義理のオカン」はパパがまだ学生の頃に離婚してしまい、今は別の人と結婚して近くの町で暮らしています。
つまり戸籍上ではもう私たちとは全然無関係な人なんですよね。
それでもやっぱり血を分けた親なので、パパも義弟もとてもオカンの事を大切にしているんですよね。
まぁ、少々おおざっぱで強引な所はあるにせよ(笑)私たちの事もとても気にかけてくれているし、私としてはたとえ戸籍が繋がっていなくても大切にしてあげないと可哀そうだなぁって思います。まぁ、色々思う事はあるけれどね。
ただ、うちの場合にはもう一人手のかかるぶーちゃんがいる。
変な話、完全に介護が必要になったとしたら何処まで手助けができるのだろうかと思う事もある。
だって今回ぶーちゃんの朝の見送りを調整するだけでも色々大変だったんだもの~(汗)
でも、病気や体の不調に対してナーバスになりやすいおかんの事を心配しながらぶーちゃんの事を考えていかなくてはいけないのかと思うと少々不安になったりするんですよ。
気が早すぎかもしれないけれど、それでも親がこの先弱っていくのは確かなんでね。
もちろんそんな日が少しでも遠い事を願ってはいるけれども、様々な状況を考えて心構えだけはしておかないといけないのかなぁって思うとんとんなのでした。
うちはみんな今のところ元気だから全然考えもしてなかったけれど、確かに何れはそういう時が来るんだよね~。
状況が異なるけれど、うちも乳児と幼児だから、今そんな事になったらど~しよう...と考えると、そうとうあたふたしてしまいそう。
義理のお母様、心配性でいつもそうなるなら、何か安定剤を処方してもらった方が良いんじゃない?
きっと夜もしっかり寝られていないだろうから、そのままじゃ余計に他まで具合が悪くなっちゃいそうだよね。
とんとんさんも同じく、です。
僕が心療内科で不安障害(不安神経症?)と診断されて、たった1錠の薬でだいぶ精神的に楽になっている事を考えると、その様に思ってしまいます。
腫瘍が、良性だと良いね。
かなり大変そうだけれど、しばらく頑張ってね!
励ましのコメント、ありがとうね!
>確かに何れはそういう時が来るんだよね~
そうなのよね。
やっぱり人って勝手だからその立場にならないとイメージできない部分ってあるじゃない?
でも、考えたら自分の親ってすでに「高齢者」って立場に突入しているんだもの。
絶対にあり得ないとは言い切れないよね・・・。
てるぼー家の場合は、お子様がたが成長するにつれて手を離れて行くでしょうが、うちの場合はなかなか私たちの手を離れていく事が無い分、少々考えてしまうんですよね。
まぁ、なるようになるとは思うんだけどね。
オカンの心配症は、もう性格的なものなのよね(苦笑)
自分でも「こういう事は本当に苦手なのよね~」って感じで分かっているみたいだし、そこまで深刻って訳じゃないみたいだからしばらく様子を見てみますよ。
まぁ、術後はちょっと分からないけどね・・・。
てるぼーの場合は、本当に病院できちんと診察してもらってよかったと思っているよ。
何処までが性格的なもので、何処からが病的なものなのかは、やっぱり専門の先生じゃないと分からないものね。
てるぼーは真面目だから、余計な負担を抱え込む事が多かったんだと思うよ。
楽になって本当に良かったよ。
毎日心穏やかに過ごせるのが一番だもんね♪
これからもあまり無理せず、家族の為にも元気で過ごそうね。
・・・とりあえず、ちゃんと寝てね(爆)