とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

交流学習

2010-02-24 | 学校生活(2年生)
えーっと・・・気がつくと前回のエントリーからすでに2週間が過ぎていたんですね(汗)
この2月はPTAでの大きな仕事があったり、授業参観があったり、ちょっとした旅行にいったりと大忙しで動いていたので、全然パソコンを立ち上げなかったんですよね。
ネタはたくさんあるのに~(苦笑)

とりあえず近況兼ねて先日見学に行った交流学習などについて。

授業参観週間の某日、交流学習という事でぶーちゃんの学校の近くにある小学校に行ってきました。
が、初っ端からぶーちゃんはプンプン怒りだしていた
歩き始めたばかりなのに何故??って思ったのですが、先生曰くいつもなんですって(苦笑)
理由は「大好きな公園」に行く為の道じゃないからだそうですよ・・・全くもぉ・・・

で、そんなぶーちゃんを引き連れあっという間に小学校に到着。
体育館での活動だったのですが、中に入るとすでに同じ2年生の子たちが待機済み♪
お互い向き合って、まずはご挨拶から。
という物の、チャイムの音に驚いて逃走する子あり、ドアと言うドアを確かめに走る子もいたりとなかなか賑やかな感じ。

とにもかくにも時間が無いという事で、先生のごあいさつの後は早速活動開始となりました。
で、内容なんですがね~ぶーちゃんの学校の子と、向こうの学校の子がマンツーマンでペアになり自由遊びをする事になったんです。

自由遊びと言っても、子供たち同士で遊ぶのはなかなか難しい。
それでもバスケットゴールにボールを投げて遊んだり、単純に走り回っている子の後ろを追いかける遊び方もあったり、ふわふわボールを投げてあげて反応を見たりなど、子供たちなりに頑張って活動をしてくれていた。

が、うちのぶーちゃんときたら・・・ついてくれた男の子をまるっきり無視。
私から奪い取った黒いゴム(実はこれ、ぶーちゃんにとっての「ライナスの毛布」みたいなもので、自分の心を落ち着かせるアイテムの一つなんです)を一心不乱にいじっていて、動きもしないんですよね。
そんな怪しい動きをするぶーちゃんに何をしていいのか分からないパートナーの男の子も困ったようについているだけ。
その男の子は一応ぶーちゃんについていてくれたけれど、視線は他のお友達のボール遊びをずーっと追いかけていた。
最後の方は、ぶーちゃんから少し離れてお友達に交じってボール遊びを始めてしまっていたのだが、近くを先生が通るたびに慌ててぶーちゃんの近くに戻って来ていた。

あーあ、ごめんなさいねぇ・・・。
床に座り込んでゴムをいじっている様な訳分からない、反応もない奴の相手なんてしたくないよね~。ボール遊びしたいよねぇ~。

男の子の微妙な動きに秘められた思いが分かるだけに、見ていて凄く切なくなりました。
仕方ないとは言え、他のお友達がそれなりに遊んでいるだけにやっぱり凹んでしまうんですよね~。

ちなみに、ぶーちゃんのクラスのお友達はみんな似たり寄ったりでした。
一緒に行ったクラスのお母さんは「同じ年の子が相手なのは、うちの子(重複クラス)たちには厳しいかもね~」とため息交じりで見ていました。

人と関わる力が弱いのを、こういう時しみじみ感じますね。

ただ、凄く疑問に感じた事もありました。
例えば、ぶーちゃんについてくれた子が「一人」だって事。
これが「二人」だったら、相手の男の子だって誰かに相談したり、愚痴を言いあったりと、もう少し心強かったはずだと思うんです。
確かに動きはとろいので「一人」でもいいのかもしれません。
実際多動のお子さんには2人ついていましたからね~。
でも、ある意味「一人」で相手するには手ごわいのも確かではないかと・・・。

で、先生にこのマッチングは誰がやったのか確かめてみた。
すると答えは「相手の学校側でやってくれた」でした。

なるほど・・・と思うワタクシ。
それじゃ文句も言えません・・・

でも、もうひとつ疑問に思った事がある。
それは「自由遊び」という遊び方についてだ。
なんかしらの形で自由遊びしていた子たちはいいんですよね。
けれど、明らかに「一緒にいる方法すら見つからない」ぶーちゃんの様な子には、ある程度先生方にも間に入ってもらって「遊び方」を相手の子供に伝授するなど、何らかの手助けが必要だったと思うんです。

例えば、ぶーちゃんはボール遊びは好きだけれど、ボールを投げられるのは怖がって目をつぶってしまう。でも、相手の子が風船を手に持ってぶーちゃんの目の前にかざしてくれれば、それを自分でバンバン叩いて楽しむことが出来る。

せめてこの「風船」位のアドバイスはあっても良かったのではないかと思ったんです。
今日のこの様子だけ見ていたら、本当ぶーちゃんにとっても何の実りもなく、そして相手の男の子も「変な子だった」という嫌な思い出しか残らないような気がしたんでねぇ。

とはいう物の、先生方も危険防止のためにあちこちガードしていたりなど、子供たちにべったり付いていられない状況だった・・・という事も分かってはいたんですけれどね。
一応自分が思った事だけは先生に伝えてみました。

先生方も、「交流についてももう少し色々検討したいんですよねぇ」と言っていたので、思う事があったんでしょうね。
今後どういう形に変化していくか、長い目で見て行きたいと思っています。


最新の画像もっと見る