とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

授業参観ウィーク

2009-02-06 | 学校生活(1年生)
タイトル通り、授業参観週間の為毎日ほぼ学校に日参している私。
成長した姿におぉっと思ったり、目を覆うような態度に先生の前で雷を落としたりと色々やっておりますが、その辺りの感想についてはまた後日書くとして今日はちょっと呟いてみる・・・。

先生って本当に大変な仕事だ・・・(遠い目)

ぶーちゃんのクラスは重度重複クラスの為、生徒数に対して先生の数は一番多くなっている。
ちなみに生徒数6人に対して先生は3人。
2人に1人先生がつく計算なのだが、ここ数日間授業を見て思ったのはそれだけ人数がいても先生の手が足りていないのが現状と言う事だ。

重度重複にいる子どもたちは言葉も喋る事は出来ない上に、身辺自立はまだまだ赤ちゃんクラス。トイレに連れて行くのも、水筒で水を飲ませるのもみんな先生がひとりひとりずつ当たって対応するしかない。

Aちゃんには水を飲ませ、その間にBちゃんをトイレに連れて行く。
その間にCちゃんの外着を着させ、その間に床で靴下を脱いでゴロゴロし始めるDちゃんを起こして靴下をはかせる。
その間ぶーちゃんは空を眺めて、Eちゃんは引出しをあけて中身をひっくり返し始めていたりする。

そしてトイレから戻ってきたBちゃんに外着を着せて、ぶーちゃんに水を飲ませ、ひっくり返した引出しを直しつつEちゃんをトイレに連れていき、そしてAちゃんはおもちゃを出してごろごろし始める(爆)

なんだかエンドレスにお世話が続いている状態なんですよ。いや本当に・・・(汗)
まさに時間との勝負、修羅場ってまーす・・・って感じです。

親でさえ目が離せない状態の子供たちを相手に、本当一時も気が休まる間もない。
トイレにいけなくてぼうこう炎になりかけたという話を聞くと笑うに笑えない・・・っていうのが正直な気持ちだ。

そして問題なのは、本来ならば重度重複にいた方がいい子供たちが「先生が不足していてこれ以上重度重複学級が作れない」という理由で普通学級に在籍している状態になっていると言う事だ。
普通学級は生徒6人に対して先生が2人。
今日私が見た状態が同じように繰り広げられているにもかかわらず、2人の先生でてんてこ舞いでお世話をしているんですよね。

都内と言う立地条件の問題もあるけれども、急激な生徒数の増加に対して、敷地が恐ろしく狭いわが学校。
一つの教室を二つに割ったり、図工室などの特殊教室も全部潰して生徒たちの教室としてあてがっているけれど、それでもパンク寸前なんですよね。
正直そう言うのだって子供たちの勉強する環境としては最悪だし、今すぐ何とかして欲しいって思うんですけれど・・・まぁ、新校舎を建築するための予算や敷地確保などどうにもならない事情があるって事もわかるんです。

でも、それに加えて教員数まで足りないんじゃお話にならない。
先生方は本当によく頑張ってくださっている・・・それは見ていてひしひしと感じる。
でも、それでもどうしても行き届かない部分が出てしまうんですよね。
先生方もどうにかしたいけれど、物理的にも時間的にも余裕が無くてどうにもならないって言う状況らしいんです。

そんな先生方を助けるためにも、あともう少しうちの学校で働いてくれる先生の数が増えないかな?
もちろん都の教育委員会が人数などをきっちり決定しているのは分かるんだけれど、正直目に余りますよ~(汗)
退職した先生を午前中だけでも臨時で呼び戻すとか・・・そんな形でもいいから人が増えれば先生の負担も少しは軽くなって、その分子どもたちにもより行きとどいた支援が出来ると思うんだけれどな。
こんなぎりぎり一杯の生活じゃ、先生たちが持たないよ・・・と心配してしまうとんとんなのです。

そんな風に思うのも、今日ぶーちゃんが教室で怪我をして帰ってきたからなんだけれどね(汗)
椅子から落ちて下にあったおもちゃに思いっきり落下したらしいんだけど、そのおもちゃが少し鋭い形をしたおもちゃだったみたいで、当たった太ももの部分が腫れてしまい、青あざが出来てしまいました
先生が目を離した一瞬の出来事だったみたいですが、先生もショックだったみたいで沈んだ声で電話がかかってきました。
病院に行くほどの怪我でもないし、ぶーちゃんもケロッとしているので平気ですよとは言ったけれど、「その程度の怪我」だから良かっただけの話です。

痛い思いをしたぶーちゃんも自業自得とはいえ可哀そうだし、自分が目を離したすきに怪我をさせてしまった事を後悔している先生を見るのも可哀想。
だからこそ「後一人でもいいから人の手が欲しい」と思ってしまうんですけれどね・・・。

他の支援学校ってどんな感じなのかな?
私たちが言っている事は欲張りなのかな・・・??

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2 コメント

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ホント。。。 (そらまめママ)
2009-02-06 17:25:50
こんにちは。

ホント、先生って大変なシゴトですよね。。。

ぶーちゃんの学校は、重複学級、一学年で6人いるんでしょうか??

家の子が入る予定の支援学校は、一学年2人いるかいないかもしくは、0人のようです。。。
確か、学校の説明では、重複学級は、1.5人に一人先生がついているそうです。。。

実際に入学していないので、見学した印象では、かなり手厚かったと思います。。。

手厚いのには、理由があって、重複学級のお子さんは、食事とか、飲み物など気を使わないといけない(お水も飲みやすいように、とろみをつけたりしているそうです)そうなんです。。。
なので、一人一人飲み物も対応していかないといけないので、他のお子さんを対応している間の待つ時間は圧倒的に長くなってしまうみたいです。

学校によって、対応はそれぞれ違うんでしょうかね。。。
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そうなんですよ~ (とんとん)
2009-02-06 21:25:15
そらまめママさん、こんばんはvv

>ぶーちゃんの学校は、重複学級、一学年で6人いるんでしょうか??

うーん、学校によってそんなに差があるんですかね?
うちの学年は4、5組の2クラスが重度クラスで、1クラス3人に対して先生が1人ずつ、それに補助の先生が1名入っているんですよね。
なので、普段は6人生徒がいて3人の先生がいるという状態なんです。
・・・多すぎですかね?
ちなみに全学年重複クラスはありますよ(汗)

重複クラスにいる子は、常時ヘッドギアをつけている子もいるし、多動で常時目が離せないって子供もいるので、どうしても一人一人ずつの介助になるんですよね。
そういう意味ではとても手がかかるクラスだと思います。
さすがにお水にとろみをつける・・・という所まではいかないけれど・・・その辺りの判定基準が学校によって違うのかな?
その辺があいまいですよね(汗)

でも普通クラスにも「常時介護の手が必要で特別な配慮が必要である」という最重度の判定が下りている子供もいるんですよね。
そのお母さんは「なんでうちが普通学級なのかが分からない・・・」と言っている位なんです。
私たち親の間では知的クラスと重複クラスの大きな壁は「一言でも話せるかどうか」ではないかと言っています。
実際それ位しか違いが無い状態なもので・・・。

うーん、謎は深まるばかりです。

でも、先生方は本当によく頑張ってくださってるんですよね~。
だからこそ先生方の方の心配もしちゃうんです(汗)
どうにかならないものですかね?

そらまめちゃんの学校はどうかわかりませんが、うちの学校は都内にある特別支援学校の小学部としては最大規模らしいんですよね。
一応都の教育委員会にPTAの方からも教員の増員を陳情しているのですが、なかなか対応しきれないのが現状みたいです。
来年も今年とほとんど変わらない人数の生徒が入って来るらしいですし、本当どうなる事やら心配ですよ。

とはいえ、実際にぶーちゃん達が生活している場ですからね。
親として足りない部分は協力し合いながらいい環境を模索していきたいと思っています♪

そらまめちゃんももう少しで小学生ですね~。
こんな悩みなど無くスムーズに学校生活がスタートするといいですね!


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