10月9日(金) 雨
LEDシーリングライトがこんな壊れ方をした。
LEDシーリングライトが壊れた
どんな構造か分解しよう。
メーカーはアグレッド株式会社 型番はAC303YCS
台にしている段ボールは新しく買ったHITACHIのシーリングライトのもの。
左がAC100V入力、右がLEDへの出力端子。
明るさや調色を設定した後、記憶回路用の充電池3Vだ。
電圧を測ると3.2Vあった。
さて、痛むとすると電解コンデンサの容量抜けか?
一番大型なのはこれ。200V150μF。ニチコンの日本製だ。
次に大型なのがこれ。250V10μF。
SAMXONとはどこのメーカーだろう?
このサイトに乗っていたが、中国香港の会社の製品だった。
コンデンサメーカー一覧 S
他のメーカーが名前を似せるほど、中国では大きなメーカーらしい。
このほかに電解コンデンサは、
25V220μ、25V100μ、25V47μがあった。
この四角いのもC12と書いてあるから、コンデンサなのかな。
表示を見ると、電解コンデンサとは違うようだ。
この茶色の四角はF!と書いてあるのでヒューズらしい。
3.15A250Vの表示がある。
F4は同じく茶色だが円筒形。耐圧・溶断電流は同じだ。
IC9 これは赤外線センサーの受光部だな。
該当するところに受光部のカバーが付いている。
ブザーが付いている。一度も鳴ったことはないが・・・
LED出力端子は二つある。
線をたどっていくと、
昼光色と電球色のLEDに分かれて配線されているようだ。
そして渦巻き状に、直列でつながっている。
仕組みはよくわからないが、多分パルス幅を変えて明るくしたり、調色したりしているのだろう。
「LEDシーリングライト回路」で検索してみた。
回路図はほとんど見つからなかったが、次のシャープ株式会社の出願資料によると、明るさは電流制御で変えているようだ。
LED駆動回路、及びLED照明装置
同じように壊れた人はいないかと探すと・・・
シーリングライトが点かない
ちょっと壊れ方が違うようだ。
LEDシーリングライトの故障が増えてきました。そこで分解してみました。
意外とLED器具も長持ちしないようだ。
10月10日8:20追記
LEDシーリングライトを修理しようとして、電源を入れるととっても危険なそうだ。
【危険】シーリングライトを修理しようとして死にかけた話
コメント欄もあわせて読むと良い。
LEDは直列でDC100Vで駆動しているらしい。
それで見てみると、このLEDシーリングライトは白色LEDが108個直列、黄色LEDも108個直列になっているように見える。
基板の裏を見たわけではないので、パターンは見ていないが。
1つのLEDに2Vくらいかけないと駆動しないだろうから、108個なら216Vになる。
LEDだから電圧は低いと考えるのは危険だ。
次の人の記事は、自分ではやらない方がいいと思うが、いろいろと参考になる。
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