トンサンの隠居部屋

トンサンの日常記録です。2019.5.27以前の記録はこちらhttps://blog.goo.ne.jp/tonsan2

とうとう8mmビデオデッキも壊れてしまった。もう8mmテープは再生できない。

2020年07月30日 00時03分37秒 | 工作

7月29日(水) 曇り

とうとう8mmビデオデッキも壊れてしまった。
先日からずっと8mmビデオをデジタル化して、ハードディスクに保存していたのだが・・・

二つのことを同時にやるのは苦手だが・・・アナログ ⇒ デジタル変換

「鈴木家の記録」という動画は全部デジタル化は終わったのだが、写真のアルバムがかさばるので8mmビデオ化して、アルバムを捨てたものが4巻ある。
4巻中2巻終わり、3巻目を巻き戻し中、『あれ、変な音がして途中で止まった。』と思ったら、再生も巻き戻しも取り出しもできなくなってしまった。


う~ん、困ったな。8mmビデオを再生できるものはこのデッキしかないのだ。
あとデジタル化したいのが「鈴木家の記録」残り2巻と、トンサンとおかあの結婚式をVHSビデオから8mmビデオにダビングしたものがある。

何とか直せないかな。テープも取り出せないし・・・


ベルト切れ当たりであることを期待して分解したのだが・・・


SONY EV-S55
まずはテープを取り出そう。



巻き戻し終了まで、あと1/3か1/4だったなぁ。



カセットは出たが、テープが引っかかっている。



ピンセットを使ってていねいに取り出した。



さて8mmテープのふたを開けるには・・・この爪を引きながら・・・



そして、テープを巻き取る。


テープが直せたので、もう一度巻き戻しをしてみると・・・

巻き戻しできず、デッキの中でテープが泳いでいる。


もう一度取り出す。

テープがこんなに長く出てしまった。
これではいけないテープを痛める。
使っていないテープでテストしよう。



使っていない8mmテープを入れる。
う~ん、同じだ。どこに原因があるのだろう?


分解してみよう。

全面パネルは、ビス止めはなく、爪が引っかかっているだけなので外す。



デッキ部は3本のねじを外したら、外れた。



コネクターで全部外せると思ったら、ここに細い線が1本はんだ付けされている。



この基板を外さないと、デッキ部は見えない。



つながれているコネクターを外し、基板を取り去る。



う~む、どうやらベルトはあのギザギザのついたベルトが1本だけのようだ。
経時変化のあるベルトは、なるべく使わない設計のようだ。








こうやってながめていても、どこが悪いのかわからない。


このベルトが異常ではないとすると、どこに問題点があるのか、電子的なことなのか?







ここはベルトを使わずに、長いシャフトとウォームギヤを使っている。


さて直せない。
あきらめて元に戻そう。
あ、さっきの線が取れている。
どこにはんだ付けしてあったのだろう?
写真を撮っておけばよかったな。



どうやらここにはんだ付けしてあったようだ。


線をはんだ付けした。



基板を取り付けよう。ビスはこの矢印のところ1本だけで止まっていた。
SONYの設計は素晴らしい。
ほとんどビスを使わず組み立ててある。
さすがはSONYだ。


あ、コネクターから引き抜くときに1ヵ所曲げてしまった。
まっすぐにして差し込む。



コネクターを全部戻し、取り付けよう。



デッキ部は、この正三角形3本のビスで固定されていた。
わかりやすい設計だ。



全面パネルはこの爪2ヵ所と、



あ、上側の爪に引っかかる部分を割ってしまった。



右側の爪。



左側の爪。



組み立てが終わったので、もう一度テープを入れてみる。



カセットを入れるとテープはドラムに巻き付けられる(8mmビデオの仕様)が・・・



再生をしようとしてもできなくて、



カセットの中を見ると、テープがゆるんでいる。
巻き取りができないようだ。



テープを取り出そう。







不具合内容を書いた紙を張り付けておこう。


よわったなぁ、ビデオカメラも壊れてしまっているし・・・


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の感染者が少ないなんて... | トップ | 8mmビデオカメラはどこが壊れ... »

コメントを投稿

工作」カテゴリの最新記事