東京で味わうエジプト その３ (目黒区)

お店の前で少し挫けましたが、気を取り直して60％くらいエジプシャン・キッチュな階段をあがり、「ネフェルティティ」の重いドアを開けると、オーナーが出迎えてくれました。



正面には美女ネフェルティティの彩色された頭像。脇には来店客のポラロイド写真が多数貼られています。アラブ諸国の大使館関係者の中に小泉元首相を発見。それからロナウジーニョも来店したみたい。開店して半年ばかりなのになかなか凄い顔ぶれです。



アラブ・ポップスが流れる店内には天井から半透明の金色のヴェールが幾重にもかけられ、まるでトプカピ宮殿のハーレムにでも迷い込んだみたいです(ちと大袈裟かな？)。ヴェールで区切られた各テーブルは、ランプの柔らかい光の下、半個室のようになっていて寛げます。ごろにゃん。お店の奥には、靴を脱いで上がる絨毯の敷かれたお座敷のようなスペースまで作られているのでした。

今まで体験したことのない不思議な空間。でも、ちと気になったのは、ヴェールのせいで見えにくいのですが、お店に他のお客さんの気配がしないこと。平日で、週二回(水曜と金曜)のベリーダンス・ショーがない日だからかもしれませんが。ま、その分お店を独り占めできていいという意見もありますが...おいおい。大丈夫かい？

つづく