Tomotubby’s Travel Blog

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「スティール・ボール・ラン」レースの開催は何故1890年なのか?

2007-03-08 | 漫画... 「デスノート」と「ジョジョ」など
前回に続いて「ジョジョ」第7部「スティール・ボール・ラン」とフリーメーソンのネタです。

ジャイロ・ツェペリの出身国ネアポリス王国、即ちナポリ王国は、歴史上では 1816年フェルディナンド4世の治世にシチリア王国と合併して両シチリア王国が成立するとともに、その名は地図の上から消えています。1860年にはガリバルディによって両シチリア王国が征服され、イタリア王国に併合されてしまい、ネアポリス王国の名残すら消えてしまいます。「スティール・ボール・ラン」レースの行われた1890年9月時点では、ネアポリス王国(ナポリ王国)は跡形もなく消え去っているわけです。

ならば、レース開催年はどうして1890年(9月)に設定されたのでしょうか?

最初は「ジョジョ」第一部の主人公ジョナサン・ジョースターの没年1889年(2月7日)と何か関係があるのではないか。と睨んだのですが、ご存知の通り第7部は、第6部までの「ジョジョ」で連綿と描かれてきた世界とはまったく別のパラレル・ワールドらしいことが明らかにされました。そこで他の理由を考えました。「フリーメーソン」と関係はなかろうかと。

数霊術的な分析(numerology)をすると以下のようになります。

①まず、1890年の各数字を足すと1+8+9+0=18となります。18=6×3でもあり、ここに「666」が現れます。「666」は映画「オーメン」の主人公ダミアンの頭髪の中に記されていたことで知られていますが、ヨハネ黙示録において「獣の数字」、つまり「アンチ・キリスト」を象徴する数字として示されています。一方この数字はフリーメーソンの崇め奉る数字とも言われます。NYロックフェラーセンターの一角に番地「666」のビルがあり、ビル壁面に番地を大きく掲げているというのは、有名な話です(最近買却されたみたい)。

同時多発テロの「9・11」についても 9×(1+1)=18として、18=6×3として「666」が現れるというかなり無理っぽい説がありますが、「1890年」の分解は、これよりずっとスマートに思えます。そういえば米国起源の某コンビニエンス・ストアの名前も足しあわせて分解すると「666」が現れますね。

②また、1890年09月と月までの数字を取り、二つ区切りにすると、18・90・09となります。二つの数字を足し合わせると1+8・9+0・0+9で、ここに「666」が反転した姿の「999」が現れるのです。

③「666」と直接結びつきませんが、1890年は21世紀まで残すところ「111」年とこれもゾロ目です。「111」は「666」の1/6にあたります。全周360度の1/6は60度、正三角形の内角と等しくなります。目を閉じ込めた正三角形はフリーメーソンの象徴でもあり、真理を表すものです。また、円周を6分割した点を結ぶとユダヤの星ができあがります。

なんだか怖くなってきました。