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Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

澳門假日酒店

2004-03-12 | Macau Petの闖入旅行記
的士(タクシー)に乗ると「澳門假日酒店(ホリデイ・イン・マカオ)」には難なく着いた。普通はそれが当たり前という声もある。マカオに一泊しかしないくせに、既に一時間近くを無駄にした Pet の旅行記など読んでも、ものの役にも立たない、すももも桃も、もののけ姫だと思われる向きもあるだろう。しかしこの一時間は Pet にとって得がたい体験なのであった。決してやせ我慢などではない。ベンチャーズも「急がば回れ」と言っていたではないか。何故なら 既に Pet はマカオの街の距離感を身につけていたのだ。この距離感こそ「街歩きの達人」に欠かせない動物的感覚なのである。それは後に証明されることになるから、諸君、楽しみにしてくれたまえ。

そんなことより、ホリデイ・イン・マカオである。 Pet は香港で味をしめたように InterContinental Hotels Group の Priority Club 会員特権を行使しようとしたが、お客様、生憎部屋が詰まっておりまして、その代わりにドリンク券を差し上げますと、はぐらかされてしまった。がっかりして部屋に向かった Pet だったが、エレベーターに綺麗なおねえさんが乗っていて、にっこりしてくれたので気分が治まった。部屋は別にどうということもなかった。Tomotubby 主宰の Favorite Hotel Links に載せるほどもない可もなく不可もない部屋だった。バスに乗っていた頃からお腹が減っていたので、ホテルの中華レストランに飲茶をしにいくことにした。エレベーターに乗ったら、また別の綺麗なおねえさんが乗っていて、にっこりしてくれた。Pet はマカオの女性に(も)モテモテなのであった。ホリデイ・イン・マカオ、なかなかいいホテルではないか。

無賃澳門市内巴士観光

2004-03-11 | Macau Petの闖入旅行記
周辺は庶民的な雰囲気に変わっていく。道路が少々渋滞気味で鬱陶しい。ここは、南シナ海に突き出た半島の中央を横切る新馬路であるが、進行方向正面には、既にこの目抜き通りの終わりが見えてきた。つまりフェリー・ターミナルのあった海岸線とは逆の側、中国珠海側の海岸線に、まもなくバスはたどり着くのだ。

お昼時が過ぎてお腹が減ってきたことだし、すぐタクシーが見つかるのであれば、このへんでバスを降りて新馬路を引き返すのがよいのかもしれない。小銭があって、荷物が無ければ、いとも簡単なことなのだが、少し躊躇してしまう Pet であった。まもなくバスはT字路に突き当たり、大きく左方向に、つまり半島の先端に向かって曲がった。

この海岸通りは新馬路のような賑やかさは既になく、殺風景な古い建物が建ち並ぶ「場末」という言葉がよく似合う街並みだ。バスはちょくちょく停まり、その度に降りる人はいるのだが、乗ってくる人がいないため、車内の客は減る一方だ。漁村のようなところで、ついには Pet 以外の客が全員降りてしまった。なおもバスに乗っている Pet に対して、運転手は振り向いて何か言いたげである。バスはすぐ近くのバス・ターミナルまで走り停車した。大小のバスが並んでおり、乗ってきたこのバスがいかにオンボロであったかが判った。運ちゃんは、中国語で何かまくしたて「降りてくれ」というジェスチャーをした。Pet は、ゲット・オフすべきバス・ステーションをミスったので、もしこのバスがフェリー・ターミナルの方へリターン・バックするなら、テイク・ミーして欲しいと英語で言ったが、苦労した甲斐なく運ちゃんには通じなかった。期待していたようにバスが巡回しないことはすぐに判った。何故なら降りた Pet とバスを残して、運ちゃんがどこかへ行ってしまったからだ。よって乗車賃についても不問ということになり、ここに無事無賃乗車が成功したわけである。

バス・ターミナルでは、案の定、タクシーは見つかった。ずいぶん遠くまで連れて来られたが、無賃澳門市内バスツアーを楽しめたのだから、まあいいではないか。人生何事もポジティブ・シンキングである。タクシーは見慣れた新馬路を経由してホテルの方に戻った。遠くにクリーム・イエローの葡京酒店の建物が見えた。

新馬路

2004-03-10 | Macau Petの闖入旅行記
今度は、乗ってくる客がいて、その方が多かった。彼らは皆、スーツケースを持つ私 Pet を胡散臭げに見てから、運転手の方に向かい、その後ろにある箱の中に金を入れていた。がーん。なるほど乗車賃は先払いだったのだ。Pet は乗ったときに気がつかず金を払ってないぞ。運転手は金を払ったかどうか確認しているようにも思えないのだが、乗ってきて金を払ってない客に対して、運転中に広東語で何か言ったようで、その客は慌てて金を払いに行ったのを見た。ちゃんとバックミラーで視ているのだ。Pet はスーツケースの分だけ他の客より目立っているから、運ちゃん、ちゃんと目をつけているに違いない。広東語で文句言っても通じないと思っているのだろう、恐らく。

そうしている間も、バスは賑やかだが狭い通りを突き進んでいく。通りの両側には菓子、漢方薬、貴金属などの店が軒を連ねている。イメージ的にはフェリーの着いた側の海岸からどんどん離れて内陸に向かっている感じだ。地図を出して調べてみる前に、目指す宿泊ホテルから遠ざかっていることは明らかだ。例の鳥カゴみたいな建物は気づかなかったが、恐らくはあの派手目おねえさんが降りたところが葡京酒店だったのだろう。となると、この通りはマカオの目抜き通りの新馬路(サンマロ、アルメイダ・リベイロ通り)だ。こうなったら慌てても仕方がない。Pet は少し観光気分になって街の佇まいを味わっていた。

マカオは埋立てにより面積を拡大している(そのせいで各種統計数字に大きな差がある)が、(一番大きい統計数字でも26.8km2で)わが東京都世田谷区の半分程度しかない。品川区や渋谷区くらい(香港全体の50分の1くらい、香港島の3分の1以下)である。そのうち半分以上がタイパ島、コロアネ島の島嶼部になるわけだから、仮にこのバスで遠くに連れて行かれても、たいした距離ではない。ひょっとするとこのバスがもと来た道を巡回してくれて、乗っているだけで戻れるかも知れないと淡い期待を抱き始めた。

豆腐の話

2004-03-09 | Macau Petの闖入旅行記
バスは埋立地に立つビル街を左側に見ながら、猛スピードで走っていく。時折、海岸線が遥か彼方に見えるが、昔はこの道路の辺が海岸だったのだろう。道端にはバス停らしきものがあるので、どうやら降りたい人が運転手に申告したときだけ、バスは停まるようだ。そういえば日本でもそうではないか。問題はどうやって申告するかだ。このバスには、ボタンを押すと「次とまります」が表示されるようなものはついていない。まさか満員電車で降りられないときみたいに、大声で「降ります。降りまーす」とかいうのだろうか。英語圏では大声で「揚げ豆腐」というと何故か停まるそうだが、中国では「麻婆豆腐」か「杏仁豆腐」だろうか、それとも噂の「臭豆腐」か。臭豆腐は、あの西太后が好んで食べたというではないか。豆腐を発酵させるらしいが、豆腐とは字の通り既に腐っている。それをさらに腐らせるあたり、流石に中国四千年の奥儀ではないか。最初に食べた奴の顔が見てみたいものだ。しかしこの際、臭い豆腐の話などどうでもよいのだ。Pet は誰かが降りないかと目を凝らしていたのだが、入口脇に立っていた派手目なおねえさんが天井の黒い紐を引っ張ったのを見逃さなかった。黒い紐は天井や壁に出鱈目に張りめぐらされており、これを引くと音が鳴って「次とまります」の合図になるのだった。バスが停まると、派手派手おねえさん以外の客も降りたのだが、見る限り、誰も金を払っていないではないか?

わけがわからない?

さらに Pet を慌てさせたのは、これまでひたすら直進していたバスが、発進直後に大きく左に曲がったことだ。進む道は狭いのだが、脇を通る通行人が明らかに多くなり、ブティックなんかもあったりして、街の雰囲気も明らかに変わっている。なんか中心街に来たようだと思ったら、また停まった。

巴士に乗る

2004-03-08 | Macau Petの闖入旅行記
旧正月の飾り付けがされたフェリー・ターミナルで、まずは旅の基本中の基本。インフォーメーション・カウンターで地図やらパンフレットをあるだけ貰った。その際、赤いぽち袋まで貰ったので、開けてみると綺麗な金ピカのコインがひとつ。思わぬところでお年玉を貰った。ガイドブックを見ると、ふむふむ、マカオでは、持ってきた香港ドルが同じレートでそのまま使えるが、マカオ・パタカは香港では使えないので要注意、だと。貰ったコインは、本の写真と見比べると、綺麗だが真鍮製、パタカ未満の「はしたがね」のようなので、ひとまずこれは Tomotubby へのお土産。くれるというのだから、もうひとつ貰っていこう。

さあ、知らない土地に着いて、ここからホテルまではどうやって行こう? 地図を見ると決して歩いて行けなくはないが、Pet はスーツケースを持ってきたので、まず徒歩は却下。向こうで人力三輪車が客待ちしているが、経験的にぼったくりに間違いないので論外。スーツケースの分まで請求されかねない。残るは的士(タクシー)か巴士(バス)になるが、今朝、香港でタクシー代をさんざん使ったので、バスに乗ることにした。何を隠そう Pet はバスが好きなのだ。ほどなくバスが来た。ミニバスであるが、行き先を見ると「葡京酒店」経由で、字が難しくてようわからん所へ行くみたいなので、迷うことになるかもしれないが、迷わず乗ることにした。「葡京酒店」は字面からしてポート・ワインを売る店のようだが、ホテル・リスボア(葡萄牙(ポルトガル)の京(首都)はリスボンだ)のことで、併設の「葡京娯楽場」とともに、今も昔もマカオのランドマークである。マカオが初めての Pet でも、あの鳥カゴみたいな建物はよく知っている。宿泊する「澳門假日酒店(ホリデイ・イン・マカオ)」は「葡京酒店」に行く途中に建っているので、どこか途中のバス停で降りればよいだけだ。

バスは、中央の入り口が出口も兼ねているワンドアタイプのようだ。Pet は重い荷物を股間に挟んだ格好で、入り口近くの空いた席に座った。バスはフェリー・ターミナルが始発ではなく、循環しているようで、既にかなりの客が乗っていた。うっかりしていたが、走り出してから、旅の基本中の基本である「乗車賃がいくらで、どうやって支払うのか」を自分が知らないことに気がついた。財布を取り出したが、中にあるのは香港ドル紙幣と百円玉ほか日本のコインだけで、他に持っているのは、さっき貰った「パタカ未満」だけではないか。Tomotubby へのお土産を諦めたとしても、バス代が足りないことは一目瞭然である。ひとまずバスを降りる客が、どのタイミングで、いくら支払うのかを見極めようと考えた。だが、しかし、バスは止まる気配はない。よってまた、降りる客もいない。いきなりのピンチではないか。どうする Pet。

マカオ入境

2004-03-07 | Macau Petの闖入旅行記
マカオのフェリー・ターミナルに着いたはいいが、入国手続きにえらく時間がかかった。係官が大勢どこかへ行ってしまったのだ。窓口は沢山あるのだが、係官が残っている窓口は左側から二つだけで、二人とものんびりしてるというか、どうも手際が悪い。フェリーが着く度に行列が増える一方である。前に並んでいる白人の団体客がしびれを切らせてハリーハリーと文句を言い出した。しかしここは中国、係官は馬耳東風の東風汽車だ。昼ご飯どきなので、きっとみんなで食事してるのだろう。

しばらくして、係官が二人、喋りながら戻ってきて左側の空いている席に着いた。その途端、後ろに並んでいた中国人たちが一斉に平行移動、一瞬にして新しい列を作った。Pet は悔しいことに出鼻をくじかれてしまった。Pet の並んでいる列の長さは、ほぼ半分になり、Pet はいつのまにか最後尾につけているではないか。知らず知らず、係官にとっての山崩し、入国管理タスクの平準化が行なわれていたのだ。白人たちが今度はブーブー言い出した。おまえらは豚か。戻ってきた二人は、食事をしてきたからかずいぶん手際がよい。おお、あの中国人のおばはん、さっき着いたばかりなのに、もう審査を通過しているではないか。全く抜け目がない。生き馬の目を抜くとはこういうことをいうのだろうか。人の多い中国ではこれくらいでないと生きていけないのかもしれない。

そうしていると、また新たな係官が二人現れ、さらに左側の窓口が開かれる気配だ。当然の如く、先程移動した中国人の列の後ろ半分が一斉に構えている。こうなれば負けてはいられない。Pet も猛ダッシュで参入だ。やったー。ポジション的には、ブーイングしている白人たちよりだいぶ前になった。何だか嬉しかった。

人民のおっさん三人組

2004-03-04 | Macau Petの闖入旅行記
マカオへの高速フェリーは座席指定制であった。Pet は運良く窓側の席で、運悪く通路を隔てた隣には、垢抜けないスーツ姿のおっさん三人組が座っていた。きょろきょろしている。少し緊張気味なのが見てとれる。すぐ隣のおっさんのいでたちはというと、黒地にエンジのストライプのスーツ、ネクタイはしていないし、靴下は白、ベルトのバックルは金ピカ、顔は赤銅色に焼けており、スーツは普段から着慣れていないのが丸わかりである。多分お百姓なのだろう。フェリーが動き出した。三人とも緊張してはいるのだが、マカオに行くのが何かたいへん楽しそうで、目は爛々として、口元には笑みすらこぼれている。

おっさんのひとりがカラー版の「東スポ」みたいな新聞を読み出した。どひゃー。こんなところで拡げんといてくれー、というような内容である。大笑いしている。中国語で何か下品な冗談を言っているようだ。こうやってみると、船内は7対3くらいで男性が多いが、女性もいるのだ。うわー。セクハラ!!

おっさん、今度は入国カードを書くためか、懐からパスポートを取り出して、何か言っている。パスポートは見覚えのある中国本土のものだ。いいのか?中国共産党。開放路線かもしれないが、免疫のない人民のおっさんたちに、資本主義のいけない快楽渦巻く魑魅魍魎の巣窟、マカオなんかを見せていいのか?

Pet は中国人民の未来をひとり憂えるのであった。

港澳碼頭の人だかり

2004-03-03 | Macau Petの闖入旅行記
旧正月の時期、香港のホテルには空き部屋も多く希望した価格帯の部屋は難なく見つかったが、マカオでは希望通りの部屋はなかなか見つからなかった。空いているのは室料の高い高級ホテルや中心地から離れたリゾートホテルばかりで、リーズナブルで便利な宿はなぜか満室なのだ。マカオは、日本において、何故か香港ほど人気がない。何故だろう。何故かしら。それなのに、香港には空室があり、マカオはフルである。不況でお年玉が減っている現在において一攫千金を狙った日本仔が、カジノ目当てに大挙して訪澳するとはとても考えられない。どうやらこれは香港でホテルに泊まるはずもない香港仔が、正月休みに大挙してマカオに遊びに来ているからに違いない。貯めたお年玉を元手にカジノで一攫千金ということだろう。Pet が言ったわけではないが、「香港仔はケチ」なので近場のマカオで高級ホテルなどには泊まらない。そのため、博打などに全く興味のない健全極まる日本青年のホテル需要とバッティングしてしまったのだ。まったく迷惑千万な話である。そうと判れば、現地でホテル探しをするのも面倒なので、マカオでも、しっかりカジノ併設のホリデイ・イン系列を予約した Pet であった。もちろん香港での部屋のグレードアップに味をしめたのだが。

港澳碼頭(マカオ・フェリー・ターミナル)に着いて、まず驚いたのは、フェリー乗り場の前には〇〇旅社とか〇〇旅遊社とか、旅行代理店がたくさん並んでいることであった。こんなことなら、フェリーの待ち時間に、ここでホテルを予約した方がよかったかもと、後悔したが、見ていると何やら様子が違う店がある。ところどころで人だかりができているのである。それも、おっさんばかりである。普通の店の外壁には、ツアーやホテルのことが書かれたパネルがかかっているのだが、人だかりができている店には、チャイナドレスのエッチぽいお姉さんの写真のパネルがかかっていて、××夜總會とか××健康芬蘭浴とか書かれている。怪しい。代理店の中を覗くと、椅子に座ったあぶらギッシュな、おっさんたちは、積んであるアルバムのようなものを必死になって見ている。アルバムには、その手のお姉さんの写真が一杯だ。ははーん。Pet は察したのであった。健康芬蘭浴というのは意味不明だが、夜總會というのは多分ナイトクラブだ。香港のホテルの近くにもあった。つまり、この旅行代理店では、マカオのナイトクラブのホステスの指名予約サービスのようなことまでできるのだ。どうやら香港仔は貯めたお年玉で博打以外のこともするつもりなのだ。

港澳碼頭への行き方

2004-03-02 | Macau Petの闖入旅行記
香港と澳門間を往復するフェリーは香港島の上環の港澳碼頭(マカオ・フェリー・ターミナル)に着く。

今回 Pet の泊まったホテルは、地下鉄の尖沙咀駅に程近いところにあった。実は魔教と呼ばれる日月神教の教主の東方不敗であり、時には白髪魔女にもなる金髪の麻薬密輸人で、もしかすると男という噂もある林青霞(ブリジット・リン)のアジトがあり、さらには、元ミス香港で方世玉の嫁候補のくせに殺し屋のエージェントなどをしている李嘉欣(ミシェル・リー)のアジトまである。そのうえ図体の大きなインド人がうろついていたりカレーの匂いまで漂っていたりするし、何故だか知らないがバックパッカーの聖地とまで呼ばれている、ただの汚い雑居ビルなのに、何やら恐ろしげな「重慶大厦(チョンキン・マンション)」。Pet のホテルは、その北隣にある「香港金域假日酒店(ホリデイ・イン ゴールデンマイル香港)」なのであった。

フロントで交渉して、InterContinental Hotels Group の Priority Club 会員特権により部屋はグレードアップされてエグゼクティブ・ルームになったが、眺めはホテルの立地からもオーシャン・ビューなどは望めず、重慶大厦の汚い側面に向き、時にはベランダに洗濯物を干したりするおっさんが見える(誰が呼んだか知らんが)「おっさん・ビュー」の一室であった。

そんなことはどうでもよいのだが、なんとかしてほしいのは、香港島上環にあるマカオ行きのフェリー・ターミナルがここから遠いことだ。今回は短期間の旅行なのにスーツケースなぞ持ってきたので、地下鉄で行くと、乗り換えもあるし、荷物の上げ下げがたいへんである。かといって、スターフェリーに乗るにしても、尖沙咀の先まで荷物を転がしていかないといけないし、香港島に着いても、中環(セントラル)から上環まで一駅あって、地下鉄に乗るか、タクシーに乗るか、ぼったくり覚悟の人力車に乗らないとつらい。ならば、最初からタクシーに乗ろうかと思ったが、車で香港島に向かうには、いったん尖沙咀東の方まで行って、海底トンネルに潜って、コーズウェイ・ベイに出て、中環を経由して上環に行くというえらく大回りのコースとなり、お金がもったいない。が、この際、セに原は帰られないので、あきらめてタクシーに乗ることにした。はぁー(腹立つのり)

香港、2002年旧正月

2004-03-01 | Macau Petの闖入旅行記
2002年の旧正月。今思えばSARSも鳥インフルエンザもなく平穏な日々であった。いきなりではあるが、Pet(自分で呼ぶと情けないものがあるな)は、そのとき香港にいた。

旧正月には派手に花火があがるそうで、夜にピーク(香港島の山のてっぺん)に上がりビクトリア湾を観ると壮観らしい。わざわざ旧暦を調べて、綿密なる計画を立て、貯めたマイレージで貰う航空券のフライトを元旦に合わせたのだが、機内で配られた中国系の新聞一面に写真が出ていて、花火は大晦日にやるものであることを悟ったPetであった。元旦は花火があがる代わりに、たまに爆竹が鳴る。それはそれで異国情緒漂う正月を味わえてたいへんよろしいのだが、実はうるさいだけであったりする。足元で鳴らされるとびっくりするではないか。こら笑ってるんじゃない。そこの子供。香港政府は取締りを強化して、こういう輩にはお尻ぺんぺんの刑などで対処して貰いたいものである。(実は、爆竹ではなくて癇癪玉だったようである。1967年の香港騒動の際に、爆竹の火薬で手製爆弾が作られ当局を悩ませたため、香港では爆竹は禁止されているそうである)

香港には、現地に駐在しているKさんを訪ねてやって来た。Kさんは、Pet が初めて欧州旅行に行ったときの同行者である。余談であるが、 Pet の海外旅行同行者の名前は何故かKさんが多い。従って、このKさんは、いずれ日記に登場することになるKさんとは別人かもしれない。K1号、K2号などと呼ぶのも良いが、M1号(ゴリラに似た怪獣)みたいなので、やめておく。

Kさんには、到着した日と二日目のディナーをご馳走頂いたが、二日目は香港仔(アバディーン)の高台にあり、窓外に水上レストラン「珍宝」の夜景が望める会員制レストランに連れて行って貰った。この夜景で有名なレストランには、昔に別のKさん(いきなり登場)と行ったことがある。水上にあるために船に乗ってアクセスするのだが、昼間はとかくあらが目立つ建物と汚い海も、暗くなると電飾だけしか目に映らなくなり、とても綺麗だ。このレストランにおける食事の最大の問題は、料理がイマイチなことではなく、いったんレストランに着いてしまうと、綺麗な夜景が見れないことである。正面に水上レストランを望める高台に別のレストランを建てた人は、全くもって偉いと思う。
ちなみに「珍宝」は「ジャンボ」と読むので注意を要する。中国語で「珍宝噴射机」と書くと、かなり怪しいが「ジャンボジェット機」のことである。日本人観光客、特にうら若き女性には、人前で間違った読み方をするのは控えてほしいものである。どきどきする。

ところで今回の Pet の旅行記の舞台は、香港ではなかった。香港の西方の未踏の地、珠海と地続きの澳門である。いろいろと黒い噂も多い Macau である。金太の大冒険で、金太が着いたマカオである。Pet は香港で二泊した後、高速フェリーで澳門に足を伸ばし、当地で一泊することにしたのである。