N響の定期公演、いってきました。
最初ブログに書くのは、迷ったのですが、やはり、私も定期会員のはしくれですので、
きちんというべきことは言おうと思います。
結論から言うと、オール・ラヴェル・プログラムだったのですけど、ちょっとてんこもりすぎたのかな。
練習不足だったのか、木管と金管がときどき音を外すという、N響さんらしからぬミスがあって、わたしもビックリ。...
よかったのは、左手によるピアノ協奏曲と、「スペイン狂詩曲」だったなぁ・・・・。
有名な「ボレロ」も前半やはりミスが多くて、後半になって盛り上がってくる・・・はずなんですが、
テンポが途中乱れてしまって、「あららら?」と思うことしきりでした。
めずらしいですね、いったいどうしちゃったんでしょう。
やっぱり6曲も盛り込むのは無理があったような気がしますね。
シャルル・ドゥトワさん自体は、とてもいい方だと思いました。
観客へのサービス精神も旺盛ですし、
齢81歳を超えた方とは思えぬくらいエネルギッシュでチャーミングな方でしたね(^^)
日本で人気が高いのもむべなるかなという気がします。
やっぱり、パーヴォが来てから、N響って劇的にかわったんだなぁ・・という気がします。
パーヴォが指揮するときだと、N響のみなさんの顔色がものすごく明るいんですよね。
「僕たち、こんなすごい演奏しちゃったぞ!!」みたいなところがあって。
パーヴォ新時代到来、というのをあらためて印象付けた、きのうの公演でした。
(でもドゥトワさんもすきですよ~)
14日にサントリーホールに参りますので、ドゥトワさんとN響さんのリベンジ、期待しています!