大切な人たちと、素敵な言葉

慌しい日々のなか、ふと交わした会話に「素敵な言葉」がたくさんあります。
それを、覚えておきたくて・・・。

悲しい話

2010-09-21 17:28:01 | Weblog
 ちょっとしたお知り合いの方の、悲しいお話です
ご本人から直接お聞きしたわけではなく、いわゆる「また聞き」
というものですが、とてもショッキングでした・・・。

 ご本人のY子さんは、おそらく私よりもひと回り以上、年上だと
思います。
とても頭が良くて、話上手。一緒にいると楽しくて、何とも魅力的
な女性です

 そんなY子さんは、若かりし頃に、学生結婚をなさいました
確かお相手も、学生さんだったとお聞きしています。
しかし「結婚生活」というよりは、「共同生活」的な雰囲気だったと
いうことで。
あっという間に解消され、以来、Y子さんは独身を貫いておられた
そうです。

 それから数年後、とある男性と知り合って熱烈に恋われ
家庭のあったその方は、お子さまが成人されたこともあって離婚。
だけどY子さんとその方は、籍を入れることも、一緒に住むことも
なかったそうです。

 その方は、Y子さんのことを本当に愛しく想っておられ
Y子さんもその方を心から信頼し、事実上の夫婦だったそうです。
そうして20年も、そんな生活が続いておられたとのことです。

 ところが最近、その方が癌でお亡くなりになったとか。
詳しいことは分かりませんが、とても驚きました・・・。

 Y子さんのお母さまの「大丈夫?」の問いには、気丈に「もう大丈
」と答えられたとのことですが、何とも悲しいですよね。

 その話を聞いて「Y子さんはずいぶん、つらかっただろうな
と思うと同時に、私だったら、もう生きる気力を失ってしまうかも、と
思いました。

 本当に胸の痛む、悲しいお話でした・・・。
 

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