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大切な人たちと、素敵な言葉

慌しい日々のなか、ふと交わした会話に「素敵な言葉」がたくさんあります。
それを、覚えておきたくて・・・。

「夢をかなえるゾウ」

2012-05-23 19:56:47 | 読む・書く・観る
 再放送のこの番組を、今さらながら観ておりました
もうあまりにも面白くって、毎回笑いっぱなしの大ハマリ
昨日で終わってしまったのが残念でなりません

 古田新太さん演じる「ガネーシャ」のコテコテの大阪弁が
耳にココロに心地よく
口は悪いけど、心の奥にあふれる優しさが行動や言葉の
端々に表れていて。 そういう温かみのある男性が好きな
私は、心をわしづかみにされてしまいそうでした

 回を重ねるごとに笑いの質も向上
いや~、「お笑い」にうるさい関西人の期待を裏切らない
絶妙の間といい、テンポの良い会話のやりとりといい
本当に楽しいドラマでした。

 しかも「おもろい」だけでなく じーんとくるような教え
も盛り込まれていたのが、またよろし
思わず「うんうん」と頷きながら、とってもためになりました。

 昨日の最終話では、これまでで一番の笑いドコロも押さ
えつつ 泣きのポイントも外さなかったので
思いっきり笑ったあとに、ぽろぽろと泣きました

 本来の放送時には何となく観る気になれなかったのが
不思議ですが
でも逆に、今この時に観たからこそ、こんなに感動できた
のかもしれません。

 ガネーシャの最後の言葉

  「世界を  たのしんでや  心ゆくまで」

 この深いひとことを、私も覚えておこうと思います。

「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋~」

2012-03-25 08:17:12 | 読む・書く・観る
 3月20に放映された「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋~」という
ドラマ。みなさま、ご覧になられましたでしょうか

 主演は佐藤浩一さんと中山美穂さん。素敵なカップルですよね
しかもドラマの最初っから最後まで、登場人物はほとんどこのお二人
のみというシンプルさ。
ゆえに、セリフと表情が際立つ、まさにオトナなドラマでした

 大阪から札幌へと向かう列車の旅。 これを最後に別れを決意した
二人が、思いのたけを語り合うという内容で

話せば話すほど、二人が築いてきた時間の重さや歴史の深さ、そして
いかに自分が相手を大切に想っているのかを、痛感せずにはいられ
ないという感じが伝わってきて…。何とも切ない気持ちになりました

 中でも思わず観入って(聴きいって)しまったのが、佐藤浩一さんの

 「俺はおまえのことが一番良く分かってる。おまえという女を好きに
 なって、俺と逢っていない時は何をしているんだろうとか、どうして俺
 なんかと逢いたいんだろうとか、ずっとずっと考えてきた。
 そして好きなところ・きらいなところも良く分かってる。優しいところ・
 きついところ・熱い心・冷たい心。しがみつく気持ちと、何もかも投げ
 やりになってしまう気持ち…」

 こんな風に言われたら、女性としてはたまりませんね。
これは反則です。こんなことを言われたら、ますます好きになってしま
うに決まっているのが女心ですから

  自分の全てを知っていて、その上でなお、好きでいてくれる人。
  そんな大切な人を手放すなんて、できるわけがありません。

 私だったらせっかくの決心が鈍り、別れられなくなりそうです。
お互いを深く理解し合っている男女は、結びつきが強く、そう簡単に
別れられるものではありませんけれどね…。

 


 

ちょっといい話

2011-10-22 08:22:58 | 読む・書く・観る
 先日テレビの対談番組に、トミーズの雅さんが出演しておられました
元々「人間味のある方やなあ」と好感を持っていたのですが、お話を
うかがっていて、さらに確信を得た感じです。

 雅さんには3人のお嬢ちゃんがいらっしゃるそうですが、学生の間は
全員のお弁当をご自身で手作りされていた(現在は末っ子ちゃんだけ)
そうです

 これは、ひとくちで言うほどたやすいことではありません。
たまに夕食を作る、というのとは次元が違う!
かなりの気合いと根性 そして愛情を必要とされる作業です。

 おかげでお嬢ちゃんたちには、反抗期がなかったそうです。
みんな口をそろえて「お父さんが大好き」と言っておられました。

 いくら得意分野といえども 毎日の繰り返しは大変なことです。
それを10年間にわたって続けてこられたことに
内容的には「チン!も使いまっせ」とのことで、私たち主婦が作るの
と変わりないものでしたが(ちょっと安心)とても愛情のこもったお弁当
でした

 そして最後に「(お嬢さんがご結婚なさったら)お寂しいでしょうね?」
との、司会者の問いに答えておられた言葉がまた胸を打ちました。

 それは「僕は娘たちを愛しきりましたから。じゅうぶん愛情を注いで
きたので、あとは幸せになってくれたらそれでいいです。」というもの。
そう言い切られたことに、感動さえ覚えました

 番組を観終わった私の結論として 「人間、本当に心からの情熱を
注いだことには悔いが残らないものだ」

 私も子育てを含め、何事にも精一杯の愛情をこめ、後悔のない生き方
をせねばと気持ちを新たにした次第です。

 久しぶりの「ちょっといい話」でした。
 

観なきゃいいのに…

2011-06-13 22:24:45 | 読む・書く・観る
 NHKの「極める!」という番組。今回のテーマは紅茶学です
先週が第1回目の放送 2回目の今日は「紅茶の歴史 香りの進化」
紅茶の起源に始まり、どうやって世界に広がったのか、という話です。

 ちなみに先週は、イギリスの王立化学協会が発表した究極の淹れ方
「ゴールデンルール」についてのお話。「おいしいミルクティーを、とことん
こだわり尽くして淹れる」みたいな、非常に魅力的な内容でございました

 もちろん「ミルクが先か・紅茶が先か」という、イギリスで長年にわた
って続いていた論争に対する結果を踏まえて、化学的にも本当においし
いミルクティが、紹介されておりました。

 指南役は、とても感じの良いおじさま。紅茶に対する正しい知識を持ち、
何より「紅茶が好きで仕方がない」といったオーラをお持ちの方です

 内容的には申し分ないのですが、気になるのは、教えていただく側の某
芸人さん。「週に何度かは紅茶を飲んでいます」とおっしゃっておられます
が、「生徒」としての態度に、私の心がざわめいて仕方がない

 一般人はとても口に出来ない、私にとってはまさに垂涎ものの一杯
その感想を、「あ、おいしい」のひと言で片づけてしまうなんて…

 その他、言葉遣いの端々が気になって気になって
後ろからスリッパで頭をはたきたくなるような発言の数々が、私のカンに
触りまくりです

 そんなに気になるなら、観なきゃいいんだけど。
どうしても紅茶に触れたいので、今日も録画してしまいました

 さて、また後日。悶絶しながら観るハメになるのでしょうか…

 

素敵ですねえ

2011-05-25 19:07:39 | 読む・書く・観る
 ここのところ、日曜日に放映の「江」を楽しみにしています
内容的には……だけど なんせ私の大好きな岸谷五朗さんが
出演なさっており、しかも最近はほぼ主役
いたる場面でそのお姿を拝見できるので、嬉しくってたまりません

 特に今週の一場面には、思わず胸がキュンとしました。
どの場面かというとですね  悲壮な覚悟を決めた茶々に対し、
伸ばしかけた手を途中で戻して「戯言でござる…」とおっしゃるシーン
です。

 あんなにも恋焦がれた人を、やっと手中にできるチャンスなのに。
相手の気持ちを思って冗談に変えてしまう、その人間の大きさが、
何とも素敵でありました…

 このあと茶々は、親の敵で、憎むべきはずの秀吉に惹かれていく
のでしょうが、その気持ちは分からないでもありません。

 やはり女は「大きな人」に憧れますよね。
広い視点で物事をとらえ、相手のすべてを包み込んでしまうような、
そんな大きな男性に、私も魅力を感じます

 また来週が楽しみです ああ~、宮沢りえさんが羨ましい…

「夫婦脳」という本

2011-02-18 21:38:44 | 読む・書く・観る
 前回の「恋愛脳」の続き、「夫婦脳~夫心と妻心は、なぜこうも相容れ
ないのか~」という本を読んでいます

 この本は「夫とは一体、どういう生き物なのか」を分析することに始まり、
科学的な根拠に基づいた、男性脳のしくみが説かれています

 これを読んでいると、探しものがヘタだったり、話の結論を急いだり、
優しい言葉を出し惜しみするのも、ある程度は仕方がないのかな…
ちょっと思ったりもします。

 その他に、18歳になられたひとり息子さんとの生活も描かれています。
これが何とも胸を打つ内容で  病院の待合室で読みながら、思わず
涙がこみあげてきたほどです…。

 幼い頃は母親と一心同体だった息子が、思春期をむかえ、やがて大人
になる様子。 「男の子が男になるって、こういう意味なんだ…」と、近い
将来にやってくるであろう親離れの瞬間を思って、今から切なくなってしま
ったのです。

 あとは、いつも偉そうな夫にも、弱い部分があるのだと分かりました。
どんなことに不満を感じ、不安になるのかも…。
まあ、男の人もいろいろと大変なのねえと、見る目が変わる部分も。

 だけどやっぱり女性は、自分に共感してくれて、「大事にされている」と
実感したい生きものですよね。
まだ最後まで読んでいないのですが、「うんうん」と思わず頷きながら、
楽しんで読みたいと思います。

 男の子をお持ちのお母さま方、かなりの一冊ですよ。


 

「かもめ食堂」

2010-11-05 21:30:46 | 読む・書く・観る
 という映画を、ご覧になられたことがありますか
昨日の深夜に、放送されていたのですが

 フィンランドで食堂(「かもめ食堂」)を営む女性と、その周囲の
人たちとの生活を描いた作品(だと思う。実はまだ、最後まで観て
いない…

 主演は、小林聡美さん。個性的な女優さんですよね
その他、片桐はいりさん・もたいまさこさんが共演しておられます。

 前からずっと、一度観てみたいと思っていたので
昨夜録画しておいて、お昼を食べながら、ちょっとだけ観ました。

 なぜ観たかったのかというと。
作品全体に、北欧の素敵があふれているから。

 町の雰囲気ももちろんですが、「かもめ食堂」のインテリアは特に
素晴らしい もう、うっとりしちゃいます~

 さりげなく使われている食器類も、どれも私の好きなものばかり。
この映画が、そのテの雑誌に頻繁に紹介されているのも頷ける話
です…

 これといったストーリーはない(ように思う)のですが、なぜかどの
シーンからも目が離せない
一緒に観ていたダンナも、「全然お金のかかってない作品やけど、
面白いな。いい映画やと思う」と言っていました。

 内容だけではなくて、その背景にも気を配る映画。
こんな観方をするのは、初めてです

 続きが楽しみ。 これは永久保存版ですね

男女7人・・・

2010-09-17 21:05:21 | 読む・書く・観る
 最近まで、火曜日の深夜に「男女7人夏物語」の再放送をして
いたことをご存じでしょうか

 あまりの懐かしさに毎週録画して、ダンナとお昼を食べながら
ちょこちょこと観ています

 この番組が放映されていたのは、確か今から20年ほど前だと
記憶しています。 だってその頃は私、短大生だったもん

 その20年も前のドラマが、今観てもおもしろい
特に、さんまさんと大竹しのぶさんの掛け合いは、まるでドリフ
並みの、時代を越えたおもしろさ  さすがです

 ご両人は、この共演がきっかけでご結婚されたのでしたよね
そう思って観ると、また別の楽しみがあったりもするのですが
なかなか素直になれない2人の会話は、じれったくも微笑まし
くて、ついにんまりとしてしまいます

 お互いに好きなのに、しのぶさんの「好き?」に「キライ」と答
えるさんまさん。追い打ちをかける「好き?」には、「大キライ」。
トドメの「好き?」には、何とも大阪人的発言の「アホ」とひと言。

 女としては、「優しく好きって言ってあげればいいのに~
と思うけれど、あれだけ絶妙なタイミングで返されると、ついつい
吹き出してしまいますね

 数年後、「ずっとあなたが好きだった」で大ブレイクする賀来
千香子さんも、いい味を出しています。
その他、池上季実子さん・奥田映二さん・片岡鶴太郎さんなども
個性豊かな役柄です。

 最近は、なかなか気に入ったドラマがありませんが。
良い作品は、いつ観てもおもしろいものですね

 私たち世代のみなさま、機会があればぜひ。
当時を懐かしみながら、思い出にひたってくださいませ

「恋愛脳」という本

2010-07-08 20:50:47 | 読む・書く・観る
 「恋愛脳~男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか~」という本
を最近、読みました

 著者は、私よりも9歳年上の、とある会社の女社長さん。
当然のことながら、ものすごい才媛です
(私は、こういう女性に弱いというか、憧れるんです

 男と女の脳は、基本的な構造が違っているそうです。
このため、ものの見方も感じ方もずいぶん違うそうな

 読めば読むほど「男と女なんて、一生かみ合わないんだろうな」
と思う反面、これまでの数々の暴言()は、悪気があってのこと
ではなかったんだと、ホッとする一面もあったりして、いろんな
意味で、実に興味深い内容なのです

 いろいろと面白い話の連続なのですが、中でも特に
なのがこちら

 夫も恋人(あるいはあこがれの有名人)もいる女性に「あなたが
恋人と夫と三人で沈みかけたタイタニック号に乗っていたとしよう。
生きるか死ぬかの修羅場に、命を預けるのはどっち?」と聞いたら
よほど問題のある夫でない限り、全員夫と答えるのである。夫なら
必ず私を生きて帰してくれそうな気がする、と皆、言う。日頃かなり
夫をないがしろにしていても、なのである。「あこがれの、○サマ」
に命を捧げてもいい、と豪語しながらである。

 ちなみに、妻のいる男性に、「あなたが、恋人と妻の三人で沈み
かけたタイタニック号に乗っていたとしよう。救命ボートに一人しか
乗せられないなら、命を助けるのはどっち?」と聞くと、これも全員、
妻と答える。妻に子どもと老親を託して、自分は恋人を抱きしめて
共に沈む、のだそうだ。

 世の男性・女性のみなさま、いかがでしょうか
「な~るほど、その通り」と思われる方もあれば、「いやいや、
私はちょっと違う意見だな~」との考えをお持ちの方もおられる
ことでしょう。

 私ですか? さあて、どうでしょうねえ

恋で人生を・・・

2010-06-18 20:46:15 | 読む・書く・観る
 ついに昨日最終回を迎えた「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」
みなさま、ご覧になられましたでしょうか

 一応録画はしておいたのですが
前回のように、義母にあらすじを語られてはかなわんと思い、
ここ最近「早寝・早起きの健康的生活」を送っている私にして
は珍しく、息子が寝静まるのを待って和室へ戻り ダンナが
お風呂に入っているスキにテレビのスイッチを

 お風呂から上がったダンナに「これが終わるまで、絶対に話し
かけんといて」とクギをさし、(よく考えると、ひどい妻・・・
最後までドラマに浸りきっておりました
(まあ途中2回ほど話しかけられたけど、完ぺきに無視

 観終わった感想としては、「こういう終わり方できたか」って
感じ。「あれって、高橋克典は来たんかな~」とダンナが言って
おりましたが、「来たに決まってる」と私は思います。

 「実際問題として、あの二人が一緒になるのは不可能だろう」
それが世間一般の意見なのでしょうね

 「恋で人生を捨てられますか?」の問いに「YES」と答えられる
人はいったい、どれくらいいるのでしょうか・・・。

 私自身も、きっと恋で人生は捨てられないだろうな。
だけど恋によって、人生が変わったと感じることはあります。

  人を愛し、恋をすることが「生きた証」なら。
  私の人生は、なかなかのものかもしれません・・・。

これまでの人生をふりかえって、ふとそう思いました