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大切な人たちと、素敵な言葉

慌しい日々のなか、ふと交わした会話に「素敵な言葉」がたくさんあります。
それを、覚えておきたくて・・・。

ますます面白く

2010-06-12 11:42:48 | 読む・書く・観る
 なってきているようですね、「同窓会~ラブアゲイン症候群」
私にとって、今や最もの離せない番組です

 とはいえ、一昨日の放送はまだ観ていません。
あの時間帯はバタバタしていて、リアルタイムでは無理
なので、ゆっくりできる時に一人で楽しんでいます

 だけど昨夜、義母からあらすじを聞いてしまって
(義母も毎週、欠かさず観ている・・・)
せっかくの楽しみが、ちょっと半減ってところです。

 「だけど、あんなことあり得るんかな~」と義母が聞く
ので「あんなことって、事件性に発展すること? それとも、
同級生と恋に落ちるってこと?」と逆に質問したら、どうやら
興味のあるのは後者の方だったようで

 3年前の私の同窓会では、やはり何組かが夜の街
消えていったようです。
そういったことは、後日おやっさんから報告が入るので
いつも興味しんしんで「へえ~、あの子らがね~」と感心

 そんなことを話していたら「私らの年齢でも、そんなことある
らしいわ」と義母。
先日帰郷したときに、お友だちから聞いたそうです。

 「同級生・同窓会」って、何やら特別な思いにかられるので
しょうか。
過ぎし日への懐かしさが相まって、気持ちが揺れるのかな

 私はそのテの感情は持ったことがないので
この先の展開が、ますます気になります・・・。

「ラブ・アゲイン」はあり得ない?

2010-05-07 20:37:14 | 読む・書く・観る
 この春から始まったちょっぴりオトナ向けのドラマ、「同窓会~ラブ・
アゲイン症候群~」  みなさま、観ておられます~

 主演はいつ見ても美しい黒木瞳さんと、いつ見てもかっこいい
高橋克典さん。 まさに、オトナな組み合わせですよね

 内容は、30年ぶりに同窓会で出会った男女の「ラブ・アゲイン」を中
心に話が進んでいきます。
再会した夜に失踪したカップルあり、昔の思いをリベンジしようと、
新たな炎を燃やす女性あり。
揺れ動くアラフォー世代の心の内を、うまく表現していると思います

 しかし 現実には、同窓会に行っても「高橋克典」さんがいるハズ
はなく、「ラブ・アゲイン」なんてあり得な~い
まっ、自分が「黒木瞳」さんになれないのと、同じことなんだけど・・・

 ところで私の出身高校には、とても面倒見の良い幹事がおりまして。
卒業してから何度か、「学年同窓会」なるものを催してくれています

最新は、今から3年前。 「40歳記念同窓会」と銘打ち、前回の「30歳
記念」から10年後の開催でありました。

 久しぶりの同級生の顔に、とっても楽しい時間だったのですが
「二次会は、独身組のためのもんやな」ってことで、子持ちの親友N
と私は、一次会で会場を後にしたのでした

 次回はいつかな~。
いっつも二次会はパスしている私ですが、今度は参加してみよっかな

 「ラブ・アゲイン」
どう考えてもあり得ない話だけど、同窓会は楽しみですね。
幹事さん、あの番組を観て一念発起してくれないかな~

素敵~♪

2010-04-20 16:48:44 | 読む・書く・観る
お昼を義母宅でよばれ、そのままを観ていたら、なんと私の
大好きな、岸谷五朗さんが出ておられました

 思わず食後のお茶 そっちのけで、かぶりつき
義母宅の大画面で、そのお姿を堪能させていただきました

 普段は「役者」としての岸谷さんしか知らず、そのお茶目さの
部分に、魅力を感じています

 だけど今日はトーク番組(しかも生放送)だったので、お芝居
に対する姿勢や、人生観などにも触れることができ、ますます
ファンになりました

 何より素晴らしいと感じたのは、「プロ」としての意識の高さ
「きちんと稽古をした芝居でなければ、お客さまに見せるべき
ではない」と断言された目は、本当に素敵でした

 子どもの頃から、ほとんど芸能人に興味のなかった私ですが、
岸谷さんは大好き

 もちろん今夜放映の、「八日目の蝉」は見逃せません
今回から、岸谷さんがご出演されるそうです

 これまでの話が分からないのですが、たまたま観ていた義母
から、大体のあらすじを教えてもらったので、大丈夫です

 それにしても、好きな人がいるのって、人生が数倍楽しくなり
ますね~

「遠まわりの雨」

2010-03-30 21:19:23 | 読む・書く・観る
 先日放映された「山田太一ドラマスペシャル 遠まわりの雨」
みなさま、ご覧になられましたでしょうか

 オトナの切ない恋の物語でしたが、何とも素敵なドラマでした。
キーワードは、「いまだけ、恋に落ちよう。」
いやいや~、深い意味のある言葉ですねえ

 もうひとつの見どころは、私の大好きな岸谷五朗さんが出演
されていたこと
その他、主演の渡辺 謙さんに、相手役の夏川結衣さん。さらに
田中美佐子さんが特別出演などと、豪華なキャスティングでした。

 かつての恋人同士が20年ぶりに再会し、お互いに熱い気持ち
を抱きつつも、別れてゆくという話。

 ラストの別れのシーンで、「電車が来るまで。発車するまで・・・。
いまだけ、恋に落ちよう。」と、駅のホームで夏川結衣さんが泣き
ながら訴える、一番の見どころ

別れを決めた夏川結衣さんに対し、最後の最後で「行くな。電車
を止めろ」と叫び、走り出した電車を追いかける渡辺 謙さん。
しかし無情にも、電車と夏川結衣さんは去って行く・・・。
本当に、泣けました

 日頃は、あまりテレビを観ない私ですが。
久しぶりに、切なくてピュアな気持ちになるドラマでした。

 

 

待っててね

2009-12-12 19:33:26 | 読む・書く・観る
 先日Nさんから、「読んでみて」と勧められた本
近くの本屋さんでは見当たらず、けっこう探してゲットしました。

 読む前は、「すぐに読破できると思います」などとタンカを切った
ものの、読み始めると、コレがそうでもない・・・

 なぜかと言うと、サラッと読み飛ばせる内容ではなく じっくり
ひと言ひと言を吟味し、深く考えながら読む本だからです。

 「読破したら、感想を話し合いましょう」とのことですが、いや~
これはかなり、真剣な話になりそうです

 読み進めるほどに、今の、そしてこれからの自分の人生について、
いろいろと考えさせられます・・・。

 さすがに、すごい数の本を読んでおられるNさんの本。
今夜も、しみじみと噛みしめながら、その世界に浸ろうと思います。

 Nさん、次にうかがう日までには必ず
もうちょっと、待っててくださいね~

「気持ち」を聴く

2009-10-10 18:47:40 | 読む・書く・観る
 先日、息子が学校から持ち帰った「大阪市PTAだより」。  私はこれに
毎回、ざっとを通すようにしています

 その中で、心に残った記事があったので、ご紹介したいと思います。


    「気持ち」を聴くということ  ~自分を大切にされた経験から~

 心が一杯になったとき、誰かがそれをちょっとでも聞いてくれて、なんと
 なくすーっとしたという体験はないでしょうか。私は今、親の介護が少し
 大変になってきていますが、話を聞いてくれた友人が「たいへんだね」
 と気持ちを受け取ってくれると、状況は少しも変わらないけど、なんだか
 自分のことを大切にされたように感じてほっとします。

 「話を聞いてもらってすーっとした」と感じられるのは、この「自分を大事
 にされたように感じる」という体験があるからだと思います。それには、
 「気持ち」を受け取ってもらうことが必要です。
 皆さんも子どもたちの話を聞くときは、そのことを体験したときの子ども
 の「気持ち」を受け取るというつもりで聴いてやってほしいと思います。

 よく「聞く」と「聴く」の違いを言われます。 英語の「hear」と「listen」の
 違いでしょうか。私は、その違いはことばの奥にあるものを受け取ろう 
 とするかどうかの違いだと思います。 どうか、子どもたちの話の奥に
 ある「気持ち」を受け取るつもりで聴いてください。「聴」という文字は、
 「14の心と耳」で出来上がっています。
 


いかがでしょうか。 私は弱い人間なので、困ったとき・つらいとき、すぐに
「大切な人たち」に救いを求めて、話を聴いてもらっています

 私の「大切な人たち」は、ありのままを話しても、それを色で見ること
なく、時に全面的に私の味方で・時に冷静な判断のもとで、ちゃんと「気
持ち」を受け取ってくれます。

 今さらながら、そんな人たちに大切にしてもらっていることを実感
人生において、こんなに嬉しく心強いことはありません

 だからこそ、私もしっかりと「気持ちを聴く」つもりで、周囲の人たちと
接していかねばならないと思います。

 いつも励ましてくれる皆さん、どうもありがとう。
私も皆さんが大変なときには、その「気持ち」を受け取れるようにします。
これからも、どうぞよろしくお願いします・・・

「無趣味のすすめ」

2009-06-11 21:17:55 | 読む・書く・観る
 先日、村上 龍さんの著書「無趣味のすすめ」を購入いたしました
新聞に広告が載っていて、とても心魅かれたからです

 ところで私の中での「村上 龍さん」といえば

  ①「限りなく透明に近いブルー」の著者である
  ②「カンブリア宮殿」の司会者である
  ③ちょっと濃い顔の、厳しそうなおじさま

くらいの認識しかありませんでした。しかも著書を読んだ経験はナシ

 しかし、この本には感銘を受けました。 そしてその鋭い語り口と、
物の見方は、モロに私好み~

 特に印象に残った部分を引用させていただくと・・・

 現在まわりに溢れている「趣味」は、必ずその人が属す共同体
  の内部にあり、洗練されていて、極めて完全なものだ。考え方や
  生き方をリアルに考え直し、ときには変えてしまうというようなもの
  ではない。だから趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わ
  りに、人生を揺るがすような出会いも発見もない。心を震わせ、精
  神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。真の達成
  感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中
  にあり、常に失意と絶望と隣り合わせに存在している。
   つまり、それらはわたしたちの「仕事」の中にしかない

                         「無趣味のすすめ」より

 仕事上のほとんどの失敗は「単なるミス」で、準備不足と無能が
  露わになり、信頼が崩れ叱責されるだけだ。得るものは何もない。
  何かを得ることができるのは、挑戦する価値があることに全力で
  取り組んだが知識や経験や情報が不足していて失敗した、という
  場合だけだ。そもそもたいていの人は、挑戦する価値のある機会
  に遭遇できない。何に挑戦すればいいのかもわからない。挑戦す
  る何かに出会うのも簡単ではない。
   そこから何かを得ることができる失敗をするためには、挑戦できる
  何かと出会うことが前提となる。条件は、「飢え」だ。出会うことに
  飢えていなければ、おそらくそれが運命の出会いだと気づかない
  まま、すれ違って終わってしまうだろう

                        「失敗から得るもの」より

 いや~、素晴らしい さらに私が魅かれるのは、文章の簡潔さ。
それは「ビジネスにおける文章」の中でも述べておられますが、

 文章というのは読む人に理解されなければならない。正確でなけ
  れば情報や意図は伝わらず、理解されないし、簡潔であればある
  ほどその精度は増す

 全くもって、同感です
その他にも「スケジュール管理」や「決断する力」「仕事と人生のパート
ナーシップ」など、まさに今の私が求めているような内容に、あふれて
います。

 もちろん「こうであるべきだ」というような「上から目線」な書き方
ではなく、自らの生き方を示すことが共感を得る、といった感じ。

 こういう「オトナ」なあり方に、私は弱いんです・・・


 

私の一文字

2009-06-09 18:05:05 | 読む・書く・観る
 ここのところ毎日曜日、義母を招いてわが家の和室で「天地人」を鑑賞
一昨日は「愛の兜」の話でしたが、皆さまご覧になられましたでしょうか

 上杉景勝の一文字が「義」・直江兼続の一文字は「愛」ですが
さて、私の一文字は何だろう?と、怖れ多くも考えたのでありました

 余談ですが、私はOLの頃に茶道を習っておりました
そこで正式なお免状と看板をいただいたのですが、その時に「茶名」という
ものも、いただけるのです

 「茶名」というのは、自分のお師匠さんの「お名」をあたまにし、その次の
一文字を考えるのです

 私のお師匠さんの一文字は「雲」でしたので、その下に自分で考えた
字をつけて、「雲○斉」とするワケです。

 一緒に習っていた子たちは「雲楽斉」や「雲遊斉」、または「雲紫斉」など
「自分らしさ」を前面に打ち出した一文字をつけていました

 やっと「茶名」をいただけるまでになったとき、私は迷いもなく「萌」という
一文字をつけました。

 高3の古典の時間に習った、この「萌」という字が、私は大好きでした。
今でこそ「萌え~」なイメージが定着してしまった字ですが、元の意味は
「春になって、草木が芽を出す」ということだそうです。

 「自分が春生まれであること」・「何とも生命力あふれる字であること」
そんな意味で、この「萌」という字をこの先大切にしていこうと、純粋だった
オトメの私は心に誓ったのでした

 読み方は「雲萌斉・うんほうさい」。「ほう」は、ちょうど私の名前の音読み
とも同じで、まさにぴったり~と、我ながらご満悦でした。

 そんな、私が長年あたため続けた字が、このような形で世に出るとは
ちょっとばかり心外ですが、今となっては仕方がないことでございますね

 皆さまにもおありでしょうか、「私の一文字」。

高校時代は新聞部に

2009-06-06 21:49:23 | 読む・書く・観る
 所属していました。 文字通り、学校新聞を作るクラブです
これがまた本格的に活動しているクラブで、今の私の文章力(ってほどでもない
けど)は、ここで培ったものだといっても過言ではありません。

 活動は毎日の放課後。文化系にしては珍しく、部室があてがわれていました。
入部の動機にもなったこの部室。 中庭に面した広い部屋で、古い洋館のように
外に向かって開く素敵な窓がついており、古びたソファーセットと大きな会議机、
もちろん黒板もあって、その様子は「部室」というよりは「編集室」といった雰囲気
で、私以外の部員もみな、この部室が大好きでした。

 発行日が決まると、まずは「企画会議」。 ここで記事の内容を決めます。
次に行うのが「レイアウト会議」。読み手のが止まらぬよう、いくつかの決まり
ごとがあり、それに準じて全員でレイアウトを考えます。
その次は「担当者会議」。 どの記事を誰が担当するのかを決めます。

 ところで、最初から担当者の決まっている記事があります。
わが部は「○日新聞」をお手本としており、「社説」にあたる「部説」・「天声人語」
にあたる「針の穴」・風刺画にあたる「アイロニー」の3つがそれです。
この担当者だけは、入部当初から変わらないのが暗黙の了解だったのです

 何も知らずに「部説」の担当者となった私(っていうか、他になり手がなかった
だけ)。 おかげで後々、どれほど苦しんだことか・・・
なぜかというと、代々「部説」はそれを担当するにふさわしい人物がなるもの
とされていたようなのです。

 実際、年に一度の「新聞部同窓会」でも、「歴代の部説担当者」が紹介される
ほどで、それは実にそうそうたる顔ぶれでした
当然「今年の部説担当者はなっとらん」ということで、何度OBからお説教を
食らったことでしょうか・・・。
どうやら「過酷な環境の下で苦しむ」という図式は、この頃に完成されて
いたのかもしれません

 そうして担当者が決まると、発行日から逆算して「〆切」を設定し、行動開始。
それぞれに「取材」にでかけ、原稿を書くのです

 書きあがった原稿は、全員に見てもらいます。これは「推敲」と呼ばれる作業。
かなり手厳しい指摘は当然。 時には「ボツ」になることもあります。

 私は「部説会議」を開き、そこで得た部員の意見をまとめて原稿を書きます。
それを見たOBに、「会議の仕方が悪い」だの「部説を何と心得る」だのと
けちょんけちょんにけなされ、先輩担当者になぐさめられる日々でした。

 わが部は部室があるせいか、やたらとOBが顔を出すクラブでもありました。
特に土曜の午後なんて最悪 たらたらと長時間にわたって文句を言われ、
部室の奥にあるソファーセットには、誰も寄りつかなかったくらいです

 それやこれやを乗り越え、やっとのことで〆切に間に合わせて印刷会社に
持ち込み、そして完成
大変な思いをしただけに、インクのにおいのする、出来上がったばかりの新聞
を手にした時の喜びはひとしお
この瞬間のために、またもや次号に向けて頑張る私たちなのでした

 およそ「高校生のクラブ活動」とは程遠い活動内容だったのかもしれません。
だけど私は、毎日の活動が楽しくて仕方がありませんでした。
まさに「新聞作りに捧げた高校生活」でしたが、非常に有意義な3年間でした。

 残念ながら、今のA高校に「新聞部」は存在しません。
私たちの卒業後に新入部員が入らなかったため、新聞部は生徒会に吸収され
てしまったのです。

 というわけで、私は最後の部説担当者。 名誉なことでございます・・・。

 

手紙

2009-05-17 16:20:07 | 読む・書く・観る
 今日、箪笥の中を整理していたら、何通かの手紙が出てきました。
もちろん私あてのものですが、とっても大切なものばかりでした

 差出人は、母・父・祖父・おじ・宏ちゃん・義母・従妹の典ちゃん・
短大時代のお友だちのSちゃんです。
いずれも結婚する私にあてて書かれたものです。
読んでみると、どれも思いやりにあふれた優しい内容で、もちろん涙

 母からの手紙は、結婚式当日にもらったもの。
私が生まれてから結婚するまでの、母との思い出が綴られていました。
「いろいろ心配かけたなあ」と反省もしましたが、「あなたのおかげで、
人生の半分は楽しく過ごさせてもらいました。」という部分にホッと安心。
実際に、母とはケンカなどしたこともなく、とても仲の良い親子でした。

 父からの手紙は、結婚後にもらったもの。
照れ屋の父から手紙をもらったのは、人生でこれが初めてでした。
父らしく、いつも事務所で使っているメモに、かっちりとした字で書かれた
簡潔な文章の手紙でした。
嫁ぐ私の前では、一度も涙を見せなかった父。結婚式当日も普段通りで、
「Qちゃんのお父さん、泣かんかったな~」と友人たちに言われたほど
でした。
それが手紙を読んでみると、「一人になってみると、涙が止まりません」と
書かれており、びっくりしました。

 亡くなった祖父とは、私が小学生の頃から文通をしていたので、見なれ
た文字と文章。
教育的な仕事をしている家に嫁ぐことへの訓示などが、いつもながらの、
懐かしい文章で述べられていました。
そして「この先いろんな気苦労があるだろうが、自分が選んだ道だよ。
体には十分気をつけよ」と書かれてありました。

 おじというのは、母の兄にあたる方です。
母に似て、優しく繊細なおじは、祖父とは違ったタイプの人なのに、なぜか
字は祖父とそっくり。 親子って、妙なところが似るものなんですね
私と同い年で、私より一週間前に結婚した、おじの長男の結婚式に出席し
従妹の典ちゃんと「大切なあなた」を歌ったことへのお礼と、親族代表の
挨拶で泣いてしまい、涙声でマイクを握ったときの気持ちが素直に書かれ、
今や息子を持つ身となった私には、胸に迫るものがありました。

 宏ちゃんからは、退職の日にもらった手紙。
総務課と経理課にそれぞれ勤務していた私たちは、同期の中でも特に結束
が固く、それだけに思い出もたくさんありました。
宏ちゃんも同じ思いを持ってくれていたようで、「アルバムを見ても、Qちゃん
と一緒のものばかりです。」とあり、公私ともに良き友人であり、これからも
末永いおつきあいをさせていただきたいものと、再確認しました

 そして義母。 結婚式の3週間前にもらっていました。
「息子は思いやりがあって優しい反面、いわゆるガメツさに欠けています。
だからお金儲けは下手だと思います。その点は、あなたがカバーしてやって
くださいね。」などと書かれており、ご自分のことも、「喜怒哀楽が激しくて、
単純な人間です。わがまま者ですので、きっとご迷惑をおかけすることだと
思います。」と述べておられました
そして最後に、「私はあなたの、いつも笑っているような目元が大好きです。
きっとわが家に福を運んでくれると信じています。」と結ばれていました。

 従妹の典ちゃんは、「いとこ」というよりは本当の妹のような存在で、今も
時々メールを交わす仲です。彼女ともよく、手紙のやり取りをしました

 Sちゃんは、今でも大切なお友だち。
お互いに母親となり、忙しくなりましたが、独身時代に交わした手紙は数知
れず。 本当にいろんな話をしてきたものです

 今はの普及により、手紙を書くこと・もらうことは本当に減りました。
だけどメールは後には残らないもの。 リアルタイムで話せる、という点では
便利ですが、やはり大切なことは心をこめて、手紙にしたためたいものです。

 今日は心温まる、優しさにあふれた手紙を読み返し、とても幸せな気分に
なりました。
私のことを大切に想ってくれている人たちが大勢いることを思い出し、これは
どんなことがあっても頑張っていかねばと思いました。

 いつも心配・応援してくださる皆さま、どうもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます・・・。