ももねこの旅行記

福岡県在住のももねこです。 2010年6月から旅行記を始めました。
旅気分を味わっていただけると嬉しいです。

モロッコ旅行 2

2014年11月06日 | 旅行記
5日目です。

ワルザザードを出発し、196㎞移動しマラケシュへ向かいます。
このあたりは巨大な映画スタジオがいくつかあります。


ワルザザードの西8㎞ほどのところにある、ティフルトゥトのカスバ。

映画「アラビアのロレンス」のロケにも使われたそうです。が、残念ながら遠くからの写真撮影のみでした

そして世界遺産、アイト・ベン・ハッドゥ。

日干し煉瓦で作られた“クサル”です。現在住んでいるのはベルベル人の10家族ほどだそうです。
「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」「プリンス・オブ・ペルシャ」「グラディエーター」等々
たくさんの映画の撮影に使われています。


一番上には食物倉庫があり、そこからの眺めは最高です


再びバスに乗り移動。途中アルガンオイルの店に寄ります。

モロッコにしかない“アルガンの木”から取ったオイルは、今世界中で人気だそうです。


この日のランチはチキンに大きな野菜がごろごろ、そして下にはクスクス。味がしみ込んでて美味しい

そしてオート・アトラスを超えていきます。



ガードレールもない崖のすれすれをバスは走ったりして、結構怖いです
でも次々に変わる景色は素晴らしい~~~~

iPhoneで撮った動画です。


山を下ってくると、実がたくさんなったサボテンをよく見ました。

サボテンの実は夏が食べ頃で、もう時期が終わる頃だそうです。次の日フナ広場で食べました。

マラケシュに到着です。
まずはマラケシュのシンボルといえるクトゥビア モスクのミナレット(塔)を見に行きます。

高さは77メートル。1147年着工されましたが、メッカに対しての位置が正しくない!とかで建て直されたとか。
左側にあるのは、その元のモスクの基礎部分。
モスクには必ずあるミナレットですが、モロッコでは四角柱で壁面の装飾が綺麗です。


12世紀に建造されたアグノウ門。上にコウノトリが巣を作ってます。

夏はヨーロッパで過ごし、冬はモロッコへ渡ってくるそうです。この子達は第1陣だろうと言ってました。

そしてジャマ・エル・フナ広場へ。

かつては公開処刑場でしたが、今は蚤の市広場となり大道芸人もたくさん見られます。




ここのカフェの2階のテラスから、広場全体を見ることが出来るので入ります。
ミントティーを頂きました。

緑茶にミントの葉をたっぷり、それにお砂糖が入ります。

日が暮れ始め食事の屋台が建ち始めます。これはエスカルゴですね。


そしてマラケシュの宿泊はアグダル ホテルです。



街中にあるので、夜中まで外の通りがうるさかったです
で、朝の5時頃トイレに起きたら水がすべて止まってるんです。
トイレも流せなくなりシャワーもすべて。数時間前はちゃんと出てたのに
この時間添乗員さん起こすのは気の毒と思い、英語出来ないのにフロントに電話しました。
割とすぐ来てくれて修理の人呼ぶからと1度出て行きましたが、
20分ほどでちゃんと出るようになりました。良かった~~~

ホテルで夕食のあと『魅惑のファンタジアショー』の見学へ行きます。
郊外にあるテーマパークのような施設。


ここでまず食事や飲み物を頂きます。その間いろいろな楽団がテーブルへ来て演奏してくれます。


そして広場の周りの客席へ移動しショーの鑑賞です。
いろいろな民族衣装を着た人達のダンスや馬上アクロバット。
中でも騎馬兵士達が全力で疾走しながらの発砲は、音もすごくて迫力です。

最後には花火も上がり、なかなかの盛り上がりでした。


そして6日目です。 観光もこの日が最後。

このツアーには地元スーパーマーケットに立ち寄る!というのが入ってます。
行ったのはフランス系スーパー “カルフール”

ビルの一角にあり結構小さい・・・1階は生鮮食料品で、地下にお菓子や雑貨やお酒。
でも品数は少ないし、時間もあまりないので満足なお買い物できませんでした。
もう少し大きなスーパーに連れて行って欲しかったな~~~

観光が始まります。まずはサアード朝の代々のスルタンが葬られてる墳墓群。

二重の壁に囲まれていたため、1917年に空から発見されるまでわからなかったそうです。

バビア宮殿。19世紀後半大宰相の私邸として建てられ、中庭を囲み4人の妃の部屋があります。



他にも中庭に囲まれた部屋があり、装飾が綺麗です。

この日もジャマ・エル・フナ広場へ行きます。夜と昼では雰囲気が違う!ということでしたが
昨日も明るいうちに来たので同じ印象夜のフナ広場が見たかったです。
でもサボテンの実を食べることが出来ました。添乗員さんから屋台のものはお腹壊すから買わないように!
と注意されてたので諦めていたのですが、ツアーの中の方が食べてみたいと言ってくれたお陰で
みんな購入。その場でおじさんがナイフで向いてくれます。

熟していて甘く美味しかったです。私はメロンっぽい味と思いました。
でも小さな種がいっぱいあって、食べにくかった

この日のランチは、モロッコ風ピザ。

スパイスが効いてて美味しい

そしてマラケシュを離れ、238㎞移動しカサブランカへ。
ハッサン2世モスクです。

前国王ハッサン2世の命により1986年着工、1993年に完成しました。
ミナレットの高さは200メートル、内部には2万5000人の収容が可能だそうです。


入場はしなかったのですが、開いてるドアから少しだけ写真撮影出来ました。
中入ってみたかったな~~~

このモスクは海に突き出たように建てられていて、すぐ横に大西洋が広がっています。

地元の人がたくさん集まり、サーフィンしてる人も。
初めて大西洋を見てちょっと感激です

市庁舎や裁判所など街の中枢機関が集まる、ムハンマド5世広場。

たくさんの人が集まってました。
こちらは裁判所です。


観光は終わり、最後のホテル。ゴールデン チューリップ ファラーです。



最後はランクアップのデラックスホテル。さすがに綺麗でした
モロッコのホテルは、部屋に石けんとタオルのみ・・・も多く、ドライヤーがついてたのはここともう1カ所だけ。
タオルもかなり使い込まれててごわごわで、くっ臭い・・という事もあって
でも出会った人はみんな優しくて、猫がいっぱいで好きにならずにはいられない国です。
次はもっとゆっくり旅したいな・・・と思いました。

7日目。 帰国です。
10時にホテルを出発し空港へ。あ!昨日まではサマータイムが採用されていたのですが、
この日から変わりました。なので1時間時計が逆戻り。なんだか1時間得した気分です

空港の免税店はモロッコの通貨・ディルハムが使えない、と添乗員さんに言われたのですが
モロッコの民芸品やお菓子などが置いてあるお店ではちゃんと使えました。
品物がいいからだと思いますが、結構高かったかな・・・

14時5分モロッコを発ちドバイへ。トランジットは1時間半ほどだったので、お買い物する間もなく飛行機へ。
そしてまた長い日本への旅です。帰りは『トランスフォーマー/ロストエイジ』見ました。
そして仕事も・・・結構頑張りましたよ

関空から福岡へ、無事帰宅です。
移動距離が長くて疲れがたまりがち・・・いえ、私の体力が落ちてるせいかもと思いますが、
帰ってから二日くらいは寝てばかりでした旅行のためにもスポーツクラブちゃんと通わなきゃ・・・

今回のツアーは14人ということもあり、あっという間にみんな仲良くなって楽しい旅でした。
添乗員さんも、解説がとても面白くて移動時間も勉強になりました
たくさんの方にお世話になり、感謝でいっぱいです


 ドイツ旅行記へ   http://blog.goo.ne.jp/tomoimiho/e/2978242466d3c24f58af58ff4b68b27c


モロッコ旅行 1

2014年11月06日 | 旅行記
2014年10月20日~27日の8日間、モロッコへ旅行しました
またまた阪急トラピックスのツアーに参加です。

福岡空港から大阪・伊丹。リムジンバスで関西国際空港へ。
そして11時40分発のエミレーツ航空でドバイへ、10時間半。
シリア・ヨルダン旅行以来の、2度目のエミレーツです。
食事は2回。最初はビーフ、朝食は魚にしました。写真はビーフです。


ドバイで乗り換え、7時35分発のカサブランカ行きに。


こちらも食事は2回、ランチはラムかチキンか選べて私はラムに。全部美味しかったです。


座って寝てるだけなのに、しっかりお腹は空くのは怖いです。
映画も豊富なエミレーツ。'マレフィセント' 'テルマエロマエⅡ' '万能鑑定士Q モナ・リザの瞳' を鑑賞。



8時間でカサブランカ・ムハンマド5世空港に到着。


入国審査(行列の上、進みが遅く1時間以上かかりました)を終えて、やっと観光の始まりです。

モロッコ王国はアフリカ大陸の北西に位置する、イスラム教の国です。
現国王はムハンマド6世、と~~~っても可愛い2人のお子様がいらっしゃいます

今回のツアーは14人、バスは大型なので余裕で座れます。

カサブランカから北へ91㎞、首都ラバトへ。
現国王ムハンマド6世御一家の暮らす王宮があります。

ムハンマド5世の霊廟

フランスからモロッコの独立を勝ち取った元国王で1961年に亡くなり、1973年に完成です。
中が素晴らし綺麗で、たくさんの衛兵に守られてました。


その向かいにあるハッサンの塔

1195年モスクのミナレットとして建設が始まりましたが、王の死去により未完となりました。
周りの柱はモスクになるはずだったもの。地元の人は登って写真撮ってます。

今日の観光はこれだけ 200㎞を移動しフェズへ向かいます。
トイレ休憩を入れつつホテル到着は8時過ぎ。

ホテルはフェズ新市街の中にある、ホテル・ムーニア。


モザイクタイルがとても綺麗。

すぐホテル内のレストランで夕食です。

ツナとたっぷり野菜のモロカン・サラダ。

メインは七面鳥、そしてデザートはフルーツ。とても美味しかったです。

やっと部屋に入りお風呂浸かってリラックス出来ました。今回ツアーにひとりで参加しているのですが、この部屋もしかしてスイート?



ベッドルームが別にありビックリです。広いベランダもついてました。


そして3日目。
7時45分出発し、フェズ市街地を巡ります。

マリーン朝(13~15世紀)のスルタンが居住していた王宮の門。中には入れません。


ブー・ジュルード門。 フェズ・エル・ジェディド地区の入り口にあるフェズ最大の門。

そしてガイドさんについてスークを巡り移動。



モロッコはどこも猫がいっぱい
のぞきたいお土産物屋さんもいっぱいですが、迷子にならないようついて行くだけで精一杯


この木が並んでいるのは、昔の時計なのだそうです。


カラウィン モスク。 入り口から覗くだけです。


ブーイナニア神学校

そして皮なめし場。

生臭い臭いが立ち込めてますが、入り口で貰ったミントの葉で緩和させます。見てると本当に重労働です。
ここでやっとお買い物しました。鞄や服などとても柔らかくて素敵ですがそれなりのお値段。
バブーシュを2足購入、全然まけてくれなかった

フェズ市内を一望できる、南の砦の展望台にも行きました。

絶景です

ランチを終えて午後はアトラス山脈越えて438Kmの移動です



3回のトイレ休憩を入れつつ8時間。でも次々に変わる風景で飽きることはありません。

8時過ぎにエルフードに到着。リアド サラーム エルフード ホテルです。



中庭にプールがあり素敵 
ホテルでバイキングの夕食、バンド演奏もありました。


4日目です。朝5時にホテルから4WDでメルズーカ大砂丘へ向かいます。
一番楽しみにしてた、サハラ砂漠の日の出鑑賞
お天気は大丈夫そう。風があると砂が舞うと聞き、ハードコンタクト使用の私は
花粉症予防用の防護眼鏡も持って行きましたが、必要ありませんでした。
4WDからラクダに乗り換え砂丘の奥へ。ラクダは乗り降りが怖いけど、ゆらゆらと気持ち良いです。
歩きの人もいますが砂に足を取られて大変だったそうです。

日の出を見るポイントに着きました。砂漠の稜線に沿ってたくさんの観光客が、100人位いるのでしょうか。

段々空が明るくなり日の出です。

綺麗でした~。日本人達はやはり手を合わせ拝んでいました。

私が乗ったらくだをひいてたのは、ベルベル人のアミィさん。
とってもいい人で、砂にアラビア語で “みほ” と書いてくれたり


スカーフで頭にターバン巻いてくれたり一緒に写真撮ったりと、楽しませてくれました。



砂漠にらくだの列の影が出来ています。


私の乗ったらくだです。


朝食はベルベル人のテントでいただきます。

とても細かい砂漠の砂がカメラレンズの奥に入ったようで、エラー表示が出てビビリましたがなんとか撮り続けられました。

ホテルに戻り再びバスで出発、カスバ街道を走ります。
「カスバ」は要塞・砦・城郭のこと。そして「クサル」というのは要塞化された村だそうです。


旧地下水道。

モロッコでは山の斜面によく文字が書かれているのを見かけます。

これは “神・国王・国民” と書かれていてモロッコを表しているのだそうです。

移動途中に写真撮影した、トドラ川沿いのティネリールのオアシス。


そしてトドラ渓谷へ。切り立った岩肌が200~300m続き迫力があります。



崖下のレストランでランチ。ミートボールのタジン鍋で美味しかった♡

薔薇の香水店に寄ったりしつつ、ワルザザードに到着です。
ホテルは、リアド サラーム。



こちらのホテルにも中庭にプールが。10月にしては暑くて、夕方子供達が泳いでました。
このホテルはロビーで無料Wi-Fiが使えます。ロビーにはいつも猫がいてとてもなつっこく可愛かったです。




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