萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚135

2014-06-27 01:06:05 | 雑談寓話
眠いけどちょっと書きます、バナー押して下さる方に感謝にて、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚135

イキナリ異動になった11月の月曜夜は同僚御曹司クンの泣き電話だった、

「仕事もうヤダって煮詰まってもさあ…ぅっ、おまえ見るとがんばれたんだよ席からよく見えたしさー…っも、明日からどうしよ」

なんて泣かれて鬱陶しかった、のに電話こっちから切れなかった。
たぶん付合ってる相手なら遠慮なく切っている、だから御曹司クンは放りだせなかった、

そんなワケで月曜→火曜は電話ごし、御曹司クンの泣き×文句を聴きながら寝落ちして翌朝、メールが着た、

From:御曹司クン
本文:おはよー気が付いたら電話つなぎっぱなしで寝てた、
   おまえの寝息が聴こえてなんか幸せだったんだけど(顔文字笑顔)
   でも録音はしていないからな?

録音していたら犯罪ちっくだよね?
っていうかコイツ元気いっぱいだろ想いながら通勤の車中で返信した、

Re :正直モンの方が好きだよ?笑

この返信どう来るかな?
とか思いながら文庫本を読んで列車は着いて、
で、職場に着いて元の席へ引越荷物を取りに行ったら御曹司クンがやって来た、

「ホント録音とかしてねえからっ、」

イキナリそれなんだ?笑
こんな反応素直すぎて可笑しくて笑った、

「ソウイウコトにしとくね、笑」
「ホント嘘吐いてねえってば、だからー、拗」

ちょっと拗ねながら御曹司クン言って、で、ちょっと笑った、

「だからさ、慣れない仕事たいへんだろうけど、がんばれな?」

なんて言う貌は泣いてなかった、
昨夜もう散々に泣いたから涙も止まっている、そんな目許に笑ってやった、

「ありがとね、おまえの目ズイブン腫れてるよ?笑」
「しかたねーじゃん、また電話するな、」

そんな台詞で笑って御曹司クンは席に戻って行った、
とりあえずココでは泣かずに済んだらしい?

がんばったんだな?笑

電話でも泣きじゃくるってカッコいいもんじゃ無い、
それでも御曹司クンなりの精一杯だって解かるから褒めたかった、
でもソンナこと言わないまま自分も新しい席へ行って、で、案の定だけど忙殺生活が始まった、


とりあえずココで一旦切ります、続きあるんですが反応次第でラストにします、
第77話「結氷2」校了しています、Favonius「少年時譚20」草稿UPしました。
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深夜に取り急ぎ、




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