萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚136

2014-06-28 00:25:09 | 雑談寓話
週末最初の夜っていちばん良いです、
で今夜もちょっと書きます、バナー押して下さる方に感謝にて、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚136

イキナリ異動になった11月、案の定だけど忙殺生活になった。

ちょっとメンドクサイ調べ事だらけ+期限短い+規模デカい、
なんて嫌な条件まみれのプロジェクトは経費だけは融通が利いていた、

「ソレだけ報酬もデカく入るらしいけどさ、自分らの給料は変わらんもんなあ?」

なんて下がり気味テンションな新規同僚たちと同様、自分もさして嬉しくはなく、
ソレでもヤることやらないと終われない=帰宅できないから仕事モードの連続だった、
そんなワケだから昼ゴハン時刻もますます不定期→16時に昼&夕飯ってカンジになり、

From:御曹司クン
本文:おつかれー今日もそっちエリア殺気立ってたな?
   昼ちゃんと行けてるのか心配になる、帰り終電だろうけど気をつけてな?

なんてカンジのメールをもらうような状況で、
それでも週末は休めたから寝+家事+食は週末まとめてってカンジだった。

寝るの幸せだなー、笑

って感覚のベッドタイムは週末イキオイ増えて、
さすがに出掛ける余力あまり無くて、本屋とか買物に行く程度で、
そういう週末土曜の夜、やっぱりだけど御曹司クンから電話がきた、

「こんばんわー寝てた?」

なんて出だしの声がナントナク照れてる感じで、
っていうか声を聴くこと自体が久しぶりだな思いながら笑った、

「家事か食べるか以外は寝てた、笑」
「朝イキナリ出張とかだろ?ハードだよなー、」
「行ったら雪だったりして笑えないよ?笑」
「あーそれ辛いよな?靴とかヤバいし、」
「でもご当地グルメは良いよね、空港とかだけど、笑」
「それ俺は小樽のとき最高だったー笑顔」

ってカンジで職場あるあるネタで会話が展開してくれる、
こういうの同僚ならではの気安さがある+疲労度も解かってくれやすい、
だから電話ごしでも御曹司クンは察してくれた、

「マジおつかれモードだな、どっか外出とかホント無理っぽいな?」
「だね、でも本屋は行ったよ、笑」
「おまえのオアシスだもんなー」

なんて会話して、で、ちょっと遠慮がちに訊いてくれた、

「なー明日とかやっぱ無理?」

ナニが無理?なのか訊かないでも解かる、
でも久しぶりにSりたくなって笑ってやった、

「おまえとデートは無理、笑」
「っ、そんなハードル上げた言い方するなよっ飯行くだけだってばっ、照拗」

ってカンジに相変わらず拗ねながら照れてくれて、笑
そういういつも通りがナンダカ嬉しかった、けど疲れてるまんま笑った、

「今んトコなんとも言えないね、明日が何時に起きるかも解らないし、月曜また早いしさ?笑」

保留、ってある意味いちばん意地悪だろな?
そんなこと思いながらベッド寝転んで文庫本また眺めてる電話口、御曹司クンは笑った、

「じゃあ起きたら電話くれな?無理でもOKでも電話くれた時に決めてよ、笑顔」

ようするに「電話くれな?」がイベントなんだ?笑


とりあえずココで一旦切ります、続きあるんですが反応次第でラストにします、
Favonius「少年時譚20」+Savant「夏嶺の色3」校了、Aesculapius「Saturnus15」草稿UPです。
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深夜に取り急ぎ、




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