萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:富士の夏花

2016-08-14 23:51:27 | 写真:山岳点景
七月の標高1,800メートル、



山岳点景:富士の夏花

ひさしぶりに富士山中腹で遊んできました。
上は巴塩竃トモエシオガマ、本州中部以北の高原から高山帯の草地に生えます。



今日の富士山は曇ぎみ、
山頂を目指した方は霧にまかれ大変だったんじゃないかと。



霧あわい空気のなか、秋の麒麟草アキノキリンソウの黄色あざやかです。
その傍ら、四葉鵯ヨツバヒヨドリのあわい紫が群れなしていました。



富士山の夏というと岩ごろごろ赤茶けた肌の印象があると思いますが、
森林限界より下部、富士の森は夏花ゆたかに咲きほこります。
そんな夏富士の代表花といえば富士薊フジアザミ。



これ↑は蕾です、笑
今日はまだ咲いていなかったので参考までに↓去年の花を。



富士薊、学名 Cirsium purpuratum
関東・中部地方の砂礫帯が植生地ですが、富士山でよく見るためコンナ名前がついたんだとか。
高さ50センチから1メートルになるんですけど・花も大きくて径5センチほどの饅頭みたいな大きさ、カナリ大きいです。



蛍袋ホタルブクロの群落も見ました、
麓の花よりも色濃く紅紫色あざやかです。


撮影地:富士山@山梨県

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