ひなたぼっこ ~笑う門には福来たる~

未婚シングルママの子育て奮闘記

ぼっちゃんの父

2008年03月27日 | 未婚ママへの経緯

ぼっちゃんの父とは、2年ほどつきあっていて、
1年半ほど一緒に暮らしてました。

 バツイチで子供(娘二人)は元妻が引き取っている
と聞いていました。

 一緒に暮らし初めて1年位の頃、妊娠が発覚しました。

彼に話すと
「(二人のことを)ちゃんとしなきゃね。
親にも報告に行かなくちゃね」
と言ってくれたのですが、
週末に日頃はあまりしない休日出勤をしたりして、
 待てど暮らせど一向に動いてくれません。

おかしいと思って問い詰めると、
「実はまだ離婚してない、別居してるだけだ」と・・・。

「はぁ?」   

意味がわかりませんでした。まさに晴天の霹靂。

 でも、このままでは困るので、
「だったらすぐに離婚成立させて」
とお願いしました。それでやっと離婚届を送ったようです。
(っていうか、『その時点で今頃離婚届かよ?』って感じですが・・・)

すると、どこで調べたのか、私の実家に彼の奥さんが、
「娘さんがうちの主人の子供を妊娠しているようです」
と連絡してきたそうです。

私はまだ実家に妊娠のことは伝えていませんでした。
 (「つきあってる人がいて、今度一緒にあいさつにいきます」
とは伝えていましたがそのときに妊娠のことを話そうと思っていたので)

 そして、おどろいた母から電話があり、
(そりゃ驚くわ。その時点ですでに7ヶ月に入っていたんだから)
両家(というか3家族?)集まって会合が開かれました。
(7ヶ月の妊婦に、なんて過酷な・・・)

そこで奥さんは、 「離婚はしません」と。
そして彼も、 「離婚はしません」と。

びっくりしました。バツイチだと聞いていたのに
実は別居してるだけで離婚は成立していない、
ということだけでも驚きましたが、
実際には離婚の話も出ていなかったらしいのです。

結局、離婚しないと言っている夫婦を
離婚させることなんてできないし、
離婚してもらったところでそんなろくでもない男と
結婚しようとも思わないので、
その日を境に彼とは全く会っていません。

きっぱりと別れました。

ウチの父は
「今からでも間に合うのであれば堕ろしてくれ」と言いました。
おなかの中で元気に動いている子供を殺す事なんて、
男にとっては何ともないのかな。

でも、救いだったのは
もうすでに手術が出来ない時期だったので、
ヘタに説得したり悩んだりしなくて済んだことかな。

母は
「こうなってしまったものは今更どうあがいても仕方がないんだから、
これから一人で大変だろうけどがんばっていくしかないじゃない」
と言ってくれました。やっぱり「母は強し」ですね。

それから2週間(っていうか、たったの2週間!)ほど、
これが『どん底』ってものか、という感じで、かなり凹んで、
毎日泣いて暮らし、思い詰めて
『死』という言葉も頭をよぎりました。

でも、母の支えがあったからこそ意外と早く、
どん底の気持ちからはい上がることができたと思います。

普段は過度の世話焼きで自己中な母に
イラッとくることもしばしばですが、
そのときのことを思い出すと、
「足を向けて寝られないな~」と思います。






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