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大晦日 -年越し蕎麦の思い出-

2005年12月31日 17時04分34秒 | 喰道楽
 今日は遂に大晦日です。このブログ開設から初めての年越しに成ると思います。
 そこで、今日は大晦日に関する記事を書いて、一年を締め括りたいと思います。
大晦日と言えば、色々有りますが、今回取り上げたいのは、年越し蕎麦です。

 年越し蕎麦は、風物詩好きの日本人の一般家庭では、殆どの家庭で食して居るかも知れませんが、
筆者の家では、一風変わった年越し蕎麦だったんです。
と言うのは、筆者の家でもこの風習はやっていたんですが、
それが、蕎麦で無くて”うどん”だったんです!!

 この事実には、かなり大きく成るまで気付かなかったのですが、
ある時、『うちで毎年食べているのって、何気に蕎麦じゃ無くない?』と気付きました。
 それで思い切って家族にこの疑問をぶつけると、
あっさりと「うちのはうどんだよ」と言う答えが返って来ました。

 それで何故うどんなのか?が疑問に思い(かにか家訓でも有るのかと思った)、
その理由を尋ねると、これが拍子抜け…
 うちの主婦で有った祖母が、蕎麦が嫌いだから
と言うお粗末な理由でした。

 うちの男衆は、作って貰った物に不満を言わないので、
嫁で有る母も、姑の主張なので、否定は出来ない。と言う構図で、
ずーっと、うどんだった。と言う訳です。

 これに、断然蕎麦派な筆者は異を唱え、「年越しは蕎麦!」と主張しました。
実は祖父も父も、実は断然蕎麦派だったので、筆者の主張を渡りに船とばかりに、
「食べたい」と同調して、遂に10年位前から、やっと筆者の家でも
年越し蕎麦が食べれる様に成りました。

 ちなみに、ちゃんと祖母に配慮して、蕎麦とうどん、両方茹でています。
今年も、そんな蕎麦とうどんの年越し蕎麦が食べれる事でしょう。

 これから年越しは、毎年恒例の、地元神社へ二年参り、そして見れるかどうかは判りませんが、
その後初日の出へと向かいます。
いよいよ年越しですよ。

 皆様、良いお年を御迎え下さい。


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