今回の景気

ちょっと旬を過ぎてしまった感が有りますが…
今回、戦後のいざなぎ景気に次ぐ長期の景気良好期と言ってますが、
そしてマスコミも実感が無い。と報道してますが、
確かに筆者も全然実感が有りません。

　多分自営で仕事をされて居る方は、殆どそうじゃ無いでしょうか？

　今回の好景気？を実感出来ている人は、多分株式投資をして長期ホールドして居る人。
短期では、売買センスに長けた人。（出来高が非常に高いので、センスが有れば低迷期よりは成績が良いと思われる）
東証一部上場で、好決算を出している企業（トヨタ等輸出産業）のサラリーマン。
位じゃ無いですか？
それも若手だけです。
　50代の勤め人は、その好決算企業でも肩叩きで辛い目に遭って居るでしょうから…
　それと、一部地域、トヨタのお膝元、名古屋周辺では、一部ではトヨタ博とも揶揄された
万博の恩恵を受けた人が享受したみたいです。


　でも本当に一部。
殆どの人が、やっぱり好景気って言う実感は余り無いんじゃ無いかな？
自営の商店とかは売上が伸びるって事は無いだろうし、
下請けとかも大変だと思います。大企業はリストラって言うけど、
これは何も自社の社員だけの話じゃ無くてね。
下請けに出さないで、自社でそう言う部門を作ってやっちゃう訳です。
なのでそう言うのを当てにしてた所なんかは、もうジリ貧ですよ。
景気が良くなったって言っても、企業はまた下請けに頼み始めるって訳では無いですからね。

　本当、上辺だけのバロメーター、株価だけが上がって景気が良くなった。
って感じでね。
　筆者が見た所、今回の好景気？は、実感が無いまま、数年で再び下降線を辿ると分析しています。

　今回大手銀行の好決算が出ましたが、材料出尽くし感で昨日は大きく下げました。
やっぱり皆懐疑的なのでしょうかね？

　他にも、もう息が続かない理由についても色々分析していますが、
文章が長くなるので、今回はこの辺にしておきます。

　また別の機会に関連した記事を書きたいと思います。