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嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

SUSIE LOVEワンマンライブ「君と僕との夢の話」 TSUTAYA O-nest

2014年11月30日 15時54分57秒 | 音楽
11月29日(土)17時~
開演のSUSIE LOVE初ワンマンライブを観に、渋谷まで行って来ました!

SUSIE LOVEを聴き始める切っ掛けについて軽くサワリだけ書くと。

SUSIE LOVEのギタリスト、ニッキーさんの作る音楽が好きで、彼の活動を追ってたからです。
元々彼は室姫深と言う名前でTHE MAD CAPSULE MARKETSに所属。
今でこそミクスチャーバンドと言われてますが、当時は横浜のパンクバンドとして鳴らしてました。
そこを脱退した後に、ヴィジュアル系バンドのDIE IN CRIESに加入。
この時筆者はリアルタイムで追いかけ始め、彼のメロディーメイカーとしての才能に惚れます。

その後、解散して筆者的には音沙汰が無くなってしまうのですが、
他方面で、当BLOGでも度々登場するバンド、Jiænのカラオケ化計画で元メンバーのその後を探求し始めます。
そこで、ドラムの伏原さんが解散後に組んだのがBLOODY IMITATION SOCIETY。
このギターを弾いて居るのが児島実さんと言って、室姫深その人の本名で有り、こちらは本名で活動してたので、
(因みにJiænとTHE MAD CAPSULE MARKETSは同期的な友人同士のバンド)
まさかJiænとDIE IN CRIESのメンバーが組んだバンドとは私は知りませんでした。

そこからJiænのその後もそうですが、室姫深のその後、も凄く気に成りまして、再び追い始めました。
そしてDIE IN CRIESのKYOさんと再合流のBUG。
こちらは打ち込みピコピコ感が有り、筆者的には凄い嵌りました。(特にNEW WORLD)
他にも色々なサポート活動をされ
相川七瀬さん楽曲提供
TOKYOダーリン(ソロ(チャーリーさんも参加))
creature・creature(DEAD ENDのMORRIEさんソロ)
LIV(押尾学バンド)
Juicy-Bananas(ラルクTETSUYAソロのバックバンド)
AA=(THE MAD CAPSULE MARKETSの初期頭脳二人が再結集)


それで、特にBUGのNEW WORLDと、楽曲提供した相川七瀬さんの曲に凄く嵌って、
現在の室姫深さんの活動に興味が湧き知ったのがSUSIE LOVEの前身バンドTHE SPINです。
PVのブラックジェリーにやられ嵌りました。アルバムNEO WAVESは今でも大好きな名盤です。

その後、大人の事情が有ったのでしょう。
メンバーはそのままに、全く新しい音楽性バンド、新しい人格(キャラ)として誕生したのが、このSUSIE LOVEです。
THE SPIN時代はデジタルPOPやニューレイヴと言う音楽性でしたが、
衣替えしたSUSIE LOVEは、花や季節がキーワードに成っててピュアポップスと言う感じです。

そんなSUSIE LOVEの待望の初ワンマンLIVEと言う事で、楽しみで仕方が有りませんでした。

SUSIE LOVE名義の楽曲はまだそんなに無いので、ワンマンだとどう凌ぐのか?
と思いましたが、THE SPIN時代からのポップ曲も演奏したり、新曲も多く演奏され、ボリューム満点!
新曲も、どれも特徴深かったり、キャッチーで憶え易い物ばかりで素敵でした。

セットリスト

-SE-
1 ジュリエット
2 レインリリー
-MC-
3 ひまわり
4 夏の足跡
5 SUNNY GIRL(原曲THE SPIN時代~)
-MC-
6 Yellow Shiny Day
7 大キライ‼︎‼︎(新曲)
-MC-
8 ココロの栞(THE SPIN時代~)
-MC-
9 砂月花森(新曲)
10 秋時雨(新曲)
-MC-
11 Fly to the Rainbow
12 ラベンダーに揺れながら(新曲)
13 HAPPY SNOW DAYS
-MC-
14 NEW MELODY(新曲)
-アンコール1-
15 Kiss Me Kiss Me(SUSIEソロ)
-MC-
16 あいじるし
-MC-
17 両親への感謝状
-アンコール2-
18 サクラ、舞ウ
-MC-
19 春風が吹くころ


冒頭二曲で事前にtwitterで一緒に乗り方をレクチャーしてくれてたのでテンションMAXで盛り上がりました。
MCを挟んで、寒い時期だからこそと、夏曲を立て続けに。
「ひまわり」は、筆者がJOYSOUNDのカラオケ化企画で運動してた曲なので、思い入れが深いです。
「夏の奇跡」は、音源を持っていますが、LIVEで実際にSUSIEさんの歌声を生で聴いて、凄く切なくて更に好きに成りました。
「大キライ!!」は新曲なのにサビが凄く憶え易くて一回で良い曲だと思いました。
「秋時雨」の前に、実はSUSIEさんがセットリストの順番を勘違いして一曲先用のMCを始めてしまうと言うハプニングも有りましたが、
SUSIEさんも凄く焦って凹んで居るのも伝わりましたが、そこをニッキーさんがピリピリしそうな所を上手く堪え笑いな感じにし、ファンもそれを微笑ましい感じに持って行き、凌ぎました。
本来の次の曲、秋時雨がニッキーさん的に超キメ曲っぽかったんですが、曲が終った後に、「MCのトチリで捨て曲みたいに成っちゃったじゃん!」と突っ込んでましたが、そんな事無いです。
凄い秋を感じるしっとりとした名曲でしたよ!
それと、これは筆者の勘違い自己満足だとは思いますが、
以前、twitterでSUSIEさんに、このバンドは季節の曲が多くて、春・夏・冬が有るので、秋の曲も作って欲しい。
とリプライさせて頂いた時に、SUSIEさんとニッキーさんがノリ気だったので、
筆者の一言で作ってくれた曲だったのかな?と勝手に思って、凄く嬉しかったです。
ラベンダーに揺れながら、も、怪しい感じで印象的な曲で好きでした。

そんなこんなで、もう?って感じで本編が終ってしまいましたが、去り際「呼んでくれたら出て来ちゃうよ(はあと)」
って言ってて可愛いかったですね(笑)

そしてファンのSUSIEコールでアンコールがスタート。
SUSIEさんのしっとり聴かせるソロ曲。
SUSIE LOVEに変わって直ぐに配られたデモCDから有る「あいじるし」と続き、
途中、コンピュータをOFFにし忘れ、勝手に別の曲の前奏が流れ始めると言うハプニングが有りましたが(汗)
この時も、さっきのハプニングと今回のでお相子だね!?とフォローをする等、
笑いに変えてました。

LIVEはやっぱりミスをせずに完璧が一番だとは思います。
でも、ハプニングが起こった時の対処で、そのバンドのステージング力の真価が問われると思ってるので、
そう言う実力も見れる&まさにライブ感を味わう事が出来るので、実はハプニング、そんなに嫌いじゃ無いです(笑)

そして遂に噂の名曲「両親への感謝状」を聴く事が出来ました。
この曲は、このバンドがアコースティックに力を入れている時期に、苗場スキー場のプリンスホテルで歌われた曲。
聴いたファンから凄い感動的な歌詞と言う噂を色々聴いてたので、凄く聴きたかった一曲です。
MCでも、SUSIEさんの夢は「NHK紅白に出場する事。若い頃に両親には迷惑を掛けたから、歌手として恩返しは何か?考えたら紅白」
との話にも感動です。
SUSIEさんは、今ではソフトで可愛らしい感じだけど、前身のTHE SPINではもっと尖がってたし、更にスピンの前に居たバンドは女性パンクバンドだったみたいだし、若い頃はやんちゃな娘だったのかな?と思ってました。
そんなヤンチャな若い頃を想像すると、両親への恩返しって話が凄く切実に伝わって来て、ベタであり陳腐に成り勝ちな筈の、目指せ紅白出場!と言うのも、そう思うと凄く心に響いて来ました。
そして実際の歌は、そして歌詞は、本当に感動でした。

そしてオーラスは、「春風が吹くころ」
この曲は本当に王道POPな感じで大好きな曲です。
ニッキーさんのメロディーメイカーの良さが詰まって居ると思います。
CMとかのタイアップが付けばHIT間違いないと思ってます。


そんな感じで、大満足な一夜でした。

ニッキーさんの奏でる音楽性が好きで辿り着いたSUSIE LOVEですが、
その大好きなニッキーさんが認めて、長年傍らでニッキーさんがギターを弾いて居るSUSIEさんも好きです。
元々の才能に加え、今でもボイトレをして上達しようと言う向上心も凄い。
チャーリーさんはTOKYOダーリン時代からも盟友ですし、
そんな3人のSUSIE LOVE、これからも応援して行きたいと思いました。
ビッグに成って欲しいです!

最後に、物販コーナーでメンバーとお話させて頂きました。
この時、ニッキーさんに直接ずーっと話したい事が有ったのでお伝えしました。
それは親友、西城生馬さんの生前の言葉。

生前、生馬さんが筆者に、最近何の音楽聴いてるの?と訊かれ、
旧友である児島実さんが現在活動されて居るバンドが好きです。とお話させて頂きました。
すると生馬さんは児島さんの現在の音楽に凄く興味を持たれ、どんな音楽なの?
と言うので、御聞かせ差し上げた事が有ります。
この時に「また、ミノルとも一緒にやりたいね」と仰って居たのです。

生馬さんはSUSIE LOVEを知ってる。SUSIE LOVEともやりたがって居た。
と言うのを、生馬さんの親友、児島実さんに直接お伝えしたかったのです。
児島さんがtwitterやfacebookをやってるのは知ってたので、ネットを使えば簡単にお伝えする事は出来たかも知れません。
でも、生馬さんの言葉は、やはり直接お伝えしたかった。

それが、今回叶ったのが嬉しかったです。

きっと、この日のライブ、生馬さんも天国から見てたと思います。