山岳最後のステージは、
思ったより劇的な展開とは成りませんでした。
サンチェスは山岳頂上付近からアタックを懸けましたが、
降りの途中でバルベルデに追い付かれてしまい、
寧ろ彼を待つ様な動きをした時点で、
レース終了の感は有りましたね。
その後のゴールスプリントでも、
バルベルデはボーナスを獲得出来ましたが、
サンチェスは獲得に失敗、
2位のヘーシンクが脱落したので、
順位は2位に上りましたが、
1位とのタイム差も1分30秒近くに開いてしまったので、
いくらタイムトライアルに難が有るバルベルデ相手でも、
ちょっと逆転は難しい感じに成りました。
そして昨夜の個人タイムトライアル。
気づいて見たら、サンチェスの直ぐ後ろには、
総合系でのタイムトライアルのスペシャリスト、
カデル・エヴァンスが20秒程で4位に迫って居たので、
逆に総合2位の座が危うい状況と成って、
タイムトライアルを迎えました。
しかし終わってみたら、バルベルデは無難に走りきり、
総合優勝のマイオオロを獲得!
00年代半ばより、ツールドフランスの総合優勝候補最右翼と目されながら、
グランツールでは無冠の帝王的存在だったバルベルデ。
そんな彼が、悲願のグランツール初制覇を成し遂げられた。
と言うのは、やはり感慨深いです。
そして、総合表彰台(3位まで)の争いですが、
エヴァンスは調子の良い走りを見せ、
3位のバッソを軽く超えて、総合2位まで狙う状況に成りましたが、
2位のサンチェスはそれを上回る好走を見せて、
エヴァンスとのタイム差を広げてしまいました。
そして、総合優勝には届きませんでしたが、
無難にこなしていたバルベルデとのタイム差も縮めて、
更にステージ順位のボーナスタイムも加わって、
終わってみれば、最終山岳が始まる前のタイム差よりも縮める、
1分切りまで迫っての総合2位を確定させました!
山岳終了の時点では、モチベーション低下か!?
と思いましたが、最後まで諦めない走りは好感が持てました。
また、総合3位のエヴァンスも、今年はツールでの不調から、
下位に沈み、チームとの関係も拗れそうに成った。
と言う事ですが、不運のパンク等も有りながら、
グランツールで表彰台獲得確定は立派です。
そして、このステージ、個人タイムトライアルと言う事で、
ステージ優勝は、イギリスのTTスペシャリスト、
デイビット・ミラーが優勝。
彼も近年、TTスペシャリストと言われながら、
中々個人TTのステージで勝てなかったので、良かったです。
(ただ、彼の走りはTV放送前に終わってしまったので、観れなかったんですが…(苦笑))
そんなこんなで、優勝予想したサミュエル・サンチェスが、
今一歩優勝出来なかったのは残念ですが、
今年も色々ドラマが有り、
更に優勝出来なかったと言っても、
ほぼノーマークだった彼が、此処まで優勝争いを演じてくれたのは、
予想した筆者も嬉しかったです。
(ただヴエルタ特有の、終盤に成ると有力選手が、
次々と来週の世界選手権の調整の為に、わざとリタイアする。
と言う事で、有力どころで残ってる選手もかなり減ってたと言うのも大きいですが…)
最終ステージの今日は、パレードです。
最終ステージのステージ優勝を争うスプリント争い以外は、
お祭りのステージなので、レースの余韻に浸りたいと思います。
思ったより劇的な展開とは成りませんでした。
サンチェスは山岳頂上付近からアタックを懸けましたが、
降りの途中でバルベルデに追い付かれてしまい、
寧ろ彼を待つ様な動きをした時点で、
レース終了の感は有りましたね。
その後のゴールスプリントでも、
バルベルデはボーナスを獲得出来ましたが、
サンチェスは獲得に失敗、
2位のヘーシンクが脱落したので、
順位は2位に上りましたが、
1位とのタイム差も1分30秒近くに開いてしまったので、
いくらタイムトライアルに難が有るバルベルデ相手でも、
ちょっと逆転は難しい感じに成りました。
そして昨夜の個人タイムトライアル。
気づいて見たら、サンチェスの直ぐ後ろには、
総合系でのタイムトライアルのスペシャリスト、
カデル・エヴァンスが20秒程で4位に迫って居たので、
逆に総合2位の座が危うい状況と成って、
タイムトライアルを迎えました。
しかし終わってみたら、バルベルデは無難に走りきり、
総合優勝のマイオオロを獲得!
00年代半ばより、ツールドフランスの総合優勝候補最右翼と目されながら、
グランツールでは無冠の帝王的存在だったバルベルデ。
そんな彼が、悲願のグランツール初制覇を成し遂げられた。
と言うのは、やはり感慨深いです。
そして、総合表彰台(3位まで)の争いですが、
エヴァンスは調子の良い走りを見せ、
3位のバッソを軽く超えて、総合2位まで狙う状況に成りましたが、
2位のサンチェスはそれを上回る好走を見せて、
エヴァンスとのタイム差を広げてしまいました。
そして、総合優勝には届きませんでしたが、
無難にこなしていたバルベルデとのタイム差も縮めて、
更にステージ順位のボーナスタイムも加わって、
終わってみれば、最終山岳が始まる前のタイム差よりも縮める、
1分切りまで迫っての総合2位を確定させました!
山岳終了の時点では、モチベーション低下か!?
と思いましたが、最後まで諦めない走りは好感が持てました。
また、総合3位のエヴァンスも、今年はツールでの不調から、
下位に沈み、チームとの関係も拗れそうに成った。
と言う事ですが、不運のパンク等も有りながら、
グランツールで表彰台獲得確定は立派です。
そして、このステージ、個人タイムトライアルと言う事で、
ステージ優勝は、イギリスのTTスペシャリスト、
デイビット・ミラーが優勝。
彼も近年、TTスペシャリストと言われながら、
中々個人TTのステージで勝てなかったので、良かったです。
(ただ、彼の走りはTV放送前に終わってしまったので、観れなかったんですが…(苦笑))
そんなこんなで、優勝予想したサミュエル・サンチェスが、
今一歩優勝出来なかったのは残念ですが、
今年も色々ドラマが有り、
更に優勝出来なかったと言っても、
ほぼノーマークだった彼が、此処まで優勝争いを演じてくれたのは、
予想した筆者も嬉しかったです。
(ただヴエルタ特有の、終盤に成ると有力選手が、
次々と来週の世界選手権の調整の為に、わざとリタイアする。
と言う事で、有力どころで残ってる選手もかなり減ってたと言うのも大きいですが…)
最終ステージの今日は、パレードです。
最終ステージのステージ優勝を争うスプリント争い以外は、
お祭りのステージなので、レースの余韻に浸りたいと思います。