◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

意外なマイヨ アルカンシェル2008~2009

2008年09月29日 01時26分22秒 | サイクルスポーツ
今年のUCI世界選手権は、個人タイムトライアルに、グラブシュ(ドイツ)。
ロードには、アレハンドロ・バッラン(イタリア)と言う、
意外な選手が、共にマイヨ アルカンシェル(世界チャンピオン)を獲得した。

特に、ロードのアレハンドロ・バッラン選手の優勝にはビックリ!!

だって、普段アシストの選手(勿論この大会でも、イタリア有力のアシストとしてエントリー)なのに、
最後の残り3kmで、イタリアエース級選手にマークが集中している間隙を縫ってアタック!
見事ロングスプリントでレースを制してしまったからだ。

 レース途中も、積極的に集団を引っ張り、相当体力を消耗して居た筈。
レース終盤での揺さぶりアタックも、パンチ力が無くて「あ、これはもうスタミナ切れか!?」な感じ、
残り二周の時点では、走行中に肉離れを起こしていたと言うし、集団から千切れてしまった場面も有ったので、
いつリタイアしてもおかしく無い位の状況だったのに、最後の最後で、
見事に優勝!!

このレースで引退を表明していた、世界選手権2連覇中の、
イタリアのエース、パオロ・ベッティーニの、3連覇は成らなかったが、
イタリアチームとしての、三連覇は、ベッティーニの引退レースにも、
良い花道に成ったんじゃ無いかな?

 兎に角、そんな感じで、共に伏兵が優勝してしまった世界選手権。
こう言う展開も、意外と面白いですね。