◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

日銀総裁を安易な政局の道具にするなよミ○ス

2008年03月18日 01時34分29秒 | 兜町の乞食
筆者は、支持政党と言うものは特に無い。
この国をより良くする為には、どの政党がよりベターなのか!?
(残念ながら、この国の政治家(政党)は、ベストと呼べる政党は無い)
と言う事を基準に、その時々で決めている。

 なので、現在の与党政権が、良いとは絶対に思わない。
政治改革をする為には、与党にお灸を据える意味でのショック療法として、
政権交代は有効な手段だとも思っている。
しかし、それ以上に、悲しいかなこの国は、野党第一党を始めとした勢力が、
馬鹿過ぎてお話に成らない。

 野党第一党の連中は、短絡的に、福田政権の権威を失墜させるだけの為に、
日銀総裁人事で拒否権を使っているとしか思えない。
自衛隊の給油活動期限延長を頓挫させたり、今やろうとしている、
(ガソリン税)暫定税率延長を阻止しようとするのと同じノリでやっている節が有る。

 しかし、経済は生き物なのだ。
筆者は、今の景気がいざなぎ景気を超える長期の好景気だと言うけど、
決して景気が良いとは思えないし、少子化や資源が無いこの国は、
今後、このままの政治体制では、ジリ貧に成ると、非常に悲観している論者だ。
そんな中、現在円高やサブプライムローン問題に端を発する世界的金融危機。
そんな状況で、通貨の番人とまで言われる、日本銀行総裁が、
野党第一党のせいで、下手をすると不在の状態に成ってしまう可能性が有る。

 これは先進国の中では有り得ない非常事態だ。
中央銀行・蔵相会議で、日本は中央銀行の総裁が不在だ。
なんて事になれば、非常に危うい。
 しかも戦前から有る日銀の歴史でも、空白期間と言うのは初の非常事態。
本当にヤバイ!

 これでは日本経済は短期で滅茶苦茶に成ってしまうし、
先にも述べた様に、日本経済は非常に脆弱だと思っているので、
下手をすれば一気に2003年以上の株価低迷に突入して、
失った10年以上の、不景気に陥る可能性も有る。
 下手をすれば、餓死者も出ちゃうかも知れない。

 それ程重要な案件を、単なる政争の具位の軽いノリでしか考えられない、
あの人達に、ほとほと呆れ返ります。

 実は今回の円高(ドル安)だって、アメリカの金融収縮問題以前に、
日銀が安定出来ない、身動き取れない(介入をしない)事を見越して、
機関投資家がドルを売り捲くってる。
と言う説も有る。

 そう言う意識も無くてやってる様にしか見えない彼らに、本当に怒りを覚える。

 何度も言うけど、今の与党が良いとは決して思わない。
むしろ、昔の既得権益の保守しか頭に無い、駄目な政権だと思っている。
が、それでも政権与党を実際に運営しているだけに、現実的な問題をちゃんと見てるか?
と言う意味では、短絡的な思考だけで動いている野党よりは、
よりベターなのかな?と、仕方無しに、与党を認めなくては成らない状況に、
凄く憤りを感じます。

 筆者は、この総裁問題、自民党が、武藤氏断念の判断を出し、
さすがに今日は解決する(悪抜け)と思っていたが、
今日の回答で、完全に野党は、日本経済(日本国民の生活)などどうでも良く、
とにかく政権が取りたいだけなんだな。
と言う事が良く判りました。

 本来、投資家としては経済が上向く事を願わなければ成らないですが、
ここまで来ると、ミ○ス党が、ホームラン級の馬鹿な集まりで有る事を、
願うスタンスに切り替えた方が良いのかな?
と言う気がして来ました。